カードローンタイム

オリックス銀行カードローンでは新規申し込み時も増額審査時も、公式サイト上に「審査結果の理由については、お答えできませんのであらかじめご了承ください。」とあるように、審査落ちとなってしまってもその理由は教えてくれません。
参考：商品説明書 | カードローン | オリックス銀行

申し込み者から分かるのは審査に通ったか落ちたかの結果だけで、限度額の増額においてもなぜできないのか、増額ができない理由は何かは分かりません。

これは自身の状況から推測をするしかありませんが、大体は収入や他社を含めた利用状況による場合がほとんどです。

オリックス銀行カードローンの限度額は最高で800万円と、審査の結果次第ではまとまった金額が借りられます。

ただ、大きな限度額で借りるためにはそれだけの高い水準での安定した収入が求められ、銀行には貸金業法の総量規制のような明確な基準が設けられているわけではなくても、やはり同水準程度で基準ができているのが現状です。

以前であれば大きな金額が借りられた銀行カードローンも、過剰な貸し付けが問題になってからは、全銀協等による申し合わせ（※）により、総量規制で定める年収の3分の1と同水準までの利用となっているところが多くなっています。
参考：銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ｜一般社団法人全国銀行協会（PDF）

新規でオリックス銀行カードローンを契約したときに比べて、借り入れの件数が増加をしていたり借り入れ総額が増えていたりすれば、それは限度額の増額審査では悪影響を与えるポイントになってしまいます。

ただでさえ審査基準が厳しいオリックス銀行カードローンにおいては、契約中の他社利用の増加は増額審査において大きなマイナスです。

増額審査時においても信用情報機関で最新の情報を確認しているので、特に直近で借り入れが増えていたりすると、オリックス銀行カードローンの限度額増額ができない理由になりがちです。

信用情報（CIC・JICC・全銀協）の影響を受けるカードや契約

信用情報に特に問題がない方であれば特には気にはなりませんが、何らかの問題が生じてしまっている場合には、カードを作るときにはどうしても気になってしまうものです。

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オリックス銀行カードローンの返済日はまだ来ていないとしても、現時点で他社への返済が遅れており、そのお金を増額で調達しようというのは難しいです。

増額審査時に確認をする信用情報で遅れに関する情報も確認がされることになり、それが分かればオリックス銀行カードローンの限度額も一時的にゼロ円にされる可能性があります。

他社への遅れを解消しないことには借りられず、限度額の増額もできないままとなるので、遅れている状態での新規申し込みも増額申し込みも、今後の利用を考えても控えるべきです。

大体の目安として直近6か月ほどの間に返済に遅れたことがある場合には、オリックス銀行カードローンで増額ができない理由にもなりかねません。

6か月というのは明確に決められているわけではなく、カードローンは一度審査落ちとなった後、6か月間は同じ審査結果が返されることが多いため、一つの基準とされている期間です。

実際にオリックス銀行カードローンにおいても、新規申し込みを行うページの下部には「6カ月以内の複数回にわたる申し込みはご遠慮ください。」との記載もあり、増額審査においても同様の基準が設けられていると言えます。

直近で他社での遅れをしてしまった、数日程度でも返済期日から遅れて入金をしているという場合には、審査が厳しくなるオリックス銀行カードローンでは増額ができなくなる可能性が上がってしまいます。

オリックス銀行カードローン自体の返済には問題はなくても、他社での返済遅れの履歴もマイナスポイントです。

長期にわたる遅れとなると今後に継続して利用ができるかも怪しくなってしまいますが、短期間の遅れであっても、増額審査の点で見ると決してプラスになることはありません。

返済期日からは遅れていないとしても、毎月の返済金額に満たない不足入金の履歴にも注意が必要です。

お金が足りないときには毎月の返済金額に満たなくても、その間の利息分だけ支払えばその月はOKとしてくれる場合もありますが、返済自体はクリアができても、信用情報は完全にOKとなるわけではありません。

その月の入金履歴の欄に不足入金を示すマークが記録されることがあり、これが直近で目立ってしまうと、オリックス銀行カードローンで限度額の増額ができない理由となってしまうのです。

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信用情報機関のCIC（https://www.cic.co.jp/）の場合、以下の表のように毎月の入金情報が記録されています。

「$」や「-」での履歴であれば増額審査において返済状況がマイナスになることはありませんが、「P」や「A」の履歴はよくないです。

マークによるCICへの利用状況の記録は直近2年間分が残ることになっているので、オリックス銀行カードローンの増額審査時には、この欄は必ず確認がされることになります。

補足となりますが、「B」や「C」は通常では記録がされることがなく、もし信用情報を開示するなどしてこの記録があれば何らかのエラーの可能性があるので、利用をしているカードローンや、または入金をした金融機関に確認をしてみましょう。

理由は様々なものが考えられますが、何にしてもオリックス銀行カードローンで増額ができない場合には、とにかく他の方法を考えるしかありません。

追加でどうしてもお金が必要なら借りられるカードローンを探すことにはなりますが、増額ができないとなると、新規での借り入れも難しいのではないかと不安に感じる方もいます。

しかし、この点は大きな心配はいらないとも言えるのです。

どのカードローンでもそうですが、限度額増額の審査と新規借り入れの審査では基準が異なります。

極端な例を挙げるとすれば、増額で限度額を30万円から50万円超にするのと、新規で20万円を借りるのでは審査通過率は変わってくる場合が多いです。

特に年収がそこまで高くはない方の場合には、1社から50万円超で借りるとなると、なかなかに難しい部分があります。

オリックス銀行カードローンで増額をしたかった金額にもよりますが、少額の増額希望なら他社借り入れでも十分に対応可能です。

増額は基本的にまとまった限度額の引き上げとなるため、現在の限度額が50万円の方だとすれば、80万円や100万円など、大幅な引き上げを行うこともあるのが増額です。

そこまでの大きな金額は求めていなくても、増額はある程度の枠で審査を行うことになるので、少額を希望する増額なら他社での新規借り入れも考えられます。

これは使い方の問題にはなってきますが、オリックス銀行カードローンで増額をして追加で借りようとした分については、できるだけ借りたままにはしたくはないものです。

借りたままで毎月の返済を続けていくとなると単純に借金を増やしてしまうことになるため、できれば追加で借りた分は早めに完済をして、残りのもともと借りていた分を少しずつ返していくのが理想です。

そういった点で考えると、追加での借り入れを他社カードローンとしておくことで、追加の借り入れ分は管理がしやすくなり、完済をして解約をしてしまえば借金を増やさずに済むため、計画的に使いやすいという見方もできます。

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カードローンは借りる金額こそ少額となる場合が多いですが、完済までにかかる期間はどうしても長くなりがちです。

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オリックス銀行カードローンでは、増額はその日のうちにできるわけではありません。

何年も前に契約をしている方なら別としても、ここ最近でオリックス銀行カードローンの契約をした方は、申し込み時の審査回答に日数を要しているはずです。

増額審査でも同様に、以前から利用や最近での契約問わず、申し込みから増額審査結果の回答までに日数がかかってしまいます。

銀行のカードローン自体が審査時間が長く、利用ができるようになるまで時間がかかる傾向にあります。

その中でもオリックス銀行カードローンは時間の面で優れているとは言えず、新規契約でもそうですが審査にどうしても時間がかかります。

具体的に審査回答までにどの程度の時間がかかるかも明記されておらず、時間がかかることが容易に想像できるため、急ぎでの増額にはあまり向いているとは言えません。

参考ページ

Q.審査結果が出るまでどのくらいかかりますか？
速やかな審査に努めていますが、土、日、祝日が間に入る場合や申込状況、審査状況によって時間がかかる場合もあります。 あらかじめご了承ください。

引用：商品説明書 | カードローン | オリックス銀行

もし今日中に必要で増額をしたい、明日までにはお金が必要となっても、オリックス銀行カードローンでは審査時間の関係で対応ができません。

すぐに追加でお金を借りたいなら別のカードローン利用を考える必要があり、そういったときに便利なのが平日でも土日でも、申し込みをしたその日のうちに、来店不要で借りられるプロミスやアイフルといったノンバンク系です。

パソコンやスマホからいつでも申し込みができ、審査時間も最短20分程度、審査完了後すぐに契約と借り入れまで進めることもできるようになっているため、緊急時の資金需要にもしっかりと応じてくれます。

アイフルの審査に通ったのはどんな人？誰なら審査に通る？

アイフルへの申し込みを考えているけど審査に通るか不安、借りられるか分からないと、躊躇ってしまう方も少なくありません。

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プロミスやアイフルは、オリックス銀行カードローンに比べると条件で劣る部分はありますが、オリックス銀行カードローンにはないサービスがあります。

例えば、プロミスの場合であれば初めて利用をする方でメールアドレスの登録とWeb明細の利用登録で、アイフルなら初めての方で無担保カードローンの利用で、それぞれ最大30日間が無利息になります。

また、契約後の借り入れについてもプロミスやアイフルは早く、対応する金融機関宛なら24時間の振り込みも可能としているため、急ぎで追加で借りたい場合には適しているのです。

オリックス銀行カードローンで増額ができない理由にもよりますが、返済にトラブルを抱えている、年収の3分の1の総量規制で定めるラインを超えているわけでもなければ、増額ができないとしても他社での借り入れは可能です。

上に挙げたプロミスやアイフルなどは、オリックス銀行カードローンとは審査基準も異なるため、増額ができなかったとしても新規での借り入れは行えます。

借り入れまでにかかるスピードもオリックス銀行より大幅に早く、即日現金を用立てたいといった場合にも、ノンバンク系のカードローンは便利です。

年収200万円未満の利用者も一定の割合がいるプロミスやアイフルでは、アルバイトやパートの方であっても問題なくお金が借りられます。

そこまで大きな限度額は出ないかもしれませんが、それでも10万円や20万円であれば初回でも借り入れ可能で、さらにオリックス銀行カードローンよりも早く、契約後すぐ増額の申請もできます。

金利負担の面は気になるかもしれませんが、少額を借りるなら実際にはオリックス銀行カードローンと大差はなく、むしろ無利息サービスがある分だけ負担は軽くできる可能性すらあるのです。

プロミスは限度額5万円や10万円だけでも必要な金額で契約できる

プロミスは貸付条件の限度額が最大で500万円となっていますが、何もまとまった金額の契約でなくても、少額の限度額でも契約ができます。

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以下はオリックス銀行カードローンの適用金利となります。

オリックス銀行カードローンで数十万円の限度額となれば、100万円コースで適用金利は年12.0％～17.8％になります。

カードローンは上限金利で見ておくのが基本となるため、上にあげたプロミスとアイフルの実質年率と比べてみると同水準です。

まとまった金額を借りるならオリックス銀行カードローンは金利負担が軽減されますが、少額を借りる場合では、プロミスやアイフルとそこまで金利帯は変わらないことになります。

オリックス銀行カードローンで増額が断られてしまうと、今後の利用ができなくなるのではないか、もう借りられないのではないかと焦ってしまうかもしれません。

現状での利用内容に問題がなければ増額が断られたからといって利用停止になることはありませんし、他社での借り入れができないわけでもありません。

あまり無暗に借り入れ先を増やしてしまうのはよくはありませんが、それでもどうしてもお金が必要、緊急で追加で少額だけ借りたいといった場合には、増額ができないとしても他社でのカードローン利用を考えてみるのも一つの方法となり得ます。