カードローンタイム

カードローンの利息は無利息期間などのサービスを除けば、借りている間は常にかかり続けます。

完済までに長い期間を要してしまえばその間で発生する利息も増えていくので、最終的な利息総額も膨れ上がります。

なるべく利息を抑えてカードローンを利用したいのであれば、完済を早めることがとにかく重要です。

各借り入れ先の返済表などを見ると分かる通り、カードローンの毎月の返済金額は決して多いものではありません。

毎月の返済金額は金利が低いからといって少なくなるわけではない

カードローンはお金を借りてそれで終わりではなく、借りた後はしっかりと返済をしなければなりません。

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10万円程度の借り入れなら毎月の返済は4,000円前後となっている場合が多く、少しずつの返済で無理なく進められるようにはなっています。

しかし、この金額だけの返済では、完済までに非常に長い期間がかかってしまうので足りないとも言えます。

完済を早める返済を進めるなら、毎月の入金額を上乗せする繰り上げ返済が欠かせません。

毎月の最低返済金額に加えて入金をすれば、その分は借り入れ残高への返済に充てられるので完済が早まります。

完済が早まれば最終的に支払う利息も減らせるようになるので、余計な利息を払いたくないなら多めの返済が必要になります。

カードローンは繰り上げ返済を駆使して利息を減らすのがポイント

カードローンで借りたお金は、決められた期日までに決められた金額だけを返済すれば良いのですが、それに加えて繰り上げ返済を活用することで利息が減らせるようにもなります。

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借り入れ金額に応じて毎月の最低返済金額が決められているのがカードローンの特徴ですが、その通りの金額だけで返済を進めると完済は見えてきません。

5万円や10万円などの少額の借り入れでも、毎月の返済を最低金額だけとすると完済までにかかる期間は3年以上となります。

借りる金額が30万円を超えてくると最低金額だけの返済では5年以上も完済までにかかる場合もあるので、とにかく長い期間を要してしまうのです。

プロミスで例を挙げると、最低返済金額だけで進めた場合は30万円以下の借り入れの場合には3年、30万円超の借り入れの場合には5年もの期間が完済までにかかります。

プロミスの審査基準や融資時間と借りるために必要な条件を確認

来店不要で最短即日融資も可能となる大手消費者金融のプロミスは、早くに借りるためのサービスが充実していることですぐにお金が必要な方を中心に人気が高くなっています。

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ただこれは返済途中に一度も借りなかった場合で、返済途中に返した分を再び借りるなどすればさらに完済までの期間は延びます。

また、借り入れ先によっては最低金額だけの返済ではさらに長い7年や10年といった期間がかかるところもあるので、最低金額だけの返済で完済を目指すのは無謀です。

プロミスの公式サイト上にある返済シミュレーションを使って見てみると、10万円を実質年率17.8％で借り入れ、返済を毎月4,000円とした場合、完済までには32か月かかることになっています。

シミュレーションなので多少のずれがありますが、毎月の返済金額を少しだけ上乗せして5,000円ずつの返済とした場合、完済までにかかる期間は24か月と大幅に短縮ができます。

さらに少額の上乗せで4,500円ずつの返済とした場合でも、借りている金額が少ない分だけ完済までにかかる期間は28か月と当初の計画より4か月も短縮できるようになります。

ローンはシミュレーションをしっかりとしてから借りるようにしたい

住宅ローンやマイカーローンのようなまとまった金額を借りる目的ローンだけでなく、少額を借りるカードローンにおいても利用前のシミュレーションは欠かせません。

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いつまでもカードローンの借金を抱えているのは、いつ組むことになるか分からない住宅ローンの審査なども考えても良くはありません。

なるべく早くに完済ができるようにしておきたいので、毎月の返済金額を入金した上でお金に余裕があるなら、返済に優先的に回すようにすべきです。

返済に回しすぎて手持ちのお金がないとなっても、カードローンなら問題ありません。

カードローンは借り入れ限度額の範囲内なら、繰り返し何度でも借りられます。

利用におけるトラブル等がなければ再申し込み不要ですぐに借りられるので、返済を多めにしすぎてしまって生活費が足りないとなっても、限度額の中からまた借りれば何とかなります。

お金が足りないときどうする？生活費や支払いのお金がどうしても足りない

お金は毎日のように出て行ってしまうため、雑な使い方をしてしまったり急な出費が重なるなどすると、給料日前にはお金が足りないといった状況にも陥りがちです。

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だからと言って返した分をまた借りてを繰り返すといつまで経っても完済ができませんが、返済をしすぎてしまったときでもカードローンなら困ることはそこまでありません。

返済をした上で余剰金があるとしても、すぐに返済に回さずに「給料日までこのお金が残ってたら追加で返済をしよう」と考えるのは危険です。

給料日までにお金があれば「どうせ給料が入るから」と、給料日に合わせて無駄遣いをする可能性が高くなります。

生計費として必要なお金なら良いのですが、借金がある状態で無駄遣いをしてしまうのはやはり良くないので、お金が余っているなら積極的に返済を行うようにしましょう。

計画よりも早めに完済ができるのは、余裕のある返済ができているという場合が多いです。

収入に対しての借金総額がそこまで多くなく、返済にも余裕が持てているのであれば、カードローン会社からすれば優良顧客となります。

優良な顧客にはなるべく多くを借りてもらいたいと当然考えているため、早めの完済はより多くを借りてもらうための限度額増額の案内も届きやすくなります。

カードローンの限度額増額はいつから？増額は契約後すぐにできる？

カードローンは目的ローンとは異なり、限度額の増額によって契約中により大きな金額が借りられるようになっています。

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カードローンの限度額増額は、単純に借りられる金額が増えるだけがメリットではありません。

限度額増額は契約内容を変更する機会ともなるため、それに伴って金利の引き下げにも期待が持てます。

完済後であれば無理に使う必要もないので、金利を下げてくれなければ借りない、増額もいらない、解約もするとはっきりと伝えてみるのも一つの手です。

1社完済をしたとしても、まだ他社に借金がある場合には、限度額の増額によって借り換えができる可能性があります。

何社か借りてしまっているとしても増額と金利の引き下げができれば、返済の一元化も考えられます。

何社もある中で1社だけ完済を早めるというのは簡単ではありませんが、多くの借り入れ先でずるずると返済をしても完済が見えてこないので、複数ある場合も金利が高いところから優先して完済を目指していくと良いでしょう。

おまとめローンと債務整理、借金が多いときはどっちがいい？

カードローンやクレジットカードのキャッシング、またはショッピングの支払いなど、借金が増えてきてしまったときに考えられるのが、おまとめローンや債務整理です。

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住宅ローンやマイカーローン、フリーローンといった商品は返済が終わると契約もそこで終わります。

また利用をしたいとなってもそのままでは借りられず、再度申し込みをして審査、契約をしなければなりません。

しかし、カードローンは完済をしてもそのまま解約となるわけではないので、完済後にお金が必要になっても再申し込みの必要なく、限度額の範囲内で借りられます。

カードローンは完済後、解約の手続きをしない限りは契約は残ります。

カードローンは解約自体は簡単でも手続きが必要となる

「新しいカードローンを作ったから古いカードローンはいらない」「お金に困っていないのでカードローンはいらない」などの理由で、カードローンの解約を考えている方もいるかと思います。

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解約後に何年も利用をしていない、連絡が取れなくなっているなどの場合には解約となることもありますが、完済後にすぐにそのまま解約となるわけではありません。

完済後に解約がされないのは、再びお金を借りることを考えるとメリットが大きいです。

しかし、他のローンやクレジットカードの審査を受ける際には「契約が残っている＝借金」として扱われるため、解約手続きをしないとどうしても不利になってしまいます。

完済をしたら解約にならないのはメリットでもあり、デメリットでもあるのです。

カードローンやキャッシングの借金にはリスクやデメリットもある

カードローンやキャッシングは保証人も担保も不要で借りられるので、借り入れに関しては特にリスクやデメリットを感じないという方もいるかもしれません。

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早めに完済をした場合、当初の計画通りにゆっくりと完済をした場合のどちらでも、完済後は契約をどうするかはしっかりと考えておいたほうが良いです。

一度解約をすると同じところで借りるとしてもまた申し込みをしなければならず、状況次第では審査落ちとなることもあります。

またお金を借りる予定があるなら完済後は契約を残しておき、住宅ローンなどの大型のローン審査を受ける予定があるなら迷うことなく解約をするなど、利用状況に応じて決めるようにすると良いでしょう。