カードローンタイム

きらぼし銀行は八千代銀行を存続行して、東京都民銀行と新銀行東京の3行が合併して2018年にできた銀行です。

合併して間もないということもあり、きらぼし銀行のローン商品などは、旧銀行の店舗でのみの取り扱いとなっているものも複数あります。

きらぼし銀行のカードローン「パーソナルカードローン」も、旧東京都民銀行の店舗のみでの取り扱いとなっています。

パーソナルカードローンは旧東京都民銀行で扱っていた商品が、そのまま合併後もきらぼし銀行ので取り扱いをしています。

そのため、本申し込みで必要となる店頭窓口での手続きは、同じきらぼし銀行でも旧東京都民銀行の店舗でしか行えません。

近くにきらぼし銀行の店舗があっても、そこが旧東京都民銀行の店舗でなければ、他の場所を探さなければならないのです。

カードローンの手続きのために来店をするというだけでも大きな手間となりますが、来店をする店舗の確認もしなければならないのもさらに手間です。

手間をかけた分だけ優れた条件で借りられるのですが、その手間をかけるだけの価値があるかの判断は人それぞれです。

少額を借りるだけなら、手間をかけずに即日融資で借りられる消費者金融を使うのも悪くはない場合もあります。

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カードローンは一般的に金利が高い、返済時の利息が負担になると考えられています。

たしかに消費者金融であればプロミスは実質年率4.5％～17.8％、銀行でも上限となると年14.0％～15.0％あたりは取られることになります。

しかし、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、一般的なカードローンの金利よりも低くなっています。

多くのカードローンでは金利に幅が持たれていて、限度額や審査の結果に応じて適用金利が決められます。

審査結果を受け取るまではどの程度の金利になるかが見えてこないものですが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、金利が年9.8％で決まっています。

固定金利となっているので原則として金利が変動することもなく、年9.8％の低金利でカードローンが利用できます。

きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、借り入れ後の利息負担も大きくならないようになっています。

借り入れ残高によって毎月の返済金額が決まるのは他のカードローンと同じですが、きらぼし銀行の場合は、定められた返済金額が大きくなっています。

毎月に少しずつの金額で返済をすることはできませんが、その代わりに借り入れ残高が減りやすいので、利息の払いを少なくしてお金を借りることができます。

きらぼし銀行パーソナルカードローンの毎月の返済金額は以下のようになっています。

限度額が30万円、50万円、100万円の3種類のみとなっており、返済金額はこの二通りしかありません。

5万円だけ借りても50万円を借りても、返済金額は毎月10,000円です。

他のカードローンよりも低金利であるために仕方がないのですが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、利用条件がかなり厳しく設定されています。

年収の制限に加えて勤続年数にも条件があるので、多くの方が気軽に利用できるカードローンではありません。

パーソナルカードローンを利用するためには、以下の条件を満たしている必要があります。

・満20歳以上満60歳以下の方
・日本国籍のある方、または永住権のある方
・安定した収入がある方
・租税公課の滞納がない方
・年収150万円以上の方（給与所得者の場合）
・勤続年数が1年以上の方

他のカードローンで借りる場合には、定める年齢の範囲内で安定した収入があれば、厳しい条件は設けられていないものが多いです。

しかし、きらぼし銀行のパーソナルカードローンの場合には、上記すべての条件を満たす必要があります。

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上に挙げた利用条件は、項目こそ多いですが実際にはそこまで厳しいものではありません。

年収にしても勤続年数にしても、アルバイトの方でもクリアができる内容です。

しかし、きらぼし銀行のパーソナルカードローンを利用する上で最も高いハードルとなるのが、保証会社である「きらぼし信用保証株式会社」の審査に通るかどうかです。

ここがクリアできずにきらぼし銀行のパーソナルカードローンが利用できない、という方は多いです。

銀行のカードローンで保証会社を利用する契約は一般的なものです。

ただ、多くの銀行はオリコやジャックスなどの信販系会社や、プロミスのサービスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社やアコムなどの消費者金融が保証会社になっています。

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信販系や消費者金融系の保証会社が簡単審査というわけではありませんが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、きらぼし銀行のグループ会社である「きらぼし信用保証株式会社」が保証会社です。

言うまでもなく審査基準は厳しいものとなるので、利用条件の年収や勤続年数がクリアできているとしても、保証会社の審査に通らないことも多くなってしまうのです。

カードローンは緊急でお金が必要になったときに、必要な分だけをすぐに借りるといった使い方が多いです。

それこそ借りる金額は10万円や20万円、多くても50万円前後となることが多いので、少額でもいいからとにかくすぐにお金が必要なときに頼るサービスです。

そういった面で考えると、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは優先して利用を考える商品ではないとも言えてしまいます。

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上でも触れているので繰り返しにはなりますが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、合併前の旧東京都民銀行の商品であるため、取り扱い店舗が限られます。

東京都内だけでなく神奈川県、埼玉県、千葉県にも一部で店舗はありますが、いずれにしても取り扱い店舗は事前に確認をしておく必要があります。

近くにきらぼし銀行の店舗があるからパーソナルカードローンもすぐに手続きができると思ってしまうと、旧東京都民銀行の店舗ではなく手続きができない、ということも起こり得ます。

最近のカードローンは地方銀行でもWebで申し込みが当たり前になっていますが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンはFAXでの仮審査申し込みとなります。

きらぼし銀行の公式サイトから申込書をダウンロードして必要事項を記入、捺印をしてFAXで送らなければなりません。

今時、来店かFAXでしか申し込みができないカードローンというのはほとんど見かけません。

申込書には入力例もありますが、そこを見ると前年の税込年収が900万円として埋められています。

入力例でここまで高い年収となっていることは珍しく、きらぼし銀行のパーソナルカードローンがいかに高所得者向けであるかが分かります。

申し込み自体は年収150万円以上から行えますが、借りるために必要な年収は、900万円とまではいかなくてもかなり高い水準が求められることでしょう。

利用のためのハードルが地方銀行だけでなく、全銀行の中でも厳しいとまで言えるのが、きらぼし銀行のパーソナルカードローンです。

審査にさえ通過ができれば年9.8％の金利で返済面でも安心はできますが、いくら条件に優れていても、お金が借りられないことには意味がないのがカードローンです。

収入がそこまで多くない方や、アルバイトやパートでお金が借りられるか分からない方は、無理にきらぼし銀行での借り入れを考える必要もありません。

パートでも借りれるカードローンは消費者金融か銀行か

カードローンは安定した収入を持つ方であれば正社員や公務員などの方に限らず、アルバイトやパートの方でも申し込みが可能です。

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きらぼし銀行では利用が難しい方でも、借りられる可能性があるのが消費者金融です。

大手の消費者金融でも年収200万円前後の利用者も多く、収入さえ安定をしていて他社での借り入れが年収の3分の1まで達していなければ、平日も土日も最短1時間で借りられる可能性があります。

審査時間も借り入れまでも手間も時間もかかるきらぼし銀行とは異なり、大手の消費者金融ならすぐに借りられるので、緊急時には助かります。

きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、旧東京都民銀行の店舗での手続きが必要となるので、どうしても契約可能エリアが限定されます。

それに対して消費者金融なら日本全国どこからでもWebで申し込みができ、契約も来店不要でWeb上で完結します。

FAXも郵送も不要でWeb上だけの手続きでカードローンの契約が済ませられるので、手間をかけずにすぐに契約ができるのも大きな利点です。

素早く借りられるとしても、消費者金融で気になるのは返済です。

とは言っても借りる金額を大きくしなければ良いだけで、例えば10万円だけを借りるなら、消費者金融でも毎月の返済は4,000円程度です。

金利条件に関してはきらぼし銀行に比べると劣ってしまいますが、借りる金額を抑えておけば、実際に支払う利息は大した金額にはなりません。

しっかりとシミュレーションさえしておけば消費者金融でも安心して利用ができるようになるので、すぐにお金が必要、なるべく手間をかけずにお金を借りるなら、大手消費者金融を見ておくと良いでしょう。