カードローンタイム

サラ金は金利が高い、サラ金は取り立てが厳しいというのは一昔前の話です。

たしかに以前はグレーゾーン金利での貸し付けによる高い金利や、過剰な貸し付けによって返済不能に陥ってしまった利用者に対する厳しい取り立ては、テレビや新聞等を賑わすほどに厳しいものでした。

しかし、2006年に貸金業法が改正されてグレーゾーン金利が撤廃され、あわせて総量規制が施行されたことで状況は大きく変わっています。
参考：貸金業法の概要【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

貸金業法の改正によって定められた総量規制は、貸金業者からの借り入れを年収の3分の1までに制限をするものです。

総量規制ができる前は年収以上の借り入れを抱えてしまい、返済ができなくなるといった方も多くいましたが、総量規制によってそういったことは起こらなくなっています。

とは言え、年収の3分の1まで借りてしまえば返済は大きな負担となるため、借りすぎには気を付ける必要があります。

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過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。

引用：お借入れは年収の3分の1まで（総量規制について）【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

グレーゾーン金利の撤廃によってサラ金での借り入れは10万円未満で20.0％、10万円以上100万円未満で18.0％、100万円以上で15.0％までの上限金利が定められました。

以前はグレーゾーン金利によって最大で29.2％までの金利がかかっていましたが、今のサラ金なら高くても20.0％まで、大手消費者金融ならプロミスが17.8％、アコム、アイフル、SMBCモビットは18.0％が上限金利となっています。

20.0％の金利がかかるのは一部の中堅サラ金で借りた場合に限られますが、限度額が10万円以上となれば18.0％まで、100万円以上となれば15.0％までの金利となります。

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利負担の軽減という考え方から、今回の改正により、平成22年6月18日以降、出資法の上限金利が20％に引き下げられ、グレーゾーン金利が撤廃されます。これによって、上限金利は利息制限法の水準（貸付額に応じ15％～20％）となります。

引用：貸金業法のキホン：金融庁

以前のサラ金は返済ができなくなると自宅や会社へも取り立ての電話が入る、直接訪問をしてくるといったこともあり、厳しい取り立てが社会問題になったこともありました。

暴力的な言動をするサラ金もあったほどですが、現在のサラ金は厳しく定められたルールのもとでの取り立てとなるため、以前のような事件性がある取り立ては大手サラ金では起こり得なくなっています。

だからと言って返済をしなければ法の定める範囲内での催促、督促は行われるようになるので、取り立てが以前ほど厳しくなくなったからと言って、当然ですが返済を疎かにしても許されるわけではありません。

一昔前のイメージが強いためですが、サラ金だとお金を借りやすい、審査に通りやすいと感じている方も少なくありません。

総量規制がない時代はたしかに申し込みをすれば多くの方が借りられたものですが、現在のサラ金は年収の3分の1までの借り入れに制限がされる総量規制があるため、目立って借りやすいといったことはなくなっています。

サラ金でもしっかりとした審査は行っており、一定の審査基準を満たせない方ではお金が借りられないので、サラ金なら大丈夫と簡単に考えて申し込みをするのも良くありません。

とは言え、サラ金でお金を借りるための条件は特別難しいものではありません。

アルバイトやパートでも安定した収入があり、他社での借金がある方は返済が正常にできており、申し込み金額を含めて年収の3分の1までの借り入れになっているのであれば、サラ金で借りられる可能性があります。

サラ金の審査に通るために年収がいくら以上必要といった基準はなく、安定した収入を得ているのであれば収入額問わず、サラ金での利用基準は満たせることになります。

審査に通るための「安定した収入」とはそもそもがどのような収入なのか

消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシングを利用するにあたっては、「安定した収入」が必須となります。

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ただ、利用をするためには各サラ金の利用基準を満たす必要があり、安定した収入があったとしても審査基準がクリアできないとお金は借りられません。

審査基準はサラ金各社各サービスによって異なり、審査の内容に関しても明かされていないので申し込みをしてみないと分かりませんが、中にはどうしても審査に通らないといった方もいます。

審査に通らないとしても審査落ちになった理由はどのサラ金も教えてはくれないので、サラ金なら簡単に借りられるとは考えないほうが良いです。

サラ金は例えば大手同士でも、中小それぞれでも審査の基準は異なるとされているため、大手サラ金のどこかでご融資いたしかねますと審査落ちになってしまったとしても、他の大手サラ金ならOKとなることも珍しくありません。

だからと言って立て続けに申し込みをしたり、むやみやたらに多くのサラ金に申し込みをしてしまうと信用情報を汚すことになるので避けるべきですが、どこか一つのサラ金で借りられなかったとしても諦める必要はありません。

どのサラ金で借りるにも無審査とはいかないものの、審査自体は異なるので、審査落ちとなってしまって通るか不安に感じられる方は、他のサラ金に申し込みをする前に店舗や近くの契約機で直接相談をしてみるのも悪くはありません。

近くの無人契約機の場所が知りたい！24時間営業の無人機はある？

雑居ビルや幹線道路沿いに設置がされているのを見かける消費者金融の無人契約機ですが、いざ使ってみようと思うと近くの無人契約機の場所が分からなくなってしまうものです。

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駅前の雑居ビルなどでよく見たサラ金の有人店舗は、今では大きく数を減らしています。

大手サラ金でも有人店舗は全国に数えるほどしか設置をしておらず、地域によっては店舗の設置がないのでなかなか来店をするのも難しいです。

ただ、有人店舗ではなく無人の契約コーナー、契約機であれば多くの設置があり、日本全国各地の近くのサラ金で契約ができるようになっています。

来店不要でWeb契約も可能となるサラ金では、契約後に自宅宛にカードが郵送される場合が多いです。

申し込みからWeb契約までは誰にも知られずに進められたとしても、契約後の郵送物でサラ金での借り入れがバレてしまう可能性があります。

その点、近くの契約機でカードを受け取れば郵送物なく契約が完結でき、さらには土日でも夜でも営業時間内なら最短即日のカード受け取りも可能なため、すぐお金を借りたいときにも役立ちます。

サラ金での借り入れは近くのコンビニでも行えるようになっており、コンビニの提携ATMでカードを使って、または借り入れ先によってはカード不要でスマホアプリでお金が借りられます。

契約後はわざわざ借り入れ先の自社ATMまで行く必要はなく、近くの提携ATM、またはインターネットを使った銀行振り込みなどで素早く便利に利用ができます。

初回借り入れ時は申し込みと審査が必要となりますが、契約後なら限度額の範囲内で何度でも借りられるため、追加で借りる際には審査を受ける必要なく、素早く現金を手にできるのです。

カードローンやキャッシングはコンビニの提携ATMで借りるのが便利

カードローンやキャッシングの多くはコンビニのATMが提携ATMとなっていることで、近くにあるコンビニですぐにお金が借りられます。

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大手の消費者金融の場合には、契約後は24時間いつでも振り込みによる借り入れが可能となっているところがあります。

曜日や時間を問わずに銀行振り込みで借りられますが、振り込み後は結局ATMからお金をおろさなければならないため、実際には銀行振り込みによる借り入れはあまり使われていません。
参考：こんなお客様にご利用いただいています｜アイフルの「お借入方法の割合」

それでも原則として24時間対応となる銀行振り込み融資は便利であり、利用ができることは知っておいても損はないでしょう。

サラ金のカードローンを使う場合には、いくら上限金利がしっかりと定められているからと言って、無駄遣いや余計な用途への借り入れに使うのは避けるべきです。

借りれば返済をする必要があり、返済をする際には利息の支払いもあるため、余計な借り入ればかりを重ねてしまうと毎月の返済が大きな負担となります。

金利は一昔前のサラ金と比べるとマシにはなっていますが、それでも目的ローンと比べれば当然ながら金利は高くなるので注意が必要です。

サラ金の毎月の返済金額は借り入れ残高によって変動をする場合がほとんどで、限度額がいくらであっても借りる金額が大きくなれば毎月の返済金額も多くなります。

例えばプロミスの返済金額を見てみると以下のようになっており、借りる金額を少なくしておけば毎月の返済も少しずつで進められるので、借りる前には各サラ金の返済金額は必ず確認をしておくようにしましょう。

毎月の収入と支出から返済に回せるお金を計算し、借りるにあたっては返済金額が超えないようにしなければなりません。

超えないとしてもギリギリでの借り入れもできればやめておくべきで、返済に関しては毎月余裕を持って、上乗せをしての返済ができるぐらいの範囲で借りるのが理想です。

サラ金の返済は毎月に決められた金額を入金すれば問題はないのですが、最低額の返済だけだと完済までの期間が長引いてしまい、結果として多くの利息を支払うことになるので余裕を持っておくのが良いのです。

カードローンの完済までにかかる期間はなるべく短くするようにしたい

カードローンは借りる金額こそ少額となる場合が多いですが、完済までにかかる期間はどうしても長くなりがちです。

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サラ金でお金を借りている間は利息がかかり続け、借りている期間が長くなれば支払う利息もそれに伴って多くなってしまいます。

利息はかかるだけ無駄な出費となり、利息だけは払っても払っても借金が減っていかないため、できることならかかる利息を減らし、早めに返し終えられるようにしておきたいのです。

ギリギリの返済金額で借りてしまうと上乗せをしての積極的な返済もできなくなってしまうので、なるべくなら返済金額に余裕が持てるようにお金を借り入れ、返済もどんどんと進められるようにしたほうが良いのです。

サラ金からの借り入れは、できることなら周りには知られたくないものです。

来店不要でWeb完結契約ができるようになっていることでバレにくくはなっていますが、それでも契約までの間に、在籍確認などの電話でバレるのではないかと不安に感じる方もいます。

在籍確認とは勤務先の確認を行うもので、一般的には電話で行うことが多いために、在籍確認でバレる可能性を気にする方は少なくないのです。

在籍確認の基本は担当者が個人名で勤務先に直接電話をかけるものでしたが、近年では電話以外での確認も増えてきたことで、原則として電話なしとするところも多いです。

例えばアイフルでは、審査において必要と判断された場合には別とはなるものの、原則として在籍確認の電話をなしとしています。

また、プロミスも同様の対応となっており、在籍確認でバレるのではないかと気になる方でも、現在のサラ金は安心して利用ができるのです。

参考ページ

アイフルでは、原則として電話による在籍確認はおこないません。審査を進めていく上で電話による確認が必要だとアイフルが判断した場合のみ、申込者の勤務先に電話をかけて在籍確認を実施します。

引用：カードローンの在籍確認はどのように実施される？電話連絡時の注意点も解説｜アイフル

在籍確認とは別にバレる原因になっていたのが、自宅宛の郵送物です。

Web契約では、カードや契約書類が後日に自宅宛に郵送がされてしまうために家族の方にバレる原因となっていたものの、現在ではカードレスでの契約が増えてきたことで、郵送物なしでバレにくくもなっています。

契約後も正常な利用をしている限りは余計な郵送物が送られてくることはなく、利用明細もWeb上で確認ができるため、勤務先だけでなく家族の方にもバレにくくなっているのです。

サラ金と聞くとイメージがあまりよくないと感じるものですが、それは上でも触れている通り一昔前の話です。

現在のサラ金はイメージも、利便性も大きく向上しており、じつに1,000万人以上もの利用者（※）がいるとされています。
※ 出典：統計情報 ｜日本信用情報機構（JICC）指定信用情報機関

お金に困ってしまったとき、すぐに借りたいときにはとにかく便利なサービスとなっているので、しっかりと返済計画を立てた上で利用をするのであれば、何かと役立つのが現在のサラ金です。