個人事業主の方が事業の運転資金としてお金を借りる場合、大きな金額であれば金融機関からの融資ぐらいしか選択肢はありません。
消費者金融などのカードローンで個人事業主が事業資金を借りる場合には、初回で数百万円といった大きな金額が出るケースは稀であり、多くは数十万円といった金額に留まってしまいます。
あくまで目先の運転資金、とりあえずの資金調達といった範囲であれば消費者金融のカードローンが便利ですが、何か大きな設備投資にお金が必要、事業拡大に伴ってまとまったお金が必要となると金融機関を頼るしかありません。
売掛金の入金が遅れている、従業員の給料の支払いに回すキャッシュがないといった場合であれば、カードローンによる借り入れが便利です。
個人事業主がカードローンでお金を借りる場合においても大手消費者金融なら最短即日で、事業資金専用カードローンでも比較的早くに融資を可能としているため、そこまで大きな金額ではない急ぎの資金調達ならカードローンです。
返済も月々に少しずつ行えるので、キャッシュが安定するまでは返済もそこまで負担にならないのがカードローンのメリットでもあります。
数百万円といった規模での資金調達を考えているなら、審査は厳しくなってしまいますが金融機関を頼るしかありません。
金融機関は融資実行までも時間がかかるので待てる場合に限りますが、仮に審査に通って融資を受けられるのであれば、金利面で考えても消費者金融よりも大きく有利な条件となります。
ただ、金融機関で借りる場合には、個人事業主が消費者金融でのカードローン利用を行う場合よりも多くの提出書類が必要となる場合があるので、事前にしっかりと確認をしておく必要があります。
毎月の月末付近など、お金が入ってくる直前で現金が継続して不足するといった場合であれば、限度額の範囲内で繰り返し借りられるカードローンが便利です。
金融機関での借り入れとは異なりカードローンは何度でも借りられるので、継続して現金が必要となるのであればこれ以上に便利なものはありません。
借り入れを繰り返していてもどうにもならないのでどこかでキャッシュを安定させる必要はありますが、当面の継続した資金調達を考えているのであれば、カードローンによる事業資金の借り入れが優れています。