カードローンタイム

カードローンやキャッシングの返済、クレジットカードの支払いなどで困ったら債務整理の相談を、というのはよく見かけるものです。

返済が辛いからとその言葉に釣られて相談をし、深く考えずに債務整理の依頼をしてしまう方もいますが、債務整理の判断は本来は慎重に行わなければなりません。

軽い気持ちで依頼する、または自身で債務整理を進めてしまうと、非常に長い期間に渡って不便な生活を強いられることにもなるためです。

借金の返済が辛いからと債務整理を行うと、信用情報に「異動」とされる情報が記録されることになります。

「異動」はいわゆるブラックの情報で、一度でも記録がされると対象となる債務を完済してから最長で5年間は情報が残り続けます。

債務整理も自己破産でなければ手続き後も結局は減額された借金の返済は進めていくことになるので、任意整理の場合であれば、「異動」が付いてから7年や8年といった長い期間がブラックとなることもあります。

カードローンやキャッシングによる返済が辛い場合には、収入等の状況にもよりますが、安定した収入があれば自己破産ではなく任意整理が用いられることが多いです。

任意整理は債権者との交渉によって借金を減額する手続きで、双方で合意がされれば減額された、または利息が免除された借金の返済を進めていくことになります。

自己破産とは異なり返済自体が免除されるわけではなく、返済金額は少なくなるものの、結局は継続して返済をしなければならない点に違いはありません。

自身の収入や借金の状況から、果たして本当に債務整理を進める必要があるかは考えたほうが良いです。

債務整理は軽い気持ちで進めてしまうと借金以上に後悔をすることにもなりかねず、何とか自身で返済ができる状況にあるなら、債務整理をする必要もない場合があります。

債務整理自体を否定するものではありませんが、近年では債務整理が妙に身近に感じられるような状況も見受けられるため、デメリットはしっかりと知った上で、本当にそこまでする必要があるかは考えなければならないのです。

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今月は借金の返済が辛い、どうしようと悩んでいる方は真面目であるため、返済ができないとなれば債務整理をしてでも何とかしなければと考えてしまうものです。

しかし、今月の返済が辛いだけなら、実際には債務整理を考える段階にもなっていません。

これが無収入になってしまった、今後に継続しての返済も絶対に不可能となれば別ですが、今月や来月だけ苦しいなどであれば乗り切る方法はあります。

今月の借金返済が辛い場合には、まずは早い段階で借り入れ先のコールセンターに連絡を入れ、正直に今月の返済が辛いと相談をしてください。

一昔前とは違って今のカードローンは相談にも乗ってくれるため、今月だけ辛いとなれば何らかの解決方法を提示してくれることが多いです。

例えば今月は利息分だけでも良い、来月も辛い場合にはそれでも問題はないとしてくれるなど、一時的な返済金額の大幅な減額で対応をしてくれることもあるのです。

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返済の相談をするにあたっては、下手な嘘は付かずに正直に状況を伝えるようにしてください。

仕事が少なくなって給料が減ってしまった、一時的に休職となって収入が途絶えてしまったなど、状況は人それぞれですがその通りに伝えることが重要です。

嘘を付いても良い解決方法には繋がらないので、正直に伝えて相談をするようにしてください。

相談をする際に頼りになるのが、プロミスやアコムなどの大手消費者金融です。

中小の消費者金融でも相談には乗ってくれますが、やはり大手に比べると返済に関しては厳しい部分があるので、相談のしやすさという面で見ても大手は優れています。

今は良くても今後に返済で困る、辛いと感じることも出てくるかもしれないので、今からお金を借りるとするなら信頼の大手消費者金融としておくのが無難です。

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借り入れ先によってどのような対応になるかは変わりますが、仮に利息分だけの支払いで問題ないしてくれるのであれば、大幅に負担は軽減できます。

利息分を支払うだけでは借金は減ってはいきませんが、それでも返済に遅れが生じるわけでもないので、信用情報にも大きく悪い影響を与えるわけではありません。

少なくとも債務整理による「異動」のようなブラックの情報とはならないので、今後に収入が安定したら、正常な返済に戻せば問題ありません。

例えば、今現在30万円を18.0％の実質年率で借りているとします。

30万円の借り入れだと多くのカードローンでは10,000円や11,000円ほどが毎月の返済金額となりますが、利息分だけの支払いとなれば4,500円弱で済む計算です。

半分以下の金額でその月は乗り越えられることになるので、まずはそれで乗り切りつつ、安定するまで待つというのも一つの手です。

本来の返済金額が11,000円の場合に利息分の4,500円弱の支払いで乗り切るなら、1か月分の返済金額で2か月半分ほどが乗り切れることになります。

これをずっと続けてしまうのはまずいですが、一時的に乗り切るなら十分な期間と言えます。

貸し手側としても利息だけは得られればとりあえずはOKとしてくれる場合が多いので、いったんはこの方法で辛い返済を乗り切り、状況が改善するのを待つということもできます。

ギリギリまで返済を粘って本当にお金がない、少しも払えないとなってしまうとどうにもなりません。

そうなる前に乗り切り方を考えておくべきなので、やはり相談は早めが重要です。

電話をして借金の返済が辛いと相談をするのもなかなか言い出しにくい部分はありますが、その一歩で状況はだいぶ良くなる可能性があるので、返済が辛いならまずは借り入れ先に相談です。

借金の返済が辛いときに、他の消費者金融や銀行からさらにお金を借りて返済に回すという方もいます。

来月には確実に新たに借りたものは全て返して完済ができる見立てがあるなら良いのですが、そうではないのであれば借金で借金を返すのは避けるべきです。

現状で既に借金返済が辛いのに、さらに借金を重ねてもさらに返済が辛くなってしまうだけです。

借金の返済が辛いからと借金をして返済を回すと、行き詰まることが分かっている状況を先送りにしているだけになります。

その間は借り入れが増えることによって利息の負担も増してしまい、さらには余計なストレスも抱えることにもなるでしょう。

借金で借金を回しても何の解決にも繋がらないので、借金返済が辛いからといってさらに借金を重ねることはないようにしてください。

今月だけ出費が重なってしまって返済が辛い、来月になれば確実に返済ができるというのであれば、一時的に他で借りて返済に回すというのは一つの方法として考えられます。

しかし、その場合でも新たに作った借金はなるべく早くに返し終える必要があります。

別の借金の返済もだらだらと進めてしまうと返済の負担が二重にも三重にもなるので、追加で借りたほうは早めの完済が求められることになります。

一時的に借金の返済が辛くて新たに借りるのであれば、借りる金額は足りないお金のギリギリだけとしておくようにしてください。

限度額があるからといって余計に借りると返済が苦しくなるので、限度額満額まで借りるのではなく、必要な分だけを借りることが重要です。

カードローンなら必要な金額が数万円ならその分だけ少額でも借りられるため、うまく使ってその月の返済を乗り切るといったことができます。

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借金の返済が辛いとしても、周りの人に悩みを打ち明けるなどはどうしてもしづらいものです。

迫る返済日で不安な気持ちも日々強くなってしまうものですが、そこで悩んでいても実際にはどうにもなりません。

それならまずは借り入れ先に連絡をしてみて、どうにかならないかを相談をすべきなのです。

はっきり言って、相談をするだけならタダです。

連絡をするのが嫌だ、相談をしづらいということはありますが、それを除けば相談をして特に失うものがあるわけでもありません。

それなら相談をしないのは損とも言えるので、返済が辛いならまずは相談をして、それでも良い解決方法、乗り切る方法が見付からないのであれば、別の方法を考えれば良いだけなのです。

借り入れ先に相談をしても今後の返済も辛いままで何ともならない、周りにも相談ができる人がいないとなれば、最終手段の債務整理の出番となります。

債務整理には自己破産や任意整理、個人再生など色々と手続きがあり、借り入れや生活の状況によってもどの手続きが良いかは変わってきます。

このあたりは自身で判断をするのが難しい場合もあるので、借金問題に強い弁護士や司法書士のもとで、どのような債務整理を進めるのが良いかを相談してみるのも良いでしょう。

借金返済が辛い、返済ができないというのは非常に大きなストレスになります。

それでも何らかの解決方法が見えてくればストレスも軽減されてくるものなので、やはり一人で悩むというのは避けたいところです。

借り入れ先への相談も専門家への相談もそうですが、借金返済で辛いならまずは相談をしてみて、何か良い解決方法、乗り切る方法がないかを模索してみるべきなのです。