紀陽銀行には生活費などに使える使い道が問われない「カードローンプラス」と、教育資金に幅広く使える「教育カードローン」の2種類のカードローンがあります。
通常のカードローンとなる「カードローンプラス」は生計費の範囲内であれば用途は問われず、事業資金を除けば自由に利用ができます。
対して「教育カードローン」はその名の通り教育資金への利用となりますが、細かな資金使途の申告は必要ないので、教育資金に便利に幅広く使えるようになっています。
紀陽銀行の基本となるカードローンが、事業資金を除けば自由に使える「カードローンプラス」です。
利用対象者も幅広く、満20歳以上65歳未満で安定した収入があればアルバイトやパート、配偶者の収入で専業主婦の方でも利用ができます。
借り入れも少額から対応をしているので少しだけ借りたい、10万円や20万円だけ必要といった場合でも、紀陽銀行のカードローンプラスは役立ちます。
「カードローンプラス」を利用するためには紀陽銀行の口座が必要になります。
口座開設済みでキャッシュカードをお持ちの方であればWeb申し込みから来店不要でWeb契約も可能ですが、口座をお持ちでない方は来店での契約となります。
また、キャッシュカードをお持ちの方でも申し込み内容や審査結果によっては来店が必要になる場合があるので、契約手続きまでの流れはプロミスやアコムなどの早い審査のカードローンに比べると手間がかかります。
紀陽銀行の口座が必要になることにより、カードローンの利用は紀陽銀行の本支店の営業エリア内にお住まい、またはお勤めに方に限られます。
紀陽銀行は本店が和歌山県の和歌山市にあり、主な営業エリアは本店がある和歌山県と、多くの支店がある大阪府となります。
東京都にも支店はありますが、カードローンの利用においては東京支店は対象外となっているので注意が必要です。
紀陽銀行の「カードローンプラス」の金利は年3.8%~14.9%と、地方銀行のカードローンでは特に目立った内容ではありません。
限度額によってどの利率が適用されるかが決まり、大きな限度額とならなければ上限の年14.9%での借り入れになる可能性が高いです。
それでも大手消費者金融の上限となる17.8%や18.0%と比べれば十分に低金利で、少額を借りた際でも金利は年14.9%までしかならないので利息も抑えられます。
紀陽銀行の「カードローンプラス」の限度額に応じた金利は以下のようになります。
限度額 | 金利 |
---|---|
100万円以下 | 年11.8%~14.9% |
100万円超200万円以下 | 年9.8%~10.1% |
200万円超300万円以下 | 年7.8%~8.0% |
300万円超400万円以下 | 年6.8% |
400万円超500万円以下 | 年5.8% |
500万円超700万円以下 | 年4.8% |
700万円超800万円以下 | 年3.8% |
金利は限度額によって決められていますが、毎月の返済金額は限度額ではなく借り入れ残高によって決まります。
毎月5日の返済日時点での借り入れ残高に応じて、以下の金額が返済用口座から引き落とされることになります。
借り入れ残高 | 返済金額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超借り入れ時は、残高が100万円増えるごとに返済金額が1万円ずつ追加されます。
ただ、紀陽銀行の「カードローンプラス」で300万円を超えるような限度額になることは稀なので、実際にはあまり気にする必要はありません。
紀陽銀行のもう一つのカードローンが、教育資金に利用ができる「教育カードローン」です。
教育資金への利用に用途は限られますが、使い道を明確する書類等の用意は不要で、教育資金としての借り入れなら幅広く使えるようになっています。
教科書代や部活動でかかる費用、学費全般でもどのような教育資金としても使えるので、教育資金で紀陽銀行から借りるなら「教育カードローン」が便利です。
紀陽銀行の「教育カードローン」は金利が年3.1%か年4.8%となっており、審査の結果によってどちらの金利が適用されるかが決まります。
通常のカードローンとなる「カードローンプラス」が年3.8%~14.9%の金利であるのに対し、「教育カードローン」はどんなに高くても年4.8%までです。
極度額最大500万円まで遥かに低金利で借りられるようになっているので、教育資金を借りるならまずは「教育カードローン」から検討をしないと、金利で大きく損をする可能性があります。
教育資金として借りるので当然ではありますが、紀陽銀行の「教育カードローン」を利用するためには、中学から大学、予備校、専門学校などに在学、または就学をしている子供がいなければなりません。
学生本人が借りることもできますが、「教育カードローン」の利用には前年度の年収が150万円以上は必要になり、金利が低い分だけ審査も厳しくなるため、学生本人が借りるというのも審査の面で難しいです。
また、通常のカードローンである「カードローンプラス」と同様に、紀陽銀行の営業エリア内に居住か勤務をしている方が対象となっています。
紀陽銀行の「教育カードローン」は、在学中の返済は利息だけの支払いができるようになっています。
在学中は何かとお金がかかり、借りたお金の返済に追われてしまうとさらにお金が足りないといった状況にも陥りがちです。
その点、紀陽銀行の「教育カードローン」なら在学中は利息のみ支払いで負担は軽く、元金の返済は卒業後から始まるので余裕が持てます。
卒業後は利息の支払いに加えて元金分の返済も始まりますが、返済金額は卒業をした年度末の3月末時点の残高によって決まります。
返済期間は最長8年となっているので無理のない計画で返済ができるようになっており、毎月に多くの返済ができない場合には、返済期間を延ばして少しずつの返済とすることも可能です。
このあたりは利用店舗でしっかりと相談をしておくと良いので、契約時や元金分の返済開始時に担当者とよく話をしておくようにしましょう。
「教育カードローン」は金利が年3.1%か年4.8%となっており、返済時に支払う利息の割合はそこまで大きくはなりません。
ただ、教育資金として借りるならある程度のまとまった金額での借り入れになる場合が多いので、金利は低いとしても利息の支払い額はそれなりに大きくなってしまいます。
利息は借りている間は常にかかり続け、返済に長い期間を要してしまうと利息負担がかさむため、無理がない範囲で引っ張りすぎない返済期間としておく必要があります。
返済期間に関しては何も「教育カードローン」に限らず、通常のタイプである「カードローンプラス」にも言えることです。
教育資金として借りるのに比べれば、通常のカードローン利用は金額は大きくはなりにくいです。
その代わりに金利の桁が一つ増えるほどに高くなり、早くに返さないと利息の支払いばかりになってしまうので、余計な借り入れを重ねないようにして、積極的に返済を進めるようにしてください。
「カードローンプラス」も「教育カードローン」も、どちらも利用のためには紀陽銀行と保証会社の審査に通る必要があります。
保証会社を利用することで担保や保証人は不要でカードローンが利用できますが、逆に言えば担保や保証人を用意して紀陽銀行のカードローンでお金を借りることはできません。
保証会社の審査に通らないとどうにもならないので、保証会社の審査に通る見込みがある方だけが申し込みをしないと手続きが無駄になってしまいます。
通常の「カードローンプラス」は収入などの制限はなく、安定した収入があれば申し込みはできるようになっています。
とはいっても審査通過の面から見ればアルバイトやパートの方では利用が難しく、申し込みをしてもお金が借りられない結果となることが多いです。
やはり審査に通るためにはある程度の収入や勤続年数、安定した勤務先が欠かせないので、申し込みはできるとはいっても、アルバイトやパートの方は消費者金融のカードローン利用を考えたほうが良いです。
保証会社の審査が厳しいためにどうしても審査時間が長くかかりがちなことや、契約までも日数を要するなど、申し込みをしてからお金が借りられるようになるまですぐとはいきません。
今日すぐにお金が必要、明日までにはお金を作りたいと紀陽銀行のカードローンに申し込みをしても対応はできず、審査に通ったとしても、契約ができる頃にはお金が必要なタイミングを過ぎている可能性もあります。
急ぎの借り入れで利用をするというよりは今後のお金の備えとしての利用に向いているので、緊急時の借り入れ先としては紀陽銀行のカードローンはあまり向いていません。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。