カードローンタイム

マイカードプラスは発行されたローンカードを使い、ATMからお金を借り入れることができます。

現金を借りるのが基本的な使い方とはなりますが、それだけではなく引き落とし時の口座の残高不足に使える「自動融資機能」も搭載されているのも特徴です。

自動融資機能とは、例えば返済用預金口座に設定されている普通預金口座の残高が2万円とした場合、口座引き落としが5万円予定されていると3万円足りません。

そんなとき、マイカードプラスの契約があれば、不足分の3万円が自動的に融資される仕組みを言います。

対象となる主な口座引き落としは公共料金やクレジットカードの後払いなどの支払いで、以下の理由で残高不足になる際は、自動融資機能が働きません。

・ATMや窓口での預金払い戻し
・カードローン「マイカードプラス」「バンクイック」の返済
・自動積立定期預金への自動振替など
・デビットカードの利用金額
・定期自動送金サービス
・リアルタイム口座振替サービス

マイカードプラスの返済金額が足りないからといって、自動融資機能で補うという使い方はできなくなっています。

マイカードプラスの金利は年14.6％、限度額は30万円です。

一般的な銀行カードローンの上限金利が年14.5％～15.0％程度なので、それとほぼ同じ金利水準となります。

銀行で借りるカードローンの中では特に目立って低金利というわけではありませんが、プロミスやアコムといったノンバンクの消費者金融よりは低金利です。

また、かつてはマイカードプラスは利用限度額40万円以上（最高100万円）への増額も可能でした。

しかし、平成29年9月10日をもって限度額は一律30万円となり、増額はできません。

大きな金額を借り入れるためのカードローンではなく、お金がないときに現金としてすぐに必要な場合に頼れるカードローンと言えます。

マイカードプラスは借り入れと返済の方法が多彩です。

借り入れについては先ほど説明した自動融資機能の他にも、ローンカードを使って近くのATMから現金が出金できます。

利用可能なATMは

・三菱UFJ銀行
・セブン銀行
・ローソンATM
・イーネット

となり、全国各地に展開しているATMばかりです。

また、インターネットバンキングを使ってもお金が借りられます。

インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」を事前にサービス指定口座に登録しておけば、いつでもどこからでもインターネット経由で借りられ、お金は口座に振り込まれます。

マイカードプラスの返済は口座引き落としが基本です。

約定返済日は毎月5日（銀行休業日の場合は翌営業日）で、返済用預金口座から自動的に引き落とされます。

利用残高が1万円未満の場合は利用残高全額を、1万円以上の場合は毎月1万円の返済となり、お金に余裕のあるときには、ATMやインターネットバンキングからも随時返済が可能です。

利用可能ATMは借り入れ時と同じですが、借り入れも返済も、利用時間や利用ATMによって最大200円と消費税の提携ATM利用手数料がかかります。

マイカードプラスはカードローン利用がばれたくない方にもおすすめです。

カードローンの利用がばれる原因としては、ローンカードを見られてしまうことや、カードローン会社のATMを利用しているところを見られるなどが挙げられます。

その点で、マイカードプラスはお手持ちの三菱UFJ銀行のキャッシュカードを、そのままローンカードとして使えます。

見た目はキャッシュカードですし、三菱UFJ銀行のATMなどを利用できるので、カードローンで借り入れをしているとは思われません。

マイカードプラスには、上でも触れているように自動融資機能があります。

自動融資機能を最も効果的に使えるのは、三菱UFJ銀行の口座をメインバンクとして使っている人です。

公共料金の引き落としやクレジットカードの利用代金引き落とし口座として、三菱UFJ銀行の口座を使っている人は、万が一の口座の残高不足でも自動融資してくれるので残高不足の際にも安心ができます。

マイカードプラスは、三菱UFJ銀行、セブン銀行、ローソンATM、イーネットのATMで利用可能です。

三菱UFJ銀行は都道府県の中心都市には必ずありますし、セブン銀行、ローソンATM、イーネットはそれぞれ、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに設置されているATMです。

インターネットバンキングからも借り入れや返済ができるので、出張先や旅行先、深夜や早朝でも利用できます。