カードローンタイム

カードローンでお金を借りれば当然ながら返済しなければなりませんが、返済でボーナスをアテにしているようでは危ない使い方といえます。

カードローンは「継続安定した収入がある人」が申し込み条件となっていることが多いですが、これは毎月の分割での返済が基本となるカードローンにおいては、月々の安定した収入がないと継続して返済ができないためです。

ボーナスは多くの場合に年2回ほどしか支給されないので、毎月の返済が求められるカードローンとの相性はあまりよくありません。

会社の景気によってはボーナスがカットされる場合もあるので、カードローンでボーナスをアテにするのは良くないカードローンの使い方で危ないといえます。

ちょっとした支出に使うことも多いカードローンも、まとまった支出にカードローンを使おうかと考えている人も少なくありません。

ただ、まとまった支出に対する資金の調達は、カードローン以外にも方法があります。

まとまった支出に対応するには定期預金を崩すといった方法もありますが、カードローンと定期預金を天秤にかけてカードローンを選ぶ人は、危ない使い方をしているといえるでしょう。

有利な条件で契約した定期預金を解約してしまうと、同じ条件で新たに契約することはできないので、定期預金を取り崩したい気持ちは分かります。

しかし、定期預金にはそれを担保にして融資を受ける制度もあるため、うまく使えば定期預金を崩さずともまとまったお金が借りられる可能性があります。

カードローンの金利が年15％～18％なのに対して、定期預金担保融資の金利は年5％程度と圧倒的な低金利です。

しかも、自分が積み立てたお金を担保にするのでカードローンのような審査がなく、返済金額や返済周期もカードローンより融通が利きます。

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担保融資を受けている状態であれば定期預金を解約しなくてもいいので、借りる金額次第ではカードローンではなくそちらを利用するといいでしょう。

ただし、定期預金を担保とする融資を受けるにあたっては、どうしても融資実行までには多少の日数を要してしまいます。

その日のうちにすぐに借りるといったことはできないので、申し込み当日の即日融資での借り入れを希望するのであれば、審査が早い消費者金融のカードローンを考えておくべきです。

当日にすぐにお金が必要となればまとまった金額ではなく、5万円や10万円程度の借り入れにとどまる場合も多いので、金利が高くなってしまう消費者金融のカードローンでも返済は安心ができます。

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手持ちのお金に余裕があっても、カードローンの返済を従来と全く変えないような場合には、それは危ないカードローンの使い方と言えます。

手持ちのお金に余裕があるのであれば、カードローンの繰上返済を行うようにすべきです。

繰上返済をすると入金したお金は借りたお金（元金）の返済に全額充てられるので、その分だけ元金の残高が減ります。

元金の残高が減ればそれに伴って発生する利息の金額も少なくなり、ひいては返済総額を減らすことにもつながるのです。

カードローンの繰上返済はATMなどから簡単にできるので、手持ちのお金に余裕があるなら毎月の返済金額だけで満足をするのではなく積極的に行ってください。

事業性資金（一部は他社借り入れ返済・投資資金も含む）を除けば、カードローンの利用目的は特に問われてはいない場合が多いです。

普段の生活にかかるお金や何らかの支払いなど、生計費の範囲内であれば自由とするのがカードローンのメリットです。

しかし、だからといって積極的に使うのは危ないです。

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ローン商品には教育ローン・医療ローン・マイカーローンなど、利用目的があらかじめ定められた目的ローンの商品がありますが、これらのローン商品は総じてカードローンよりも低金利で、融資金額も多くなる可能性が高まります。

まずは自分の利用目的に合致するような目的別ローンを探して、それがない場合にカードローンを使うという順番にしましょう。

何でもかんでもカードローンでまかなおうとすると金利が負担になってしまったり、今後の住宅ローン審査に影響を与えてしまうかもしれないなど、デメリットもあるためです。

カードローンの契約条件や残高をよく知らないままカードローンを利用するのは、言うまでもありませんが危ない使い方です。

カードローンの契約条件では、金利・限度額・最低返済額・返済日などの契約条件をしっかりと確認してください。

残高も逐一把握しておくと、計画的な返済に役立ちます。

カードローンは便利な反面、貸付条件はあまりよくないので、それを知らないまま利用しているのは非常に危ないです。

カードローンは賢く使えば非常に便利な商品ではあるので、まずは商品をよく知って、その上で最低限のお金を借りるようにすると計画的な返済ができます。

そのためには他社での借金があるのにカードローンでの借り入れを増やすなど、借りすぎにも十分に注意をして利用をしていかなければならないのです。