カードローンタイム

カードローンの審査通過のためにアリバイ会社を利用しようと考えている人の主な理由は、在籍確認対策と書類提出対策です。

カードローンの審査は、主に以下の3つで構成されています。

消費者金融の場合は貸金業法によって、「50万円超の借り入れを希望、または他の貸金業者と合わせて100万円超の借り入れを希望する場合、収入証明書が必要となる」と定められています。

貸金業法の適用を受けない銀行カードローンでも、最近では同様の基準を設けるところが増えてきました。

カードローンの審査で必要となる勤務先関係の書類は、以下の通りです。

アリバイ会社では、これらすべての書類を作成できるのです。

書類審査、信用情報の審査をクリアした後に待ち構えるカードローンの最終審査は在籍確認ですが、アリバイ会社は在籍確認対策として電話対応もしてくれます。

在籍確認とは、申し込み書に記載された勤務先に本当に勤務しているかを確認する審査です。

書類提出で代用できるカードローン会社もありますが、一般的にはカードローンの審査担当者が勤務先に電話をかけて行います。

在籍確認をクリアしない限り、契約することはできません。

申し込み書の勤務先にアリバイ会社の連絡先を記入すると、カードローンの審査担当者はその連絡先に電話をします。

すると、アリバイ会社の担当者が「○○（カードローン申し込み者）はただいま席を外しております」と応対をします。

「席を外している＝会社に在籍している」となるため、多くの場合にはこれで在籍確認は完了です。

また、「○○に転送します」とアリバイ会社の担当者が言えば、カードローン申し込み者の携帯電話に転送する念の入れようです。

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カードローンでお金を借りたいとしても、気になるのは申し込みから審査において行われる在籍確認の連絡です。

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カードローンの審査通過のためにアリバイ会社を検討してる人もいるかもしれませんが、アリバイ会社の利用は多くのリスクをはらんでいます。

いくらお金に困ってしまってお金がほしいとなっても、様々なリスクがあるためにアリバイ会社の利用は危険です。

アリバイ会社を利用するにも、以下のようなお金がかかります。

アリバイ会社の利用を検討している人は、無職、収入が少ない人などが多いです。

そのような人はアリバイ会社に利用料金を支払うだけでも結構な出費となり、お金がないからこそカードローンを利用したいのに、アリバイ会社にお金を払うなどとなると意味がありません。

カードローン審査時にアリバイ会社の利用がばれると、当然ではありますが審査落ちは避けられません。

カードローン会社も主なアリバイ会社のリストは持っているとされているので、アリバイ会社が使う会社名や連絡先を申し込み時に入力すると、その時点で即刻審査落ちとなります。

それだけに留まらず、今後はその会社のカードローンにいくら申し込んでも審査に通らない「社内ブラック」のような状態に登録される可能性が極めて高いため、アリバイ会社を使った申し込みは大きなリスクがあります。

お金を借りたいのに審査に通らない！審査に落ちてしまう原因とは

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審査時にばれた場合であれば審査落ちとなるだけで、申し込み者本人は罪に問われないケースがほとんどです。

しかし、契約後にお金を借りており、その後にカードローン会社にアリバイ会社の利用がばれた場合は罪に問われる可能性があります。

在籍確認対策を依頼した場合は「詐欺罪」、書類作成サービスを利用した場合は「文書偽造罪」に該当し得るのです。

さらに、アリバイ会社を利用すると闇金融のターゲットにされる可能性が高いです。

一部のアリバイ会社は「名簿屋」としても活動しており、利用者の個人情報を闇金融に流しています。

利用者はお金に困っていることが多いので、闇金融が連絡をすれば利用者が食いつく可能性が高いです。

闇金融からすれば、これほど「入れ食い」のターゲットはありません。

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一昔前に比べるとあまり聞かなくなってきていますが、それでもまだ存在しているのが闇金融です。

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アリバイ会社は電話応対や書類作成をすることで、カードローンの審査通過率を高めようとします。

しかし、実際のところは、メリットよりもデメリットの方が大きいです。

審査落ちで済めばまだいい方で、ブラックリストの登録や刑事罰、さらには闇金融や反社会勢力のターゲットになる可能性も否定できません。

アリバイ会社の利用を考えた時点で、破産予備軍です。

借金返済のためにお金を借りたいのであれば、債務整理を利用した方がはるかに健全です。