東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」は、パソコンやスマートフォンから予約審査の申し込みができますが、審査結果の連絡後、正式な申し込みと契約のためには来店が必須となります。
近くの取扱店まで行かなければならないので手間がかかり、来店不要で契約まで進められる他のカードローンと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
その代わりに、消費者金融では総量規制の関係で利用がしづらい専業主婦の方でも配偶者の安定収入で借りられるので、手間がかかる分だけメリットもいくつかあります。
東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」は、東日本銀行の営業エリア周辺となる東京都、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県にお住まい、またはお勤めの方が利用対象となります。
地域外の方では利用ができず、東京都の中央区に本店がある東日本銀行らしく、東京都を中心とした1都5県の方に利用が限られています。
また、地域内なら誰でも借りられるというわけでもなく、その他の利用条件も満たす必要があるのでよく確認をしておきましょう。
カードローン「ゆあポケットⅡ」の利用には、地域以外にも以下の条件を満たさなければなりません。
・満20歳以上69歳以下の方
・本人または配偶者に安定した収入がある方
・電話連絡が可能な方
・保証会社の保証が受けられる方
・東日本銀行の基準を満たす方
年齢は上限に多少の違いはあるものの、大体はどこのカードローンも同じような条件となっています。
収入に関しても同様で、本人または配偶者に安定した収入があれば、雇用形態や年収額については問われていません。
申し込みをするだけであればアルバイトやパートの方でも対象にはなっているので、審査結果は別として申し込みをするだけなら多くの方が対象となります。
東日本銀行の「ゆあポケットⅡ」が利用できるかどうかは、利用条件の中にある保証会社の保証が受けられるかどうかにかかっています。
東日本銀行の基準を満たすというのも条件の中には入っていますが、それよりもとにかく重要なのが保証会社の審査基準を満たせるかどうかです。
審査基準は公表されているわけではないので細かな内容までは分かりませんが、銀行で借りるカードローンは審査が厳しいことは明らかなため、申し込みはできても審査に通らないという方も多く出てきてしまいます。
申し込みをするだけなら収入が多くなくても問題はありませんが、審査通過となると難しくなります。
アルバイトなどの方で年収が200万円以下となると「ゆあポケットⅡ」の保証審査をクリアするのは難しく、申し込みをしても無駄に終わってしまう可能性が高くなります。
無駄な申し込みとなると手間も時間もかかるだけなので、収入が多くないなどで東日本銀行の「ゆあポケットⅡ」で借りるのは厳しそうと感じられるのであれば、借りられる他のカードローンを選んでおくほうが良いでしょう。
東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」の金利は年2.9%~14.5%となり、保証会社の審査によって適用される利率が決められます。
保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社となり、収入や他社での借金の状況、保証会社の基準などによってどの利率になるかが決められます。
加えて最大で500万円となる極度額からいくらの枠になるかも決められることになり、基本的に極度額が大きくなれば金利も低くなるといった内容です。
銀行のカードローンでは極度額や限度額に応じて、段階的に適用される金利が決められている場合が多いです。
100万円以下の枠なら金利は〇〇%、100万円超200万円以下の枠なら金利は△△%といった具合ですが、東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」の場合には特にそういった記載はありません。
金利も年2.9%~14.5%といっても年2.9%、年7.0%、年9.8%、年14.5%の4段階の振り分けで、極度額は10万円以上500万円以内の10万円単位の設定であるため、極度額によって金利が決められるわけではないです。
実際には保証会社の基準として極度額がいくらなら金利はどの程度というのは決められている可能性が高いですが、それを申し込み前に知ることもできません。
そのため、借りる前に返済のシミュレーションをするのであれば、金利は最も高くなった場合として年14.5%での返済負担、利息計算で考えておくと良いです。
希望を込めて低い金利での計画を立ててしまうと、その金利にならなかった場合に計画が狂ってしまうことになるので、返済のシミュレーションは最も高い金利で行うのが基本です。
「ゆあポケットⅡ」の契約には本人確認書類が必要となりますが、極度額が50万円を超える契約となる場合には、収入を証明する書類の提出も必須となります。
収入証明書類は一例を挙げると源泉徴収票や公的な証明書、自営業者の場合には確定申告書などが該当します。
給与明細では収入証明書としては弱い場合があるので、50万円超で借りたい場合、審査の結果で50万円超の極度額となった場合には、どのような書類であれば収入証明書として使えるかは問い合わせて確認をしておきましょう。
東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」の返済は毎月10日が期日となり、借り入れ残高に応じた返済金額が普通預金口座から引き落とされます。
10日が銀行休業日の場合には翌営業日の扱いとなりますが、どちらにしても返済金額分の残高があるかどうかはしっかりと確認をしなければなりません。
残高不足となると追加での借り入れができなくなったり、今後の増額もできないなどの場合もあるので、必ず確認をするようにしてください。
「ゆあポケットⅡ」の返済金額は返済日前日の借り入れ残高に応じて、それぞれ以下のように決められています。
借り入れ残高 | 返済金額 |
---|---|
50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 70,000円 |
借り入れ残高が1万円未満で残っている場合には、残高の全額が返済金額になります。
上記の返済金額は毎月の最低返済金額であり、それに加えて追加で返済をすることも可能です。
東日本銀行のATMやセブン銀行、ゆうちょ銀行などの提携ATMでローンカードを使って任意の金額が返済でき、追加での返済は借り入れ残高に充てられます。
任意での返済を積極的に進めておけば残高がみるみる減っていくので完済が早まり、完済が早められれば最終的に支払う利息も減らせることで負担を軽くしたカードローン利用ができるようになります。
東日本銀行には「ゆあポケットⅡ」以外にも、「BIZポケット」と「ホームカードⅡ」のカードローンがあります。
それぞれの特徴は名の通りとなり、「BIZポケット」は個人事業主が対象、「ホームカードⅡ」はマイホームなど住宅を所有している方が対象となるカードローンです。
どちらも利用対象が「ゆあポケットⅡ」より限られますが、その分だけ低金利であったり好条件で借りられるようにもなっています。
「BIZポケット」は営業実績2年以上の個人事業主を対象としたカードローンで、資金使途は事業資金を含めて自由となっています。
個人の生活費としての利用であっても事業資金であってもどちらも自由に使えるので、事業資金には使えない「ゆあポケットⅡ」よりも便利に利用ができます。
金利も年7.5%か13.5%と上限金利では「ゆあポケットⅡ」よりも低いので、利用条件を満たせる個人事業主の方が借りる場合には、「BIZポケット」を選んでみるのも良いでしょう。
東日本銀行のカードローン「ホームカードⅡ」は、自身で住宅を持っており、さらに現在の勤務先の勤続年数が1年以上の方が利用できます。
住宅保有という利用のためのハードルの高さはありますが、その代わりに金利が年6.975%(変動金利)と低くなっているのが特徴で、より低金利で借りたい方のためのカードローンとなっています。
ただ、金利の低さは魅力ですが、利用のための条件だけでなく保証会社による審査基準も厳しくなるので、住宅を保有している、勤続年数の条件を満たしているというだけで必ず借りられるというわけではありません。
「ホームカードⅡ」は利用のために住宅を保有している必要がありますが、住宅を担保として契約をするわけではありません。
保証会社となる株式会社かんそうしんの保証を受けるため、「ゆあポケットⅡ」や「BIZポケット」と同じく担保も保証人も不要で利用ができます。
また、カードローン以外となると東日本銀行には有担保ローンなども用意をしているので、住宅などの不動産を担保にしてお金を借りたい場合には、店頭窓口等で相談をしてみると良いでしょう。
東日本銀行のどのカードローンも、申し込みから審査、契約まではどうしても手間も時間もかかるのがデメリットです。
Webでの予約審査も結果がすぐに出るわけではなく、数営業日はかかる場合が多いです。
それだけ待って審査結果がOKとなればまだマシですが、待った結果がお金が借りられないとしまっては時間も無駄にすることになってしまいます。
東日本銀行のカードローンは申し込みからすぐに借りられるわけではないので、今すぐにお金が必要な方よりは、今後にお金が必要になることが分かっている方に適しています。
例えば結婚式に呼ばれているけどお金が足りない、旅行の予定があるけど手持ちのお金で足りるか分からないといった状況であれば、多少は時間がかかっても問題はありません。
それなら何も今すぐに借りる必要はないので、契約や借り入れまでに時間がかかるとしても、いくらか低金利で借りられる東日本銀行のカードローンが向いているということになります。
金利などは魅力であっても、どうしてもすぐに現金が必要なら、東日本銀行以外のすぐに借りられるカードローンを選ぶ必要があります。
緊急時の借り入れ先として人気が高いのが全国対応の大手消費者金融で、プロミスやアコム、アイフルなどの有名消費者金融なら、平日も土日も最短1時間で借りられるのですぐに借りたい方に適しています。
消費者金融と聞くとサラ金、街金といったイメージで何だか怖く感じられるかもしれませんが、現在の消費者金融は貸金業法による規制も厳しくなったことで、初めての方でも女性の方でも安心して利用ができるようになっています。
プロミスであれば17.8%、アコムやアイフルであれば18.0%が実質年率の上限となるため、東日本銀行のカードローン「ゆあポケットⅡ」に比べるといくらか高くなってしまいます。
しかし、毎月の返済金額に関しては重くはなく、特に5万円や10万円を借りている場合なら消費者金融は毎月の返済が2,000円や4,000円と、東日本銀行のカードローンよりも軽いです。
その分だけ返済が長期化する可能性があるのでしっかりとした返済計画が求められますが、消費者金融のカードローンはすぐに借りたい方、毎月の返済を少しずつ進めたい方にも人気です。
何より、東日本銀行では対応ができない申し込み当日の即日融資による借り入れが利用できるのが大きな利点であるため、急な出費でお金が必要になってしまった場合には、消費者金融での借り入れも考えてみると良いでしょう。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。