SMBCモビットの10秒簡易審査の結果が
「判断できません」だと借りられない？

SMBCモビットにも公式サイト上に用意がされていますが、カードローンの多くでは申し込み前に借り入れ可能かの目安が分かる借り入れ診断があります。

借り入れ診断は審査とは異なり、個人を特定できる氏名や住所、連絡先などの情報は入力せず、年齢や年収、借り入れ状況の自己申告内容に基づき、借り入れが可能かの判断をしているに過ぎません。

簡単に言ってしまうと、年齢が対象範囲内か、年収に対する借り入れが総量規制で定める3分の1に達していないかを見ているだけで、審査とは大きく異なるものとなります。

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総量規制とは、貸金業者から借りられるお金の上限に制限を設けるもので、貸金業法によって定められています。消費者金融をはじめとした貸金業者から借りられる金額を、借主の年収の3分の1までに制限し、過剰貸付から守っています。

引用：総量規制とは｜年収の3分の1を超える貸付を制限する法制度 | みんなのモビット

対してSMBCモビットの10秒簡易審査は、審査と書かれているように審査の一つとなります。

診断とは異なりWebでの申し込み後に行われるものとなるため、入力をした情報をもとにして即座にSMBCモビットのシステムが信用情報を照会し、簡易審査結果をすぐに返しています。

信用情報を照会することになるので、SMBCモビットの10秒簡易審査を受けると、信用情報機関には申し込み履歴が半年間にわたって残ることになります。

SMBCモビットでも他社でも、借り入れ診断の結果はアテにならないことが多いです。

借り入れ診断では、カードローンやキャッシングの審査で最も重要と言える信用情報の照会もしていないため、単純に対象年齢内で年収の3分の1以内の借り入れで入力をすれば、診断は誰でもOKが出るものです。

返済に関するトラブルを抱えている、過去に大きく遅れたことがあるなどの方では大手カードローンの審査通過は難しくなりますが、それでも借り入れ自体が年収の3分の1以内なら、借り入れ診断ではOKが出てしまいます。

10秒簡易審査は借り入れ診断とは異なり、早い結果表示ではありながら信用情報を確認するため、借り入れ診断よりも正確性が高い結果が返ってきます。

本審査ではないため、その後に行われる本審査結果でNGとなってしまうことはありますが、10秒簡易審査でOKとなればとりあえずは一安心と言えなくもありません。

ただ、診断よりも正確性が高いからこそ注意をしておきたいのが、10秒簡易審査の「融資可能か判断ができません」の結果が返ってきたときです。

診断とは異なり審査の一つとなるSMBCモビットの10秒簡易審査は、NGとなると少し厳しくなる可能性が高いです。

10秒簡易審査でOKが出ても本審査でOKが出るとは限りませんが、一方で10秒簡易審査で「判断ができません」となると、本審査の結果も厳しくなる傾向にあります。

簡易審査の時点でクリアができない状況では、より詳しく確認をする本審査で結果がひっくり返ることは、そうそう起こり得ないと言えるのです。

SMBCモビットの10秒簡易審査は、以下のいずれかの結果が返ってきます。

・融資可能と思われます
・融資可能か判断できませんでした

「融資可能と思われます」であれば本審査の結果にも期待が持てますが、「融資可能か判断できませんでした」では難しいです。

判断ができないのは申し込み内容か信用情報に何らかの引っかかる点があるためで、本審査でさらに確認をしても、申し込み内容も信用情報も好転するわけではありません。

SMBCモビットにWebで申し込みを行うと、10秒簡易審査の後に、簡易審査の結果に関わらず本審査に進むことになります。

本審査に進むとはいっても再度フォームに入力などは不要で、申し込み時に入力した内容に基づき、10秒簡易審査から本審査に進むだけです。

本審査では在籍確認なども含む様々な確認も行われることになり、10秒簡易審査よりもさらに詳しく、申し込み内容を確認します。

SMBCモビットは大手カードローンの中でも特に審査基準が厳しく、審査通過率も低く出るとされています。

中小金融なら別でも、SMBCモビットは申し込み内容や信用情報に少しでも引っかかる点があれば、無理に融資を行うことはありません。

もちろん総量規制を超えて契約をすることもないので、10秒簡易審査で「判断ができません」となってしまうと、本審査でも厳しい結果となってしまうことが多くなるのです。

SMBCモビットの成約率や審査通過率はどれぐらい？他と比べて審査が厳しいのか

カードローンに申し込みをする際に気になるのが成約率や審査通過率といった部分となり、SMBCモビットにおいてもどれぐらいで審査に通るのかは気になるものです。

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SMBCモビットの10秒簡易審査で融資の判断ができないと本審査の結果も厳しくなりますが、状況によっては、10秒簡易審査で判断ができなくても、本審査で通過ができることがあります。

他にもSMBCモビットの審査基準によって通過ができることはありますが、ここでは主なケースについて見ていきます。

また、これらのケースに該当をしているとしても、本審査ではNGとなることもあるので、あくまで可能性として見ておくようにしてください。

Webでの申し込みは、SMBCモビットに限らずですがどうしてもミスや不備が出やすいものです。

住所を少し間違ってしまったり、勤務先の情報の入力漏れがある、年収や他社借り入れで異なる数字を入力してしまったなどの場合には、10秒簡易審査では判断ができないとする結果が返ってきます。

照会をする信用情報との整合性が取れないためで、この場合には本審査前に確認が入り、ミスがあれば訂正によって本審査は正しい情報で審査が行われるため、無事に通過ができることがあります。

申し込み内容のミスや不備で審査落ちになる！？連絡先は特にしっかりと確認を

カードローンはWeb申し込みが主流になったことで、手軽になった反面、申し込み内容のミスや不備が目立つようにもなってきています。

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信用情報は適度に履歴がある分には、状況によってはむしろプラスに作用することもあります。

しかし、一度もカードやローンを利用したことがなく、信用情報がまっさらの場合には、入力内容のミスで正しい信用情報が照会できていないのか、またはただ単に信用情報が何もないだけなのか、どうしても判断ができません。

この場合も10秒間審査では判断できませんとなることがありますが、信用情報の保有期限を経過したスーパーホワイトと言われるような状況ではなく、ただ単に信用情報に何もないだけなら、本審査での確認によって審査通過は可能となります。

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信用情報機関の情報は、各機関により情報内容の名称や種類が異なりますが、延滞の有無を問わず契約期間中はもちろんのこと、契約が終了してから 5 年間は保有されることになり、登録期間が過ぎた情報は自動的に抹消されます。

引用：個人の信用情報について｜JICC（PDF）

例えば派遣社員などで働いている方の場合には、10秒簡易審査では判断ができませんとなることがあります。

カードローンは派遣社員の方には審査通過が少し難しい傾向にあり、SMBCモビットでも審査通過のハードルが上がってしまいますが、派遣社員だからといって借りられないわけではありません。

本審査によってしっかりと確認がされ、問題がなければSMBCモビットを利用することもできるので、10秒簡易審査では判断できない結果だとしても、借り入れを諦めることはないのです。

SMBCモビットの10秒簡易審査は、診断とは異なり審査の一つとなるため、正しい情報で受けるようにしなければなりません。

Web申し込み後に行われるものとなるため、診断のように架空の情報で進めるということはほとんどありませんが、ミスなく不備なく受けるようにしなければならない点には変わりはありません。

間違った情報で申し込みをしてしまい、その情報で10秒簡易審査に進むことになると、判断できないという結果が返ってくることにも繋がります。

一昔前の、申し込みは店頭か契約機で行うのが主流だった時代であれば、申し込み内容にミスがあればその場で指摘が入り、すぐに訂正ができたので大した問題にはならずに済みました。

しかし現在はWebでの申し込みが主流となっており、SMBCモビットにおいても自社での店舗や契約機を持たないことで、申し込みはほとんどがWebから行うことになります。

24時間いつでも申し込みができるのはたしかに便利ではありますが、その代わりに申し込み内容にミスが生じることも増えており、それが原因による審査への悪影響も少なくはないのです。

SMBCモビットのローン契約機は現在では全て閉店している

SMBCモビットは最短即日でのカード発行も可能となる消費者金融ですが、カードが直接受け取れる自社でのローン契約機は現在では設置されていません。

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総量規制があることで、SMBCモビットでの借り入れは年収の3分の1までに制限がされています。

そのため、他社で借り入れがある方は総量規制を回避しようと、年収や借り入れをごまかすこともあるかもしれませんが、当然ながら審査の結果がよくなることはなく、かえって悪影響を与えるだけになります。

年収に関する記録はなくても、他社の借り入れ情報はCIC（https://www.cic.co.jp/）などの信用情報機関にしっかりと記録がされているので、無意味な虚偽内容での申し込みはしないようにしてください。

10秒簡易審査の結果に関わらず、SMBCモビットの本審査で落ちてしまったとしても、総量規制で定める年収の3分の1以内の借り入れであれば、他社でのカードローン、キャッシング利用は可能となります。

元々がSMBCモビットの審査は厳しいため、SMBCモビットで審査落ちとなっても他社での借り入れの可能性は十分にあり、プロミスやアイフルなどで借りられることはいくらでもあります。

10秒簡易審査で判断ができないとなって本審査でもダメだったとしても、カードローンやキャッシングの利用自体を諦めることはないのです。