カードローンタイム

三井住友銀行のカードローンは、申し込み後の審査回答が最短当日です。

ただ、申し込み完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては、審査回答に時間を要することもあります。

銀行で借りるカードローンの審査は、警視庁のデータベースへの情報照会も行われます。

反社会的勢力への貸し付けを防ぐためのものとなるため、最短当日回答でも時間がかかることもあります。

消費者金融ではこのような確認は行われていませんが、銀行カードローンであればどこでも行っています。

それでもどうしても今日中にお金が必要、すぐに借りられないと意味がないという場合には、申し込み当日の即日融資を可能とする消費者金融の利用を考えることになります。

消費者金融といっても特に不安に感じることはなく、例えばプロミスはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社のサービスブランドであり、三井住友銀行カードローンの保証会社にもなっているため、怪しいところでもありません。

それでいて平日も土日も申し込み当日の即日融資も可能となっているので、急ぎで現金が必要な状況であればプロミスは頼れるカードローンとなります。

三井住友銀行カードローンでは申し込み当日には借りられませんが、多少の日数がかかることを知った上で、10万円を借りた場合について考えてみます。

まず気にする方も多い金利ですが、三井住友銀行カードローンは極度額によって金利が段階的に決められており、少額となる10万円の借り入れとなると上限金利の適用となることも多くなります。

ただ、仮に極度額が500万円で借り入れ金額が10万円とすると金利は変わるため、実際の適用金利に関しては契約極度額に応じた金利帯を見ておく必要があります。

三井住友銀行カードローンの金利は、極度額に応じて以下のようになります。

最も高い金利で極度額100万円以下の年12.0％～14.5％です。

カードローンの金利は上限を見ておいたほうが返済を考える上では間違いが起きにくいので、大きくない限度額で10万円を借りるとするなら、三井住友銀行カードローンの適用金利は年14.5％ということになります。

年14.5％の金利と聞くと、住宅ローンやマイカーローンと比べると高い、負担が重すぎると感じるかもしれません。

銀行のカードローンならもっと低金利で借りられると考えていた方もいるかもしれませんが、カードローンは目的ローンとは異なり、金利はどうしても高く付いてしまいます。

それでも三井住友銀行カードローンは消費者金融と比べると優れた金利水準で、例えば上で触れたプロミスは10万円を借りる際には上限の17.8％の実質年率が適用される場合が多く、アイフルも似た水準で18.0％の実質年率となることが多いのです。

プロミスの金利は実質年率4.5％～17.8％の間でいくらの適用になるのか

プロミスは貸付条件の金利が実質年率4.5％～17.8％と幅が持たれており、下限と上限ではとにかく大きな開きがあります。

≫続きを見る

カードローンの良いところは、担保や保証人が不要で借りられて、さらに生計費の範囲内であれば用途が自由になる点にあります。

生活費としての利用でも、趣味やレジャーでお金を使いたいときでも、借りるたびに資金使途を申告する必要もなく、自身の目的や計画に合わせて利用ができます。

その代わりの金利と考えて多少の妥協が必要で、金利をどうするかよりも、返済を工夫して利息負担を減らすことを前向きに考えたほうが良いのです。

金利が高く付くと毎月の返済金額が大きくなると感じてしまいますが、カードローンは返済金額が少なくなっているのも一つの特徴です。

三井住友銀行カードローンも毎月の返済金額は大きくはなく、月々にあまり大きな金額は返済に回せないといった方でも、計画的に利用ができるようになっています。

カードローンの金利からは高い返済金額をイメージしてしまうものですが、実際には数千円での返済が進められるので負担は大きくはありません。

三井住友銀行カードローンの毎月の返済金額は、返済時点での借り入れ残高によって変動をするようになっています。

金利は極度額によって変動をしていましたが、毎月の返済金額は以下のように、借り入れ残高によって変わります。

全てを記載すると長くなりすぎるので100万円以下までとしていますが、100万円超で借りている場合も段階的に返済金額が増えていきます。

さすがに100万円超で借りると毎月の返済金額は多くなるものの、10万円や20万円といった少額の借り入れであれば、三井住友銀行カードローンの毎月の返済金額は2,000円や4,000円と、決して多くはないのです。

カードローンを初めて使う方、初めて借りる方からすると、カードローンは返済は返済が重くて苦しくなるとイメージされるかもしれません。

しかし、実際には借り入れ残高が少なければ毎月の返済金額も多くはなく、余裕を持った返済ができるようにもなっています。

だからといって使いすぎ、借りすぎとなると返済が負担とはなりますが、しっかりと計画を持って借りるのであれば、そこまで大きな負担とはならずに返済が進められます。

カードローンの返済におけるメリットの一つに、毎月の返済に加えての追加入金が、事前連絡や手続き、余計な繰り上げ返済手数料など不要で行える点があります。

三井住友銀行カードローンで10万円を借りると毎月の返済金額が2,000円というのは上の表の通りですが、10万円を借りた場合は、毎月に2,000円の返済しか受け付けないわけではありません。

お金に余裕があって追加で1,000円返済できそう、あと2,000円は追加で返済ができるというのであれば、その分を追加で入金しておけば、それだけ借り入れ残高が減ることになり、完済までにかかる期間が短くできるようになります。

カードローンの完済までにかかる期間はなるべく短くするようにしたい

カードローンは借りる金額こそ少額となる場合が多いですが、完済までにかかる期間はどうしても長くなりがちです。

≫続きを見る

三井住友銀行カードローンは、申し込みにおいては三井住友銀行の口座有無は問われません。

三井住友銀行の口座がなくても申し込みが行えますが、手続きの進め方、内容においては、どちらかと言えば三井住友銀行の口座がある方向けのカードローンとなっています。

普通預金口座がない方でも申し込みは行えても、審査や契約、借り入れまでにかかる時間は、口座がある方に比べていくらか長くなってしまうこともあります。

三井住友銀行の口座をお持ちの方は、カードローン申し込み時に入力項目が少なく済みます。

口座開設時にカードローン申し込みと共通する項目をいくつか入力しているためで、三井住友銀行側としては既にその情報を持っており、カードローン申し込みで再度入力をする必要がなくなります。

いくつもの項目を入力して申し込みとなると手間になってしまったり、不備やミスも出てしまいがちですが、三井住友銀行の口座があれば、その手間はいくらか削減できるようになります。

申し込み内容のミスや不備で審査落ちになる！？連絡先は特にしっかりと確認を

カードローンはWeb申し込みが主流になったことで、手軽になった反面、申し込み内容のミスや不備が目立つようにもなってきています。

≫続きを見る

口座がない場合にはローンカードを使っての借り入れとなりますが、口座がある方は手元のキャッシュカードでカードローンが利用できます。

専用のカードを発行する必要がないので借り入れがバレにくく、銀行のATMで自然に利用ができる分だけ使いやすくなります。

財布の中に余計なカードが増えることもないため、キャッシュカードで借りられるのは大きな利点です。

三井住友銀行の普通預金口座がなくても、三井住友銀行カードローンは利用ができます。

申し込みの項目が多少増えることや、キャッシュカードで利用はできず専用のローンカードでの利用となるだけで、金利や極度額が不利になるといったこともありません。

それでも銀行のカードローンは口座がある方向けとなっているところも多いので、三井住友銀行の普通預金口座がない方は他カードローンも参考までに見ておくと良いでしょう。

10万円だけどうしても急ぎで借りたい、今日中に借りたいという場合には、三井住友銀行カードローンではどうにもなりません。

口座があっても即日融資ができないことには変わりはないので、もしすぐに借りたい、今日か遅くても明日までには借りたいとなれば、三井住友銀行以外でのカードローン利用を考えることになります。

三井住友銀行以外とは言っても、即日融資を希望するなら銀行は選択肢から外れることになり、ノンバンクとされる消費者金融のカードローンから選ぶことになるでしょう。

消費者金融はとにかく早くに借りられるのが魅力です。

TVCMでもお馴染みのアイフルは最短18分で借りられるようになっており、平日でも土日でもその日のうちに10万円を借りることができます。

三井住友銀行カードローンでは対応ができない週末であっても、アイフルなら当日中の利用も可能です。

アイフルの審査に通ったのはどんな人？誰なら審査に通る？

アイフルへの申し込みを考えているけど審査に通るか不安、借りられるか分からないと、躊躇ってしまう方も少なくありません。

≫続きを見る

SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスも、最短3分融資と銀行カードローンよりも大幅に早くに借りられます。

アイフル同様に土日も対応をしており、さらにプロミスの場合には、三井住友銀行ATMなら手数料無料でカードが使えるようになっています。

提携ATM利用手数料は無駄でしかなく、できる限り抑えておきたいものですが、プロミスの場合であれば三井住友銀行ATMで手数料がかからないので無駄がありません。

アイフルもプロミスも三井住友銀行カードローンよりも早くに借りられますが、その代わりに金利は少し高くなってしまっています。

それでも10万円だけ借りるなら金利差による利息負担の違いもそこまでは大きくはなく、毎月の返済金額についても消費者金融だからといって数万円になるといったこともありません。

参考までに、主な消費者金融と三井住友銀行カードローンの金利や返済金額の違いを一覧にしたのが以下の表です。

金利や返済金額では銀行だけあって消費者金融よりも優れている三井住友銀行カードローンですが、内容がどれだけ良くても、審査に通ってお金が借りられないことには意味がありません。

三井住友銀行カードローンのように優れた内容になっているカードローンほど審査が厳しく、申し込みをしても審査に通らない、借りられないとなってしまうこともあります。

どうしても10万円が必要で借りたい、できれば審査でミスをしたくないと考えるのであれば、金利や返済金額もたしかに重要ですが、自分自身の状況で借りられるカードローンを選ぶことも重要になってきます。

三井住友銀行カードローンの利用条件には、年収がいくら以上といった下限が設けられているわけではありません。

それでも借りるためにはある程度の年収が求められることにはなり、アルバイトやパートの方、収入がそこまで多くはない方では審査通過が難しくなる傾向にあります。

申し込みをしても日数が待たされるだけで審査に落ちてしまうことも多くなるので、審査に自信がない方の場合には、三井住友銀行ではなく他カードローンの利用を考えたほうが良いかもしれません。

消費者金融の場合にも年収の条件は設けられていませんが、あまり収入が多くない方でも利用ができるようになっています。

アルバイトやパートの方はもちろん、収入は多くはなくても自身で安定した収入を得ている方なら、消費者金融での審査通過は十分に可能となります。

希望額が10万円などの少額であればさらに審査通過率も上げられる可能性があるので、お金を借りることを重視するなら、審査が厳しい三井住友銀行カードローンよりも消費者金融です。

審査に通るための「安定した収入」とはそもそもがどのような収入なのか

消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシングを利用するにあたっては、「安定した収入」が必須となります。

≫続きを見る

カードローンを見るとき、まず金利で比較をする方も少なくありません。

たしかに金利は大事ですが、それよりも重要なのはその金利帯のカードローンの審査に通るか、借りられるかです。

ローン商品はカードローンに限らず金利が低くなればなるほどに審査が厳しくなるため、自身の状況からその金利で借りられるかはまずしっかりと考える必要があります。

いくら金利で比較をしても借りられなければ何の意味もないので、三井住友銀行カードローンだけに限らずですが、10万円などの少額を借りる場合には特に、まずは借りられるかどうかでカードローンの候補を絞っていくと良いでしょう。