カードローンの金利を
下げることはできる?
もっと低金利で借りたい
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カードローンの金利を下げたい

カードローンの金利は決して低いものではないので、できることなら金利を下げて借りたいと考えるものです。

金利を下げることができれば返済時に支払う利息も少なくでき、より余裕のある返済ができるようにもなります。

ただ、カードローンの金利を下げるというのは簡単なことではありません。

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カードローンの金利を下げること自体は可能

カードローンの金利は審査によって決められ、契約をした金利に応じた利息を返済時に支払います。

当然ですがお金を借りる際の金利が低ければ低いほど、借り入れ金額や期間によって発生する利息が少なくなります。

利息はできることなら払いたくないので、利息を抑えるために金利を下げたいというのは普通の考えです。

契約内容の変更で金利は下げられる

カードローンの金利を下げるためには、契約内容の変更が必要となります。

審査によって決められた金利に納得して契約をしているので、口頭だけのやり取りで金利が下がるわけではありません。

契約内容さえ変更ができれば金利が下げられることになりますが、この契約内容の変更というものが簡単なものではないのです。

カードローンの契約更新は自動的に行われる場合が多く手続きは不要
クレジットカードと同様にカードローンにも契約期間がありますが、カードローンの契約期間についてはあまり意識をしていない場合も多いのではないのでしょうか。

カードローンの金利を下げるための方法

金利を下げるためにはいくつかの方法があります。

限度額の増額にあわせて、交渉をして、借り換えをしてなどがありますが、今の借り入れ先のままでスマートに金利を下げるとすれば、限度額の増額にあわせて金利を下げてもらうことです。

増額に伴う金利の引き下げなら利用者側にはメリットしかないとも言えるので、最も良い金利を下げる方法となります。

カードローンの限度額増額はいつから?増額は契約後すぐにできる?
カードローンは目的ローンとは異なり、限度額の増額によって契約中により大きな金額が借りられるようになっています。

交渉ではなかなか応じてくれない

借り入れ先に連絡をして金利の引き下げ交渉も行えます。

ただ、これはあくまで交渉が行えるだけに留まり、実際に金利を下げてくれるかは難しい部分があります。

カードローン会社としても何の理由もなく儲けの大部分となる金利を下げてはくれないので、金利引き下げの交渉のためにはある程度の利用実績は必要不可欠です。

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カードローンの金利を下げる近道は限度額の増額

カードローンの金利は初回契約時には高くなりがちです。

消費者金融であれば上限金利で借りることになる場合が多く、プロミスなら実質年率で17.8%、アコムアイフルなら18.0%となります。

まとまった金額を借りれば実質年率15.0%あたりまで下がることはありますが、少額になりやすい初回契約時はどうしても上限での契約となってしまいます。

金利を下げるなら限度額を増額させる

カードローンの基本として、借り入れ限度額が上がれば金利が下がる、というものがあります。

限度額が大きくできれば金利も下げることができるので、金利を下げたいなら限度額を上げる、つまり限度額の増額をするのが手っ取り早いです。

手っ取り早いとは言っても限度額の増額までには半年程度の利用実績が必要となり、初回契約後すぐには増額ができないとは知っておくようにしましょう。

限度額の増額を実現するためには

限度額を増額するためには半年程度の利用実績があれば良いだけではありません。

増額をしても問題がないほどの安定した収入や、他社借金が多すぎない、それまでの利用中に返済に関するトラブルがないことなどの条件が付きます。

返済は正常に行えているとしても収入に対する借金が多すぎる、そもそも返済が遅れがちなどの場合には、限度額の増額はまずできません。

アコム増額ができない?断られた人でも増額よりも早くに借りる方法がある
大手消費者金融のアコムでは限度額の増額が可能となっており、目安として契約から半年を経過している利用者のうち、正常な利用実績があればアコムでの増額申請が行えます。
増額申請はインターネットや電話で行える

カードローンの限度額増額は、パソコンやスマホからWeb上の会員専用ページ、電話、または店舗や契約機でも行えるところもあります。
増額ができないとしても今の条件のままで借りるだけなので、一定の利用実績がある方は増額申請をしてみると良いでしょう。

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低い金利への借り換えで金利を下げる方法もある

限度額の増額ができず、金利引き下げの交渉も難しいとなったら、今の借り入れ先よりも低い金利のカードローンに借り換えるという方法もあります。

今の借り入れ先のまま金利を下げるわけではないので少し違った進め方になりますが、手続きとしては特に難しいことはありません。

高いリボ払いからは早めの借り換えを!カードローンを使った借り換えのやり方
クレジットカードを使ったショッピング等の支払いで多く用いられるリボ払いは、一回あたりの返済金額の負担こそ軽いものの、最終的には大きな支払総額になるのがデメリットです。

今より低い金利で借りられるカードローンに申し込む

消費者金融で借りているなら銀行のカードローン、銀行で借りているならより低い金利で借りられる他行のカードローンといったように、低い金利で借りられるところを探して申し込みを行います。

このときに注意をしたいのが申し込み時の資金使途で、必ず「借り換え」を選択する、または項目がなければ任意入力欄に「借り換え希望」と入力をするようにしてください。

借り換えとして借りるのに借り換え以外の用途で申し込みをすると、他社でお金を借りている方の単なる新規申し込みとして扱われてしまい、審査に落ちてしまう原因にもなりかねないためです。

借り換えとして使う場合も難しいことはない

借り換えとしてカードローンを使うとしても、申し込みなどの手続きに関しては何も違いはありません。

資金使途、利用目的の欄だけ気を付けておけば、あとは申し込み内容の入力ミス等に気を付けて進めれば問題ありません。

申し込み内容のミスや不備で審査落ちになる!?連絡先は特にしっかりと確認を
カードローンはWeb申し込みが主流になったことで、手軽になった反面、申し込み内容のミスや不備が目立つようにもなってきています。

借り換え専用ではない通常のカードローンに申し込みを行うだけなので、借り換えだからといって身構えることもないのです。

借り換え希望なら低金利で審査を行ってくれる可能性

借り入れ目的が借り換えとはっきりしているなら、今の借り入れ先よりも低い金利で審査を行ってくれる可能性があります。

そのためには今の金利を知るために審査時に電話での確認等が入る場合もありますが、金利を下げるためにもしっかりと対応をしておくと良いでしょう。

無事に低い金利で借りられることになれば、通常通りATMや銀行振り込みで借り入れ、もともと借りていた高い金利の借り入れ先をそのまま完済すれば、金利を下げる借り換えが成功となります。

借り換え時は必ずもとの借り入れ先は完済をする

カードローンによる借り換えの多くは、利用者側でもともとの借り入れ先を完済する必要があります。
一部借り換えなどをしてしまうと借金が増えるだけとなり、毎月の返済が大きな負担になるので必ず完済をするようにしてください。

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金利を下げても利息総額は安くならない場合もある

カードローンは金利が下がれば利息が減り、より返済が楽になると考えられがちです。

たしかの金利が下がることによって毎月に発生する利息は減りますが、金利を下げたからといって最終的な利息総額も必ず少なくなるとは限りません。

例えばですが、金利を下げて完済までにかかる返済期間を引き延ばした場合、最終的な利息総額、支払総額はかえって増えてしまうこともあるのです。

簡単なシミュレーションで見てみる

返済シミュレーションを行って利息総額の差を見てみます。

シミュレーションの条件は借り入れ金額を「50万円」、金利は「18.0%」と引き下げ後が「15.0%」とし、18.0%の金利では返済期間を「36か月」、15.0%の金利では返済期間を「60か月」としています。

この結果、18.0%の金利で借りている場合は返済総額が650,721円で利息総額は150,721円になっているのに対し、15.0%の金利とした場合には返済総額が713,682円、利息総額は213,682円と引き下げ前と比べて利息が60,000円ほど増えてしまっています。

ローンはシミュレーションをしっかりとしてから借りるようにしたい
住宅ローンやマイカーローンのようなまとまった金額を借りる目的ローンだけでなく、少額を借りるカードローンにおいても利用前のシミュレーションは欠かせません。

支払う利息総額だけに着目するなら金利よりも期間が大事

利息総額を減らしたいから金利を下げたいと考えるのであれば、金利の引き下げも重要ではあるのですが、それよりも返し終わるまでの返済期間がどの程度になるかをしっかりと見ておくことが大事です。

金利を下げても返済期間が延びてしまえば、利息総額はかえって増えてしまいます。

金利の引き下げによって毎月の返済金額が少しでも軽くなったのであれば、その分で繰り上げ返済を積極的に行うなどをしないと、せっかく金利を下げたとしても意味がなくなってしまいます。

カードローンは繰り上げ返済を駆使して利息を減らすのがポイント
カードローンで借りたお金は、決められた期日までに決められた金額だけを返済すれば良いのですが、それに加えて繰り上げ返済を活用することで利息が減らせるようにもなります。

理想は金利を下げて今まで通りのペースで返済をする

上で挙げたシミュレーション結果は、毎月の返済金額に実際には大きな開きがあります。

18.0%の金利で36か月の場合は毎月の返済が18,000円ほど、15.0%の金利で60か月の場合は12,000円ほどです。

仮に金利が15.0%に下がって毎月の返済金額を18,000円のままで進めた場合は、最終的な返済総額が618,022円、利息総額は118,022円と、金利を下げる前と比べて利息総額が40,000円ほど安くなります。

金利を下げて最終的な利息総額も抑えたいなら、返済は今までと同じようなペースで進めるのが理想となります。

カードローンはとにかく繰り上げ返済が大事

カードローンの利息を減らすためには、とにかく繰り上げ返済がいかに行えるかが重要です。
繰り上げ返済なく最低額だけの返済を進めてしまうと、完済までに長い期間がかかる、利息負担が大きくなるなどのデメリットが生じてしまいます。

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金利を下げたいと思う理由について考えてみたい

カードローンの金利下げる理由について、しっかりとはっきりと持っている方は意外と多くはありません。

ただ漠然と「金利が高いから」「金利が低くなれば返済も軽くなるから」と考えて金利を下げたいと思うかもしれませんが、金利と返済の関係については上で触れた通りです。

もし毎月の返済金額が大きくて今のままでは返済が苦しくなる、だから金利を下げたいと考えているなら、見るべきところは金利ではないということになります。

金利と毎月の最低返済額はそこまで関係をしていない

カードローンの毎月の返済金額は、金利によって決められているわけではありません。

各カードローン会社が借り入れ金額に応じた毎月の約定返済額、つまり最低返済額を決めています。

金利が高くても毎月の約定返済額が少ないところもあれば、逆に金利が低くても約定返済額が多くなっているところもあります。

毎月の返済金額は金利が低いからといって少なくなるわけではない
カードローンはお金を借りてそれで終わりではなく、借りた後はしっかりと返済をしなければなりません。

銀行の場合には毎月の返済額に注意が必要

低金利で借りるとなると思い浮かべるのが銀行のカードローンです。

銀行なら消費者金融よりも低い金利で借りられ、毎月の返済も楽に進められると考えがちですが、金利はたしかに低くなったとしても、毎月の返済額は消費者金融より多くなることもあります。

特に10万円などの少額を借りた場合、消費者金融なら4,000円や5,000円ずつの返済が行える場合がほとんどですが、銀行カードローンの中には10,000円ずつの返済が必要となるようなところもあるのです。

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最終的な返済総額は大幅に少なくなるメリット

借りている金額に対して毎月の返済額が大きければ、それだけ早くに返し終えることができるので、最終的な返済総額は大幅に少なくできます。

ただ、金利を低くしたい、低金利で借りたいと思う理由が、最終的な返済総額ではなく毎月の返済額を軽くしたいからとだとすれば希望通りの借り入れにはなりません。

お金を借りるにあたってはなるべく金利を下げたいと思ってしまうものですが、どのような理由で金利を低くしたいのか、下げたいのかをはっきりさせておくことで、より希望内容に近い借り入れができるようになることでしょう。

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