プロミスに申し込みをする際には、どんな人がプロミスで借りられたのか、審査に通ったのかが分かると、自分自身も審査に通るかの目安にもできるようになります。
借りられた人の傾向に近ければ申し込みをして審査に通る可能性も上がりますが、逆にプロミスの審査に通った人の傾向から離れていると、申し込みをしても審査に通らないことも増えてしまいます。
借り入れ診断では判断ができないこういった部分を、プロミスが公表しているデータをもとに見ていきます。
プロミスは満18歳以上の方から申し込みが行えます。
18歳および19歳の方の場合には高校生を除くという条件が付き、さらには収入証明書類が必須ともなります。
20歳以上であればプロミスなら50万円まで、または他社との借り入れ合計が100万円を超えなければ原則として本人確認書類があれば問題ありませんが、20歳未満の方は注意が必要です。
プロミスのサービスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社では、企業情報サイトで利用者に関する一部データを公開しています。
その中には顧客の年代といったデータもあり、これを見ることでプロミスで借りられた人、審査に通った人の年代の傾向が掴めます。
以下のグラフは2020年3月期までの分をまとめたものとなりますが、これを見るとプロミスで借りられた人の大半が若い世代、半数以上は20代ということが分かります。
プロミスはTVCMなどのイメージ通り、若い世代向けのカードローンとなっています。
上のデータは成年年齢の引き下げ前のものとなるため、18歳や19歳の利用者のデータは含まれていません。
ただ、現状でも18歳と19歳の利用者は全カードローンでも多くないとされていることから、現在でもプロミスで借りられた人の年齢の傾向に違いはないと考えて問題ありません。
審査に通るかを考える上で気にする方が多いのが収入面です。
特に年収があまり高くはない方、安定した収入は得ていても数字自体が少ないといった方は、プロミスに申し込みをしても借りられるのかが気になることででしょう。
ただ、この点に関しては、自身で安定した収入を得ているならあまり気にする必要はありません。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が公開しているデータには、年齢だけでなく顧客の年収も含まれています。
年収が低い方は利用ができない、借りられないのではないかと不安に感じるかもしれませんが、実際にはそのようなことはありません。
以下のグラフは年齢のデータと同期間の年収をまとめたものですが、これを見ると、利用者の多くの収入はそこまで多くないのが分かります。
上のグラフから、プロミスで借りられた人の年収で最も割合が多いのは300万円台の27.45%です。
次が200万円台、その次が200万円未満となり、年収300万円未満でまとめた場合には、全体の利用者のうちの半数近く、46%ほどまで割合が増えます。
逆に収入が多い層の利用者は少なく、プロミスは年収200万円や300万円、あるいはそれ以下の方でも借りられるカードローンとなっています。
収入が多ければそれだけ限度額が大きく出る可能性はありますが、借りられるかどうか、審査に通るかどうかを重視するなら、収入の多さはそこまで気にすることではありません。
それよりも重要なのは収入が安定しているかどうかで、例えばアルバイトやパートの方で、シフトによって月の給料が10万円前後で多少は変動するとしても、しっかりと毎月の給与所得が安定しているならプロミスでは借り入れが可能です。
逆に、年収としてみれば高いとしても、毎月に収入があるわけではなく、収入があったりなかったりという不安定な状況だと、プロミスをはじめとするカードローン審査では不利になりがちです。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が公開しているデータは、プロミスで借りられた人、審査に通った人、利用をしている人の傾向を知るのに便利です。
とは言え、多くの情報がある中であまり関係がないもの、知っても意味がないものもあるので全てを見る必要はなく、当ページでプロミスで借りられた人、審査に通った人の傾向をまとめています。
上に挙げた年齢や年収のデータもそうですが、それ以外に役立ちそうなデータとしては、新規申し込み者に対する成約率というデータがあります。
成約率は新規申し込み者および新規顧客数の割合として記載がされているため、読んだまま成約率=審査通過率と考えて問題ありません。
これを2021年の4月~9月までの半年間で見てみると、それぞれ以下のようになっています。
年月 | 成約率 |
---|---|
2021年4月 | 37.6% |
2021年5月 | 37.3% |
2021年6月 | 39.3% |
2021年7月 | 38.5% |
2021年8月 | 39.9% |
2021年9月 | 39.6% |
4月~9月平均 | 38.8% |
この期間での成約率の平均は40%弱となっています。
消費者金融の審査通過率はもっと高い、大体は借りられるものと考えていた方にとっては少し厳しいと感じられるかもしれませんが、これはプロミスだけに限らず、この期間特有問題を抱えているためです。
プロミスの成約率は、2020年あたりから急激に低下をしています。
2020年以前を見ると40%台後半になる時期もあるほどで、申し込み者の半数ほどは借りられていましたが、2020年あたりからは新型コロナウイルスによる顧客属性の低下により、新規成約率も大幅に下がってしまいました。
これはプロミスだけの話ではなくアイフルなどの他消費者金融にも共通をしており、直近での全体の成約率、審査通過率は低く出てしまっていますが、プロミスの審査が特別に厳しくなったというわけではありません。
また、公開されているデータにおける新規申し込み者は、借りられる見込みがないものも含まれていると考えられます。
例えば収入が不安定の方、他社での借り入れが多すぎて審査に通らない方でも、いたずらでの申し込みでもなければ新規申し込み者数にカウントされます。
そういった申し込みは当然ながら貸し付けには至らず、成約率を引き下げる要因にもなってしまうため、、借りられる状況にある申し込みだけに限れば審査通過率は見た目以上に高い数字になることでしょう。
借り入れは年収の3分の1までとなる総量規制があるために、既に他社で年収の3分の1まで借りている方は、プロミスに申し込みをしたところで審査に通ることはありません。
こういった申し込みは意外と多く、全体の成約率を引き下げてしまっているため、総量規制内だけの申し込みに限ったとすればさらに数字は引き上げられることになります。
プロミスでは様々な申し込み方法が用意されています。
現在の基本と言えるWeb申し込みの他にも、来店をしての手続き、電話などもあります。
最近では電話での申し込みはほとんど使われていないのでWebか来店となりますが、申し込み方法によってプロミスの審査基準が変わることはありません。
Web申し込みでも近くの契約機などでの申し込みでも、どちらも審査の内容に違いはありません。
安定した収入がなければ借りられないのは同じで、総量規制に引っかかっていたり、他社での返済に遅れが生じていれば借りられないのも同じです。
ただ、来店をしての申し込みの場合には、ミスがあればすぐに訂正ができ、余計な審査落ちが防げる可能性がないわけでもありません。
プロミスに限らず、カードローンの審査に落ちてしまう理由の中には、申し込み内容のミスや不備といったものが多くあると言われています。
ミスの内容にもよりますが、例えば勤務先や収入の欄を間違ってしまえば、虚偽内容での申し込みと判断されて審査で弾かれてしまう可能性があります。
また、連絡先で間違いがあればミスなのかの確認のための連絡もスムーズに行えず、怪しまれて審査落ちとなる、ということも少なくありません。
来店をしての申し込みなら、ミスや不明点やあればその場で確認がされるため、すぐに訂正ができるようになります。
その結果、来店申し込みのほうが審査落ちの割合が少なくなるということはあるかもしれませんが、来店申し込みだからといって審査に通りやすい、借りやすいということはありません。
そのためにわざわざ来店をしての手続きとするのも面倒で、仮に審査に落ちてしまったら無駄足ともなってしまうので、Web申し込みをしっかりと確認しながら、ミスなく進める方に注意を払ったほうが良いでしょう。
Web申し込みからのWeb契約が主流になっていることで、プロミスでも毎月のように契約機の撤去、閉店が進んでいます。
大体は毎月1%程度で減っているので、近くにあったと思ったプロミスの契約機も、利用をしようとしたらなくなっていた、閉まっていたということも多くなってしまっているのです。
年齢や年収、申し込み方法などからプロミスで借りられた人、審査に通った人の傾向を見てきましたが、その他の部分についても最後にまとめます。
利用者が多いところを知っておけば、そこに一致する申し込みならプロミスで借りられる可能性も上げられるため、一つの審査対策と言えなくもありません。
大きく外れた申し込みとなるとプロミスで借りることも難しくなってしまうので、申し込み前にしっかりと傾向を知っておくと良いでしょう。
最近では女性のカードローン利用者も増えていると言われていますが、プロミスの男性と女性の割合は、2020年3月期から2022年3月期までの平均で見ると以下のようになっています。
新規 | 全顧客 | ||
---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 |
65.5% | 34.5% | 68.8% | 31.1% |
一部端数を切捨てとしているため、合計をしても100%にならないデータもあります。
新規に対して全顧客で見ると女性の割合が少なくなっていますが、これは新規で借りる女性の方は、あまり返済を長引かせずに早めに完済をしていることが多いと考えられます。
プロミスはメールアドレスの登録とWeb明細の利用登録で、初回借り入れの翌日から30日間が無利息となるため、無利息サービスをうまく使い、返済を長期化させていない可能性があります。
また、このデータでは女性の割合が少なくなっていますが、女性だからといって審査に通りにくいということはなく、専業主婦では不可となりますがパート主婦の方も含め、自身で安定した収入を得ていれば問題ありません。
新規での貸付枠ではありませんが、プロミスで借りている人の利用内容についてもまとめておきます。
まずは金利となる実質年率からで、性別のデータと同様に2020年3月期から2022年3月期までの平均としています。
実質年率 | 割合 |
---|---|
15.0%超~18.0% | 40.7% |
15.0%以下 | 59.2% |
一部端数を切捨てとしているため、合計をしても100%にならないデータもあります。
公開されているデータには18.0%超の金利帯もありますが、ほとんど数はなく構成割合としては0%であり、現在では適用されない金利帯となるので省いています。
このデータを見ると、15.0%以下の金利、実質年率で借りられている人が意外と多いのが分かります。
初回契約でいきなりその金利となるのは難しいところはありますが、限度額の増額に伴って利率も引き下げられるなどで、上限ではない実質年率で借りている人が多いことになります。
プロミスで借りられるとしてもいくら借りられるのか、どれぐらいの枠が出るのかは気になるものです。
同データの貸付金額別の割合を見てみるとそれが分かり、まとめたのが以下の表になります。
貸付金額 | 割合 |
---|---|
10万円以下 | 19.7% |
10万円超30万円以下 | 20.2% |
30万円超50万円以下 | 30.0% |
50万円超100万円以下 | 14.9% |
100万円超 | 14.9% |
一部端数を切捨てとしているため、合計をしても100%にならないデータもあります。
カードローンは少額利用になることが多い、10万円や20万円での枠になることが多いと言われるように、実際に10万円前後での貸し付け、利用者が多くなっています。
最も多いのは30万円超50万円以下で、消費者金融のカードローンは50万円を超えて借りるとなると収入証明書類が必要になり、審査もより慎重になることから、やはりそこを一つのボーダーラインとしているのが利用者の割合を見ても分かります。
100万円超などの大きな金額で借りるのは難しい部分はありますが、生活費や急な出費、少しお金を使いたいときなどであれば、十分に対応可能な金額が借りられる内容と言えるでしょう。
ここまで見てきた内容をまとめると、プロミスで借りられた人と借りている人の傾向で目立つ内容は以下のようになります。
・20代~30代
・年収200万円前後
・限度額30万円前後
性別による有利不利はなく、上記の条件に当てはまる方であればプロミスで借りられる可能性は十分にあります。
もちろん年齢がさらに上の方、収入が多い方も審査通過は可能となるので、まずはプロミス公式サイトにある診断で申し込みができるか確認をした上で、問題がなければ実際に申し込みを進めてみてください。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。