カードローンタイム

明確な定義があるわけではありませんが、一般的に銀行系とされるカードローンは銀行での借り入れを指しません。

銀行カードローンはそのまま銀行となり、銀行系となるカードローンは銀行のグループに属する消費者金融での借り入れとなるのが一般的です。

銀行系消費者金融といった括りとなり、消費者金融であることには変わりありませんが、安心感や信頼性で独立系消費者金融よりも上といったイメージがあります。

消費者金融で借りるのであれば、銀行系も独立系も実際にはサービス面や条件等に違いはありません。

銀行系だからといって何かに優れているわけでもなく、独立系消費者金融だからといってお金を借りるにあたって何か不安要素があるといったこともありません。

そもそも現在の大手消費者金融はほとんどが銀行系に分類され、アイフルを除くプロミス、アコム、SMBCモビットは何らかの銀行に関連するグループやサービスとなっています。

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人気カードローンとしても有名なプロミスですが、実際はどうなのかというのは気になるところです。

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総量規制施行前のグレーゾーン時代には消費者金融がサラ金や街金と呼ばれるなど、とにかくイメージが非常に悪かったものです。

今でこそ一昔前のような「消費者金融＝怖い」といったイメージが薄れつつあるものの、以前の怖いイメージを払拭するにあたって、「銀行系」のワードは安心感の面で強い部分もありました。

しかし最近ではサラ金と呼ばれることも減り、女性の利用者も増えるなど消費者金融全体のイメージもアップしたことから、銀行系のワードが与える安心感や信頼性も気にされなくなりつつあります。

ネット上の比較サイトや情報サイトの中には、銀行系は低金利と書かれているものもあります。

銀行系は上の通り消費者金融であるため、銀行系であっても独立系であっても消費者金融には変わりはなく、金利にも違いはありません。

銀行系が銀行そのものを指しているなら話は別ですが、銀行系とするものが銀行ではなく銀行系消費者金融であるなら、銀行系は低金利というフレーズは間違っています。

アコムは三菱UFJフィナンシャルグループの銀行系大手消費者金融として有名で、銀行系消費者金融といえばまずアコムと言えるぐらいに銀行系としては大きな企業です。

アコムの金利は実質年率で3.0％～18.0％となっており、審査の結果によって限度額とともに適用される金利が決まります。

下限の3.0％で借りられれば銀行系だからこその低金利と言いたくもなりますが、実際には初回契約時の適用金利は上限である場合がほとんどのため、実質年率18.0％での借り入れとなります。

対して大手消費者金融の中で唯一の独立系となるアイフルの金利は、アコムと完全に同水準の実質年率3.0％～18.0％です。

アイフルもアコム同様に適用される金利は審査の結果によって決定がされ、初回契約時においては同じく上限金利での利用が多くなります。

銀行系のアコムが18.0％、独立系のアイフルも18.0％と金利には何ら違いはなく、限度額上限で見てもどちらも最大で800万円と全く同じ内容であるため、銀行系も独立系も消費者金融である以上は違いはありません。

銀行系と銀行は、消費者金融か銀行かの大きな違いがあり、この部分が実際の利用においても非常に重要な違いとなってきます。

申し込みをして審査に通り、契約を済ませてからの借り入れや返済では銀行系も銀行も大した違いはなく、どちらもカードローンなら便利に利用ができます。

ただ、借りる前の段階、つまり審査に関する面で見ると、銀行系と銀行では非常に大きな差や違いが生じてしまうのです。

銀行系であっても独立系であっても消費者金融では審査回答は最短即日、アコムなどの早い消費者金融なら最短30分での審査回答となります。

すぐにお金が必要なときでも申し込み当日のカードローン利用も可能なために便利で、金利は決して低くはありませんが、周りに内緒で素早くお金が借りられるので頼れます。

消費者金融は土日でも営業をしているのも良い点で、週末にお金が必要になってもその日のうちに契約機でカードを受け取ったり、借り入れ先によっては土日や祝日でも振り込み融資を可能としているために便利です。

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今ではだいぶそのイメージもなくなりましたが、以前はプロミスは土日では借りられないと考えている方も少なくなかったものです。

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銀行系の消費者金融ではなく銀行そのものでのカードローン利用となると、審査は即日とはいきません。

銀行カードローンは審査回答に時間がかかってしまうので、どんなに急ぎでも申し込み当日の即日融資での借り入れは利用ができません。

銀行系消費者金融なら申し込みを行ったその日のうちの借り入れも可能ですが、銀行では申し込みを行ってから借りるまで数営業日、遅いところだと1週間や2週間といった期間を要するので注意が必要です。

銀行系は消費者金融、銀行は銀行とするのが一般的で、銀行系は銀行ではないとしていますが、ネット上の情報には銀行系と銀行を混同しているものもあります。

ルールがあるわけではなくサイトの運営者や編集者によって表現が異なる場合があり、そもそも認識が間違っている、銀行系を銀行として表している場合などもあるため、自身でしっかりと情報を確認しなければなりません。

銀行系のカードローンに関する情報が記載されているものがあるとすれば、それは銀行系消費者金融を指すのか銀行そのものを指すのか、よく確認をしてから借り入れの検討に入るべきです。

このページ自体がネット上の情報でもあるのですが、ネット上には非常に多くの情報があり、中には間違ったものや勘違いをしたまでままとめられているもの、よく知らないままに書かれているものなど様々です。

ネット上の情報の全てが正しいわけではなく、なるべく正確な情報を伝えるようにはしていますが、このページに書かれている内容に関しても必ずしも合っているとは限りません。

特に銀行系と銀行のように曖昧な表現に関しては、情報の発信元によってもどのような意味合いを持つのかが変わるため、よく読んで何を指しているのか、何を表しているのか確認をするようにしてください。

消費者金融は銀行系であっても独立系であっても、サービス内容や貸付条件、審査基準や新規の貸付率にも大きな違いはありません。

銀行系消費者金融の大手アコムも独立系消費者金融の大手アイフルも違いはなく、銀行系と見ると「銀行」の言葉が入っているために審査が厳しく感じられる方もいるかもしれませんが、公開がされているIR情報を見ると新規貸付率には目立った差はないのです。

銀行系だからといって何かが優れているわけでも、独立系だからといって何かが劣るわけでもないので、カードローンを選ぶ際には銀行系云々よりもサービス内容や審査、借り入れまでのスピードなど、実際の利用における部分を重視した方が良いでしょう。

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