アコムで借りるかプロミスで借りるか、またはアイフルで借りるかを決める際に、利用者の多さを基準にしたいと考える人もいます。
利用者が多いということはそれだけ信頼性の高さにも繋がり、さらには審査の通過にも期待が持てるためです。
あまりにも利用者が少ないと信用できるのかが分からず、借りにくいのではないかと考えてしまうこともあるため、各カードローンを利用している人の数で比較をしていきます。
アコムで借りるかプロミスで借りるか、またはアイフルで借りるかを決める際に、利用者の多さを基準にしたいと考える人もいます。
利用者が多いということはそれだけ信頼性の高さにも繋がり、さらには審査の通過にも期待が持てるためです。
あまりにも利用者が少ないと信用できるのかが分からず、借りにくいのではないかと考えてしまうこともあるため、各カードローンを利用している人の数で比較をしていきます。
アコム、プロミス、アイフルの各カードローンのデータから、利用者数や新規申し込み者数で比較をします。
各データは公式発表の数字を用いていますが、それぞれ出典も記載しておきます。
データの参照時期によって数字の変動があるため、各カードローンのデータはなるべく同じ時期のものを使用するようにしています。
各カードローンの利用者数は以下のようになっています。
カードローン | 利用者数(2023年3月期) |
---|---|
アコム | 1,609,378 |
プロミス | 1,482,000 |
アイフル | 1,103,000 |
【出典】
※ アコム:2023年3月期決算 決算データブック(PDF)
※ プロミス:2023年3月期 決算資料(PDF)
※ アイフル:2023年3月期 決算データブック(PDF)
アコムは業界最大手と言われるだけあって、利用者数は最も多くなっています。
また、基本的に無担保ローンの利用者数のみとなっているため、以下に該当する利用者は含まれていません。
続いて各カードローンの新規申し込み者数を見ていきます。
審査通過の可否問わず、新規で申し込みがされた件数となっています。
カードローン | 申し込み者数(2023年3月期) |
---|---|
アコム | 775,649 |
プロミス | 753,086 |
アイフル | 942,902 |
【出典】
※ アコム:2023年3月末 マンスリーレポート(PDF)
※ プロミス:2023年3月期 決算資料
※ アイフル:2023年3月期 月次データ(PDF)
プロミスの新規申し込み者数は、プロミスの新規客数と成約率から新規申し込み者数を推計しています。
公表されているデータでは、プロミス以外のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の申し込み者数が含まれているためです。
それを考慮した上で、申し込み者数が最も多いのはアイフルです。
詳しくは後述する審査通過率の差はありますが、このペースが続くようであればアコムやプロミスとアイフルの利用者数の差が縮まることになります。
信用情報機関JICCの統計によれば、JICCに記録がある何らかの残高がある人は1,063.1万人(※)となっています。
※ 出典:信用情報に関する統計|JICC
カードローンに限らずクレジットカードなども含まれることになりますが、アコム、プロミス、アイフルの利用者合計は約410万人となっていることからも、大手カードローンの利用者の多さが分かります。
その中でもさらに利用者が多いのがアコムで、次いでプロミス、アイフルとなっていますが、アイフルは新規申し込み者数が多いことで、近年では特に注目が高まっています。
利用者数が最も多いアコムの新規申し込み者数や審査通過率、借りている人の条件を見ていきます。
アコムでは新規貸付率として公表していますが、ここでは新規貸付率を審査通過率として扱っています。
各データの内容については、すべてアコム公式サイトからの引用となります。
アコムの新規申し込み者数と審査通過率は次のようになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
新規申し込み者数 | 775,649 |
新規顧客数 | 309,619 |
新規貸付率 | 39.9% |
初回貸付単価 | 16.3万円 |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
審査通過率として扱っている新規貸付率は、あくまで新規で貸付に至った顧客の割合となります。
審査に通っても希望額に満たずにキャンセルした場合などは、新規顧客にならないので新規貸付にもなりません。
希望額を高額にせず少額希望で申し込みをするのであれば、アコムで新規で借りられる可能性は低いというわけでもありません。
アコムの金利は実質年率3.0%~18.0%となっていますが、下限金利や一桁台の実質年率で借りることは難しくなっています。
実際に利用者の貸付金利別で口座数を見てみると、以下のように上限金利付近での契約が最も多くなっているのが分かります。
実質年率 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
15.0%~ 18.0% |
1,124,854 | 69.9% |
10.0%~ 15.0% |
355,573 | 22.1% |
~10.0% | 127,983 | 8.0% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
全体の70%ほどは実質年率15.0%~18.0%で借りていることになります。
次に、貸付金額別の利用者数と割合です。
貸付金額 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
10万円以下 | 276,582 | 17.2% |
10万円超 30万円以下 |
375,241 | 23.3% |
30万円超 50万円以下 |
507,930 | 31.6% |
50万円超 100万円以下 |
251,580 | 15.6% |
100万円超 | 197,077 | 12.3% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
上の審査通過率の項目で触れている初回貸付単価は約16万円ですが、利用者の残高で最も多いのは30万円超50万円以下です。
アコムは契約後に限度額の増額ができるようになっているため、増額によって大きな金額が借りられることが分かります。
アコムで借りている人の年収や年齢、性別を見ていきます。
アコムはまとまった年収がないと審査に通らないと感じている方もいるかもしれませんが、実際には大きな年収は求められないことが分かるデータとなっています。
年収 | 割合(新規顧客) | 初回貸付単価 |
---|---|---|
200万円以下 | 26.5% | 11.3万円 |
200万円超 500万円以下 |
63.6% | 16.8万円 |
500万円超 700万円以下 |
6.7% | 23.5万円 |
700万円超 1,000万円以下 |
2.4% | 29.6万円 |
1,000万円超 | 0.8% | 39.3万円 |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
年収200万円以下の新規顧客は全体の4人に1人ほどとなっており、安定した収入を得ていれば年収が高くなくても審査に通るようになっています。
続いて年齢と性別の割合です。
年齢 | 割合(新規顧客) |
---|---|
20代 | 61.3% |
30代 | 16.6% |
40代 | 11.2% |
50代 | 7.3% |
60代 | 3.6% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
性別 | 割合(新規顧客) |
---|---|
男性 | 66.1% |
女性 | 33.9% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック
年齢は20代が最も多くなっており、アコムは若い世代に人気のカードローンということが分かります。
また、性別に関しては男性の割合が多くなっていますが、男性だから審査に通りやすいというわけではなく、カードローン利用者に占める男性の割合が多いだけです。
アコムの次に利用者数が多いプロミスの審査通過率や各条件等について見ていきます。
プロミスでは成約率として公表していますが、ここでは成約率を審査通過率として扱っています。
各データについては、プロミスのサービスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の公式サイトからの引用しています。
プロミスの新規申し込み者数と審査通過率は次のようになっています。
アコムとは異なり初回貸付単価の資料がないため記載していません。
項目 | 内容 |
---|---|
新規申し込み者数 | 753,086 |
新規顧客数 | 305,000 |
成約率 | 40.5% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料
アコムの新規貸付率39.9%と比べると、僅かにプロミスほうが高くなっています。
ただ、2022年3月期はアコムの新規貸付率が42.1%に対してプロミスの成約率は38.8%となっており、どちらも審査通過率に大きな違いはありません。
プロミスの金利は実質年率4.5%~17.8%となっており、アコムと同じく下限金利や一桁台の実質年率で借りるのは難しいです。
利用者の利率別で見ると以下のようになっています。
実質年率 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
15.0%~ 18.0% |
1,044,000 | 70.5% |
~15.0% | 437,000 | 29.5% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料
アコムと同じく全体の70%ほどは実質年率15.0%~17.8%です。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の資料では上記の利率別の振り分けとなっていますが、プロミスの上限金利は実質年率17.8%となるため、遅延損害金を除いて17.8%超の利率になることはありません。
次に、利用者の貸付金額別の数や割合です。
貸付金額 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
10万円以下 | 264,000 | 17.9% |
10万円超 30万円以下 |
318,000 | 21.5% |
30万円超 50万円以下 |
469,000 | 31.7% |
50万円超 100万円以下 |
220,000 | 14.9% |
100万円超 | 208,000 | 14.1% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料
貸付金額もアコムと大きくは変わりはありません。
初回は限度額が大きくなりにくい点も共通しており、利用実績に応じて増額できる点も同じです。
ここまではプロミスはアコムと似た内容になっていますが、利用者の傾向は少し違いがあります。
まずは年収による新規顧客数と割合を見ていきます。
年収 | 新規顧客数 | 割合 |
---|---|---|
200万円未満 | 60,000 | 19.6% |
200万円以上 300万円未満 |
75,000 | 24.6% |
300万円以上 400万円未満 |
83,000 | 27.3% |
400万円以上 500万円未満 |
46,000 | 15.3% |
500万円以上 600万円未満 |
18,000 | 6.1% |
600万円以上 | 21,000 | 7.0% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料
アコムよりも年収の刻みが細かくなっていますが、アコムと同じように年収500万円基準(※)で比べると、アコムが90.1%に対してプロミスは86.8%となっています。
※ アコムは年収500万円以下、プロミスは年収500万円未満の違いがあります。
アコムのほうが少しだけ新規申し込み者の年収が下がる傾向があります。
続いて年齢と性別の割合です。
年齢 | 割合(新規顧客) | |
---|---|---|
プロミス | アコム | |
20代 | 55.3% | 61.3% |
30代 | 19.6% | 16.6% |
40代 | 13.0% | 11.2% |
50代 | 8.3% | 7.3% |
60代 | 3.8% | 3.6% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料(プロミス)
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
性別 | 割合(新規顧客) | |
---|---|---|
プロミス | アコム | |
男性 | 63.5% | 66.1% |
女性 | 36.5% | 33.9% |
※ 出典:2023年3月期 決算資料(プロミス)
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
プロミスの20代の新規申し込み者はアコムより少ないですが、30代はアコムより多くなっています。
40代以上については大きな違いはなく、若い世代でやや異なる傾向があります。
性別も少し違いがあり、アコムよりもプロミスほうが女性の新規申し込み者の割合が多くなっています。
プロミスは「レディースキャッシング」のサービスを長く提供していることで、女性でも利用しやすいカードローンになっている特徴があります。
アコムとプロミスは貸付条件では似たカードローンとなっていますが、年収や年齢、性別では少し違いが見られるため、自身に合うほうを選ぶようにしましょう。
新規申し込み者数が最も多い(※)アイフルの審査通過率は各条件等について見ていきます。
※ 2023年3月期
アイフルではグループで事業者向けローンや有担保ローンなどの扱いもありますが、審査通過率はアイフルのカードローンとなる無担保融資に限った数字を取り上げています。
各データについては、アイフル公式サイトのIRページからの引用です。
アイフルの新規申し込み者数と審査通過率は次のようになっています。
アイフルには新規貸付単価の資料がないため、プロミスと同様に記載していません。
項目 | 内容 |
---|---|
新規申し込み者数 | 942,902 |
新規顧客数 | 301,183 |
成約率 | 31.9% |
※ 出典:2023年3月期 月次データ
アコムやプロミスの審査通過率が40%前後であるのに対して、アイフルは31.9%とだいぶ低くなっています。
だからといって特別に審査が厳しいわけではなく、新規申し込み者数が急激に増えていることにより、審査に通らない属性の申し込みも増えてしまっていると考えられます。
アイフルの金利はアコムと同じく、実質年率3.0%~18.0%となっています。
一桁台などの低い利率で借りるのが難しいことも共通しており、多くの利用者は上限金利付近での契約となる点にも違いはありません。
実質年率 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
17.0%超 18.0%以下 |
795,547 | 71.3% |
16.0%超 17.0%以下 |
7,489 | 0.7% |
15.0%超 16.0%以下 |
3,778 | 0.4% |
15.0%以下 | 290,812 | 26.1% |
その他 | 5,919 | 0.5% |
※ 出典:2023年3月期 有価証券報告書(PDF)
アコムやプロミスと同じく18.0%あたりでの貸付が70%を超えています。
法律によって限度額が100万円以上となれば実質年率は15.0%が上限(※)となりますが、100万円未満の限度額では上限の実質年率18.0%での借り入れが多くなります。
・元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
・元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
・元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
続いて利用者の貸付金額別の数や割合です。
貸付金額 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
10万円以下 | 247,898 | 22.2% |
10万円超 20万円以下 |
127,618 | 11.5% |
20万円超 30万円以下 |
137,511 | 12.3% |
30万円超 40万円以下 |
107,178 | 9.6% |
40万円超 50万円以下 |
214,510 | 19.3% |
50万円超 100万円以下 |
159,799 | 14.3% |
100万円超 | 109,031 | 9.8% |
※ 出典:2023年3月期 有価証券報告書
貸付金額にも大きな差はありません。
特に初回は限度額が大きくなりにくく、契約後の増額によって限度額を引き上げていくこともアコムやプロミスと共通しています。
アイフルでは利用者の年齢に関する資料がないため、アコムやプロミスとは異なり、利用者の職種のデータを見ていきます。
年齢は資料に記載されている通りに引用しています。
職種 | 割合 |
---|---|
正社員 | 61.8% |
パート・アルバイト | 22.4% |
社長・代表者 | 7.6% |
嘱託社員 | 5.2% |
期間契約・派遣 | 3.0% |
年齢 | 割合(注) | |
---|---|---|
アイフル | アコム | |
20代 | 31.3% | 61.3% |
30代 | 23.7% | 16.6% |
40代 | 19.8% | 11.2% |
50代 | 16.4% | 7.3% |
60代 | 8.8% | 3.6% |
※ 注:アイフルは無担保ローンの顧客全体、アコムは新規顧客の年齢
※ 出典:2023年3月期 有価証券報告書(アイフル)
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
性別 | 割合(新規顧客) | |
---|---|---|
プロミス | アコム | |
男性 | 67.6% | 66.1% |
女性 | 32.4% | 33.9% |
※ 出典:2023年3月期 有価証券報告書(アイフル)
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
データの多少の違いはありますが、アコムは20代の利用者が多いのに対してアイフルは他の年代の利用者も多くなっているのが特徴です。
50代以上の利用者も多くなっているので、年齢層が高い人はアコムやプロミスではなく、アイフルに申し込みをしたほうが審査で不利になりにくい可能性があります。
アコムとプロミスとアイフルを見てきましたが、参考までにSMBCモビットやレイクについても見ていきます。
SMBCモビットは公表しているデータが少ないため、他カードローンと比べると情報が少なくなります。
SMBCモビットは他カードローンと比べて審査が厳しいと言われることもあるので、申し込みの際は慎重に行ったほうが良いでしょう。
上でも触れましたが、SMBCモビットは新規申し込み者数や審査通過率を公表していません。
分かるものは顧客数と新規顧客数のみとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
顧客数 | 624,000 |
新規顧客数 | 134,000 |
審査通過率 | 非公表 |
※ 出典:2023年3月期 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社決算資料
利用者の金利や貸付単価、年齢なども非公表です。
ただ、SMBCモビットは他カードローンと比べて利用者の年齢層が高く、40代前後の利用者が多い傾向があるとされています。
レイクはアコムなどと同じように様々なデータが公表されています。
審査通過率も公表されているため、資料から引用をすると以下のようになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
顧客数 | 827,000 |
新規申し込み者数 | 111,742 |
新規顧客数 | 29,500 |
審査通過率 | 26.4% |
レイクは新規申し込み者数は公表されていないため、新規顧客数と審査通過率から算出しています。
審査通過率は他カードローンと比べると低くなっており、アコムやプロミス、アイフルとは少し傾向が異なるカードローンとなっています。
レイクで借りている人の年収や年齢、性別等を見ていきます。
各データはそれぞれの顧客数の割合ではなく、残高構成比となる点に注意が必要です。
年収 | 残高構成比 |
---|---|
200万円未満 | 9.9% |
200万円以上 500万円未満 |
57.1% |
500万円以上 700万円未満 |
18.9% |
700万円以上 | 14.1% |
※ 出典:SBI新生銀行 四半期データブック2023年3月末
年齢 | 残高構成比 |
---|---|
20代 | 19.2% |
30代 | 23.0% |
40代 | 24.2% |
50代 | 21.9% |
60代 | 11.7% |
※ 出典:SBI新生銀行 四半期データブック2023年3月末
性別 | 残高構成比 |
---|---|
男性 | 76.6% |
女性 | 23.4% |
※ 出典:SBI新生銀行 四半期データブック2023年3月末
繰り返しになりますが、他カードローンとは割合の数字が異なるので注意が必要です。
カードローンを比較する際に、利用者数以外で選ぶとすると以下のような項目を重視することがあります。
これらで比較をしてカードローンを選ぶ際に見ておくべきポイントについてまとめました。
ただ、先に書いておくと借り入れ金額や金利で比較をするのは難しくなっています。
アコムは1~800万円、プロミスは1~500万円といったように限度額が設定されており、借りられる金額には幅があります。
この範囲内で借りられる金額が審査によって決まりますが、アコムとプロミスを例にあげると、以下のように貸付金額にはそこまで大きな差がないのが分かります。
貸付金額 | 口座数割合 | |
---|---|---|
アコム | プロミス | |
10万円以下 | 17.2% | 17.9% |
10万円超 30万円以下 |
23.3% | 21.5% |
30万円超 50万円以下 |
31.6% | 31.7% |
50万円超 100万円以下 |
15.6% | 14.9% |
100万円超 | 12.3% | 14.1% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
※ 出典:2023年3月期 決算資料(プロミス)
アコムとプロミスは限度額の上限が800万円と500万円で違いがありますが、貸付金額別の口座数の割合には大きな違いはありません。
利用者の7割超は50万円以下の借り入れとなっています。
同じように金利で比較もしていきます。
上の各カードローンの傾向でも触れているのでまとめとなりますが、同じくアコムとプロミスを例に挙げると以下のようになっています。
実質年率 | 口座数割合 | |
---|---|---|
アコム | プロミス | |
15.0%超 18.0%以下 |
69.9% | 70.5% |
15.0%以下 | 30.1% | 29.5% |
※ 出典:2023年3月期決算 決算データブック(アコム)
※ 出典:2023年3月期 決算資料(プロミス)
アコムは10.0%以下の口座数割合も資料がありますが、プロミスとの比較をしやすくするために15.0%以下でまとめています。
アコムは実質年率3.0%~18.0%、プロミスは実質年率4.5%~17.8%と違いがあるものの、実際に借りている金利には大きな違いはありません。
借り入れ金額や金利に違いがないと、どこで借りれば良いのか迷ってしまうかもしれません。
それ以外の選び方として、もしおすすめのカードローンを選ぶ場合には、以下の点を重視して決めてみるのも良いでしょう。
カードローンの利用が初めての場合には、「はじめてのアコム」でフレーズでおなじみのアコムがおすすめとも言えます。
年齢が20代前半などで若い場合には、利用者の平均年齢が低いプロミスが適していると言えます。
各カードローンへ申し込みをする際には、いくつか注意しておきたい点があります。
特に重要なのが以下の3点で、申し込み時には必ず確認するようにしてください。
これらは審査通過の上で最低限必要となるものです。
アコムやプロミス、アイフル、SMBCモビットやその他のカードローンには、どこも申し込み条件を定めています。
年齢や収入といった簡単な条件となりますが、条件を満たしていないと申し込むことができません。
各カードローンの申し込み条件は以下のようになっているので、申し込みをする際にはよく確認しておきましょう。
カードローン | 申し込み条件 |
---|---|
アコム | 満20歳以上で安定した収入のある方 |
プロミス | 満18歳(高校生不可)~74歳で安定した収入のある方 |
アイフル | 満20歳~69歳で安定した収入のある方 |
SMBCモビット | 満20歳~74歳で安定した収入のある方 |
※ プロミス:18歳および19歳の方の申し込みには収入証明書類の提出が必要です。
各カードローンとも申し込み者本人の安定した収入が求められます。
年収がいくら以上という条件はないので、アルバイトやパートの方でも毎月に安定した収入があれば問題ありません。
他社での借り入れがあっても審査に通りますが、以下に該当している場合には審査通過が難しくなってしまいます。
カードローンの審査には総量規制があります。
総量規制とは借り入れ総額を年収の3分の1までに抑えるもので、貸金業法によって定められています。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
総量規制について|日本貸金業協会
例えば年収300万円でプロミスとアイフルで総額100万円を借りていると、アコムに申し込みをしても総量規制によって審査落ちとなってしまいます。
総量規制は問題なくても、借り入れ件数が5件も6件もあると審査通過は難しくなることが多いです。
また、他社での返済に遅れている場合も注意が必要です。
審査で確認する信用情報には毎月の返済履歴が記録されているため、今現在で返済に遅れていると返済能力に問題ありと判断されてしまい、審査落ちになるので気を付けましょう。
上でも触れていますが、信用情報には特に注意が必要です。
過去に長期間の返済遅れを起こしてしまっていたり、債務整理をしたことがあるなどの場合には、信用情報機関にその情報が残ってしまっています。
正常な返済履歴であれば気にすることはありませんが、何らかのトラブルを起こしてしまっている方は、情報があるうちは申し込みをしないほうが良いでしょう。
2013年頃から様々なカードローン情報サイトを運営。総量規制前の高金利時代に複数カードローンの利用、返済滞納経験あり。借りていた経験から利用者側に立った情報が伝えられるように心がけています。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。