借り換えやおまとめの専用ローンの場合には、利用者側がその分を現金を手にすることは多くはありません。
契約後は消費者金融や銀行側がもともとの借り入れ先に利用者名義で完済をする分の金額を振り込み、翌月以降に借り換え、おまとめ先に返済を進めていくことになります。
しかし、SMBCモビットの場合には専用ローンではないため、自身で借り換えやおまとめを行う必要があります。
SMBCモビットでの借り換えやおまとめは、契約後に提携ATMや銀行振り込みなどでSMBCモビットから借り入れ、そのお金を使ってもともとの利用先へ自身で完済をします。
100万円の借り換えでSMBCモビットでも100万円の限度額が出たのであれば、SMBCモビットで契約をした後、100万円を借りてそのまま借り換え元の借り入れ先に返済を行います。
完済をする際には利息も支払わなければならないので、その分は自身のお金から出すことになる可能性もありますが、いずれにしてもSMBCモビットで借りたお金でそのまま返済をするということに変わりはありません。
借り換え先、おまとめ先が利用者に変わって返済をするわけではないとなると、SMBCモビットで借りたお金の一部だけ借り換えやおまとめに使い、残りは自由に使うということもできてしまいます。
上の例であれば100万円をSMBCモビットで借りて、70万円だけ返済をして残りの30万円は自由に使うといったことができないわけではありません。
しかし、これをやってしまうと借り入れ総額が130万円となり、より負担が増えてしまうので絶対にやめてください。
借り換えやおまとめ目的で申し込みをして契約をしたのに、しっかりと借り換えがされていない、まとめられいないと分かれば、今後のSMBCモビットの利用に問題が生じてきます。
他社での借り入れ状況は契約後であっても定期的に信用情報機関で確認がされているので、他社借り入れがあると分かればカードの利用停止や、場合によっては一括返済を求められることもあるかもしれません。
SMBCモビットは審査だけでなくそういった面も厳しい部分もあるため、借り換えやおまとめとして借りたのであれば、しっかりと目的通りに利用をするようにしてください。