カードローンタイム

3種類ある肥後銀行のカードローンのうち、基本ともいえるのが「WEBカードローン」です。

その名の通りパソコンやスマホを使って、肥後銀行の公式サイト上からWEBで申し込みから契約まで完結ができます。

利用のためには肥後銀行の口座が必要となるので、口座がない方は予め開設をしておく必要がありますが、口座があれば原則として来店不要で契約できます。

肥後銀行の「WEBカードローン」は普通預金口座のキャッシュカードにカードローン機能が付くため、キャッシュカードを使って借り入れや返済が行えます。

専用のローンカードを持つ必要がないので財布内でかさばることもなく、カードを見られて借り入れがバレてしまうということもありません。

大変便利ではあるのですが、銀行口座からお金を引き出す感覚で借りられてしまうので、無駄遣いの借り入れに繋がりやすい点には気を付ける必要があります。

肥後銀行の「WEBカードローン」は限度額が最大で500万円となっており、以下のように限度額に応じて年4.5％～14.0％の間で適用される金利が決まります。

「WEBカードローン」は毎月5日が返済期日となり、指定口座からの口座振替による返済を基本としています。

返済金額は前月5日時点の借り入れ残高によって変動し、借りる金額が少額であれば毎月の返済金額も抑えられるようになっています。

毎月の返済に加えて、任意で追加での返済も自由に行えます。

ATMによる入金、または窓口での返済となりますが、毎月の返済に加えて追加での返済も積極的に進めておけば、完済が早まり最終的に支払う利息も大幅に抑えられるようになります。

肥後銀行の「カードローンBack Up」は「WEBカードローン」同様にキャッシュカードでお金を借りることができますが、それに加えてクレジットカードとしての機能も付けられます。

肥後銀行のサービスであるキャッシュカードとクレジットカードを1枚のカードに集約する「ハモニカ」を利用し、さらに現金が借りられるカードローン機能を付けたものが「カードローンBack Up」です。

1枚のカードで3役を担えるために便利ですが、申し込みはWeb上では行えず、店頭窓口やコンサルティングプラザで行うことになるのが大きな欠点です。

肥後銀行のいずれのカードローンも保証会社の保証を受けることを利用のための条件としており、「カードローンBack Up」も肥銀カード株式会社、または株式会社オリエントコーポレーションの保証が利用のためには必要です。

2社ある保証会社はそれぞれで審査基準が異なり、まずは肥銀カード株式会社で1次審査を行い、保証が受けられない場合に2次審査として株式会社オリエントコーポレーションで審査を行います。

2段階の審査となることで審査通過率が上げられる可能性がありますが、それでもどちらも審査基準自体は厳しいので、誰でも借りられるというわけではありません。

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銀行で借りるカードローンの多くは、上に挙げた「WEBカードローン」のように限度額によって金利が変わります。

しかし、「カードローンBack Up」は金利ではなく、保証会社によって適用金利が以下のように変わります。

1次審査で基準が厳しくなる肥銀カード株式会社で保証が受けられれば、より低金利で借りられるのが「カードローンBack Up」の特徴です。

「カードローンBack Up」の返済日は「WEBカードローン」と同様に毎月5日で、返済方法も振替や随時返済ができるという点に違いはありません。

返済金額の決まり方も借り入れ残高に応じて変動という点に違いはありませんが、限度額が100万円までとなる「カードローンBack Up」ではそれぞれの返済金額が僅かに異なるので、無理のない返済のためにもしっかりと確認をしておきましょう。

肥後銀行のカードローンの中でも最も条件に優れているのが、「カードローンベストアシスト」です。

他のカードローンは安定した収入があれば年収の制限は設けられていませんが、「カードローンベストアシスト」は利用金額に応じて、それぞれ必要となる年収のラインが設けられています。

年収が高い方向け、または金利優遇がある住宅ローン利用者向けのカードローンとなっているので、気軽に利用ができるタイプではありません。

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「カードローンベストアシスト」は肥後銀行で住宅ローンを利用している方なら、適用金利が年5.4％と優遇されます。

住宅ローン利用者以外でも年7.15％となるのでカードローンの中では十分に低金利ですが、肥後銀行で住宅ローンを利用していればよりお得に借りられます。

限度額も100万円、200万円、300万円の3段階のみの設定となっており、ある程度まとまった金額を低い金利で借りるカードローンとなります。

「カードローンベストアシスト」は、以下のように限度額のコースによって必要となる年収が異なります。

最低でも前年度の税込年収が400万円以上ないと利用ができず、大きな限度額を目指すとなるとさらに多くの年収が求められます。

低金利で借りられるために仕方がない部分はありますが、利用のためのハードルがかなり高くなっているのが「カードローンベストアシスト」です。

「カードローンベストアシスト」も他のカードローンと同じように、借り入れ残高に応じて毎月の返済金額が決まります。

低金利となる分だけ毎月の返済金額も少なくなると感じてしまうかもしれませんが、「カードローンベストアシスト」は最低でも1万円からの返済です。

数千円ずつの返済で借りられるわけではないので、シミュレーションをするなどして返済計画はしっかりと立てるようにしてください。

それぞれで利用内容が異なる肥後銀行の3つのカードローンは、どれを選ぶか迷ったらまずは「WEBカードローン」から検討をしておけば良いです。

どのカードローンを使うにも肥後銀行の普通預金口座とキャッシュカードは必要になるので、口座の有無で選ぶといったこともできません。

それであればWeb上で申し込みから契約まで完結できる手軽さが魅力の、「WEBカードローン」を選んでおけば失敗もしにくいということです。

「WEBカードローン」は肥後銀行のカードローンの中で、唯一来店不要でWeb上で申し込みが行えます。

他の2つのカードローンは申し込みの時点で来店が必要になるので、審査に通るか分からない申し込みだけで来店をしなければならないのは手間です。

わざわざ来店をして申し込みをしたのに審査に通らないとなればすべてが無駄になるので、手間をかけないためにも、無駄を省くためにも「WEBカードローン」が無難です。

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肥後銀行で住宅ローンを利用している、または収入が安定して多いという方は、「WEBカードローン」ではなく「カードローンベストアシスト」を選ぶべきです。

来店が必要になる手間はありますが、その手間をかけるだけの価値がある低金利が魅力です。

仮に「カードローンベストアシスト」で借りられないとすれば「WEBカードローン」でも何でも他の選択をすれば良いだけなので、まずは「カードローンベストアシスト」から選んでおくと良いでしょう。

キャッシュカードにクレジットカードとカードローンの機能が付けられる「カードローンBack Up」は、文字だけで見ると便利そうに感じられますが、特に優先して選ぶべきものでもありません。

どうしてもクレジットカードが欲しいというのであれば別ですが、現金でお金が借りられるカードローンがあれば、クレジットカードの機能はなくてもそこまで不便はしません。

それでもクレジットカードが欲しいなら、何も「ハモニカ」でキャッシュカードにクレジットカード機能を付けなくても、信販会社発行の年会費永年無料のクレジットカードを作れば良いだけです。

肥後銀行のカードローンは3種類のうちのどのタイプを使うにしても、すぐにお金が借りられるわけではありません。

来店不要となる「WEBカードローン」も手続きがWeb上で行えるというだけで即日融資は対応ができず、申し込みから借り入れまでは1週間程度はかかることが多いです。

他の2つのカードローンも来店をして申し込みをしてもその場で借りられるわけではないので、肥後銀行のカードローンはお金が必要になるタイミングまで余裕がある方、日数が待てる方の利用に適しています。

肥後銀行のカードローンはすぐにお金が必要で申し込みをしても、審査にも契約にも時間がかかるのでどうにもなりません。

今日中とは言わなくても明日までには借りたいとなっても、厳しく慎重な審査によって回答まで時間を要するため、すぐに借りるということはできないのです。

借り入れ後の利用であればキャッシュカードを使って肥後銀行ATMの他に、全国のコンビニなどの提携ATMですぐに借りられますが、申し込みから初回の借り入れまではどうしても時間がかかってしまいます。

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肥後銀行のカードローンに魅力を感じていても、すぐに借りたいなれば他の借り入れ先から選ぶしかありません。

借り入れまでに1週間や10日間といった期間が待てないなら、申し込みから借り入れまで最短1時間で対応ができるプロミス、アコムなどのカードローンが良いでしょう。

肥後銀行のカードローンのように利用可能地域が限られることもなく、肥後銀行の本店がある熊本県の熊本市内は当然として、日本全国どこからでも申し込みも契約も可能な強みもあります。

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プロミスやアコムなどのノンバンクのカードローンは、肥後銀行に比べるとどうしても金利で劣ってしまいます。

しかし、金利で劣るとはいっても、緊急で必要なお金は5万円や10万円ほどのそこまで大きくはない金額である場合が多いので、実際に支払う利息の差となると大したものではありません。

何より、借りるにあたってのシミュレーション、返済計画をしっかりと立てておけば金利で劣っても問題なく利用ができるので、どこで借りるにもそうですが、カードローンは計画的に使うようにしましょう。