カードローンタイム

カードローンの返済が辛いと感じたら、まずは借り入れ先のカードローン会社に相談をしてください。

さすがに借金の帳消しはできませんが、できる限りの方法をとってくれることもあります。

どのような対応、方法を取ってくれるかは、相談をするタイミングによっても変わってきます。

返済が辛いからと返済を放棄してしまい、期日を過ぎてしまうと相談をしてもあまり良い対応をしてくれない場合があります。

しかし、返済日を迎える前の段階での相談であれば、どのような対応になるかは借り入れ先によって変わりますが、より良い対応で進めてくれることがあります。

相談をするだけならタダなので、返済が辛い、今月は少し厳しそうと感じられるのであれば、とにかく早めの相談が重要です。

毎月の返済が辛いとなれば、毎月の返済金額を少なくする対応を取ってくれるところもあります。

その分返済期間は長くなりますが、生活にはいくらかの余裕は出てきます。

毎月の返済金額が少なくなってもお金に余裕があるなら繰り上げ返済をすれば良いだけなので、返済金額を少なくしてくれるのであれば、計画的な返済に立て直すきっかけにもなります。

返済日が給料日前で返済が辛いとなれば、返済日の変更相談をしたほうが良いです。

借り入れ先によって返済日は変わりますが、相談をすることによって返済日の変更や調整をしてくれることがあります。

転職をして給料日が変わった、それによって返済のサイクルが辛いとなった場合には、早めに相談をして返済日を変更してもらうようにしてください。

転職したてでもカードローンやキャッシングの審査は通るのか

転職したてでは給料日等の関係で、どうしても手持ちのお金が無くなってしまう場合もあります。

≫続きを見る

複数のカードローンからお金を借りていてその返済が辛いときには、複数のカードローンの借金を一つにまとめるのが良い方法です。

カードローンを何社も借りてしまうと、毎月の返済回数が増えてしまうだけでなく、支払う利息が増えるのも負担を大きくしてしまう原因になります。

複数借りているものを一まとめにするだけで、辛かった返済が一気に楽になることもあります。

複数のカードローンを利用している場合というのは、1社から高額融資を受けられないために、複数のカードローンから少額融資を受けているケースも少なくありません。

カードローンの金利は高額融資ほど低く、少額融資ほど高金利となる傾向があるため、少額融資を複数受けている人は支払う利息も多くなります。

複数の少額融資のカードローンを一つの高額融資のカードローンにまとめれば、借りている金額は同じでも金利が低くなり、支払う利息も少なくなるのです。

少額融資なら審査なしで借りられる？少額の借り入れでも審査は必要なのか

大きな金額はいらない、数万円だけの少額でいいから審査なしで借りたい、と考えている方もいるかもしれません。

≫続きを見る

上限金利が法律でしっかりと決められていることで、カードローンは大きな金額を1社から借りると、より低金利での借り入れが可能となる仕組みになっています。

上限金利は100万円以上の借り入れで年15.0％、10万円以上100万円未満だと年18.0％となるため、数十万円単位で複数の借り入れ先から借りてしまっていると、それぞれでての適用金利が年18.0％になることがあります。

合計で100万円以上の借り入れでも、1社あたりの限度額が100万円に満たなければ、適用金利はどうしても高くなってしまうのです。

例えば、50万円を1社から、30万円を2社から借りていると、合計で110万円の借り入れになります。

この場合はそれぞれの借り入れ先の限度額が100万円に満たないため、上限金利は年18.0％となってしまいます。

仮にこの110万円を1社から借りてまとめたとすると、適用金利はどんなに高くても年15.0％となり、審査結果によってはさらに低い金利で借りられる可能性も出てきます。

カードローンの返済を辛くなるのは利息が高いからです。

グレーゾーン金利がなくなったとは言ってもカードローンの金利は目的ローンと比べるとどうしても高いため、返済時に支払う利息の負担も大きくなってしまいます。

利息が減らせれば辛いカードローンの返済もいくらか楽になりますが、利息を減らすための効果的な対処法として挙げられるのが、借り換えや上でも触れているおまとめです。

今借りているカードローンの利息が高い、利息負担が大きくて返済が辛いと感じられるなら、より低金利のカードローンに借り換えたほうが良いです。

消費者金融で借りているなら銀行カードローンに借り換えるなど、低金利への借り換えができれば返済はより進みやすくなります。

また、消費者金融カードローンでもSMBCモビットは借り換えとしての利用にも人気なので、今の返済が辛い方はSMBCモビットへの借り換えを考えてみるのも一つの方法です。

正常な返済ができているのであれば、借り換えやおまとめの利用は信用情報に傷は付きません。

単なる借金の乗り換えでしかないので、借り換えやおまとめをしたからといって信用情報にいわゆるブラックな情報が記録されることはありません。

返済ができなくなってしまうとどうにもなりませんが、辛いながらもまだ正常に返済ができているなら、早めに借り換えやおまとめの利用を考えたほうが今後のためにもなります。

借り換えやおまとめの審査に通らず、返済が辛くて今後も継続して支払うことができない場合には、借金の整理を考える必要が出てきます。

返済が辛いからとそのまま放置をしてしまっては何も解決はしないので、信用情報に大きなダメージを負うことになりますが、債務整理などを考えなければなりません。

ただ、今後の影響を考えると債務整理はできるだけしたくはありません。

おまとめローンと債務整理、借金が多いときはどっちがいい？

カードローンやクレジットカードのキャッシング、またはショッピングの支払いなど、借金が増えてきてしまったときに考えられるのが、おまとめローンや債務整理です。

≫続きを見る

カードローンの返済がどうしても辛いときには、債務整理も視野に入れるしかありません。

その前に借り入れ先に相談をする、借り換えやおまとめを考えるなどをした上で、最終手段としての判断とはなります。

債務整理には任意整理、特定調整、個人再生、自己破産の4種類があり、状況によってどの手続きを選ぶかが変わります。

債務整理は手続き内容によって借金がどれだけ減額されるかが変わります。

最も借金減額効果が少ないのが任意整理で、最も効果が大きいのが自己破産です。

自己破産では原則として借金が帳消しになり、裁判所で認められれば借金の返済は免除されることになります。

自己破産となれば別ですが、カードローンの債務整理で適用される方が多い任意整理の場合には、今後も支払いが続くことになる点には注意が必要です。

任意整理とは債権者である消費者金融や信販会社と任意で借金の減額交渉をする手続きで、間に弁護士や司法書士などを入れる場合がほとんどです。

債権者側に借金の返済が辛いから減額をしてほしい、利息を免除してほしいと交渉をするもので、債権者側が合意をすれば、減額された借金を支払っていくことになります。

自己破産を除いて、債務整理を行ったからと言って借金返済がなくなるわけではなく、交渉によって減額された借金の支払いは継続する必要があります。

それでいて信用情報機関にはブラックとされる情報が記録されてしまうことになるので、今後のカードやローンの審査に大きな悪影響を与えます。

債務整理をすればすぐに辛い借金返済が解放されるわけではないため、債務整理の判断は最終的な手段として、慎重に行わなければならないのです。

いくらカードローンの返済が辛いときでも、新たに借金をするのはできれば避けたいものです。

複数のカードローンから借金をしている時点で、カードローンの審査には通りにくくなっています。

そのような状況で借りられたとしても、限度額は10万円程度、場合によっては5万円ほどで上限金利での契約となることが多いです。

これまで借りているカードローンより新たに借りたカードローンの金利が高ければ、結果として返済総額が増えてしまうこととなりまん。

さらに言えば借り入れ先が増えると返済日や金額の確認が煩雑となり、うっかり返済をし忘れて延滞利息がかかってしまうこともあります。

どうしてもカードローンの返済が辛くて新たな借金をしたい場合には、金利をよく見て借りましょう。

返済のために借金をするのではなく、今現在は別に借り入れがあるけど緊急で現金が必要になってしまった、だから借りるというのであれば、計画性さえあれば何とかなります。

そうではなく借金返済が辛いから、返済金額が足りないからと別で借りて借金で借金を回してしまうと、それはまさに自転車操業といった状況です。

一度でも自転車操業に陥ってしまうと立て直すのに苦労することになるので、借金返済のための借金は、借り換えやおまとめを除いては手を出すべきではないのです。

緊急でお金を作りたい方へ、金策ならすぐ借りられるカードローン

今すぐにでも緊急でお金が必要になってしまった場合には、カードローンで借りてしまうのが手っ取り早いです。

≫続きを見る

カードローンの返済が辛いとしても、そのまま放置ということはしないようにしてください。

放置をして時効を迎えて返済がなくなるということを期待しても、その間には差し押さえなどの強制執行による取り立てが入ることにもなり、期待に反して時効は成立しない場合がほとんどです。

また、放置をしていればその分だけ信用情報のブラック期間が長くなってしまうので、返済が辛いとなってもそのままにせず、相談をしたりどうにもならなければ債務整理を考えるなど、何らかの手は打つようにしましょう。