限度額の増額は半年以上の利用期間が必要なこともあり、なかなかすぐにというわけにはいきません。
どうしても我慢が必要にはなってしまいますが、それでも増額が成功すれば、それまでの我慢が報われるような好条件に変わる可能性も秘めています。
初回契約時には上限金利の適用となる場合が多いのがカードローンです。
それが限度額の増額となると、いくらか下がった金利に変更がされる場合も多いです。
貸付条件にあるような下限金利の適用となると難しいですが、18.0%の金利が15.0%や12.0%など、数パーセントも下がる可能性があります。
限度額が上がることによって金利も下がっていくのがカードローンの特徴なので、増額の際にも同じように、限度額が上がることによって金利が下がるようになっています。
限度額の増額に伴って金利が下がれば、例えば他社での高い金利での利用をしている場合や、負担の重いリボ払いを使っている場合などは、借り換えも考えられるようになります。
クレジットカードを使ったショッピング等の支払いで多く用いられるリボ払いは、一回あたりの返済金額の負担こそ軽いものの、最終的には大きな支払総額になるのがデメリットです。
仮に15.0%まで金利が下がれば、18.0%が上限金利となるアコムやアイフルで借りている場合、または同利率のリボ払いを使っているなら借り換えが有効です。
初回契約では審査のハードルの面でなかなか難しい低金利への借り換えも、増額を駆使すればよりうまくいく可能性があるのです。
増額申請をしたにも関わらず審査に通らなかった場合は、それまでの条件での契約が継続となります。
利用状況に何か問題があるなどでもなければ、限度額の増額審査に落ちたからといって利用停止などになるわけではありません。
増額に通れば好条件に、ダメでもそれまでの条件で利用をするだけとなれば、限度額の増額申請は行えるようになったらすぐにでも行っておくと良いのです。