カードローンタイム

まず、アイフルの追加融資の基本情報から確認していきます。

アイフルの追加融資は限度額内であれ何度でも利用できるようになっており、限度額さえあれば申し込みをすることなく追加で借りられます。

限度額内であれば借りるたびに申し込みをして審査を受ける必要はありません。

限度額いっぱいまで借りているとアイフルでの追加融資は利用できませんが、返済をすれば返した分は追加融資が可能です。

1. 限度額30万円で満額を借りている
2. 1万円（元金分）を返済する
3. 返済反映後に1万円を追加融資可能

ただ、毎月の返済金額がそのまますぐに追加融資ができるわけではありません。

アイフルの返済金額は借り入れ残高の一部と利息などが含まれた金額となっており、借りられる分は借り入れ残高の一部で返済をした分に限られます。

返済をした分をそのまま追加融資とはいかないため、返した分を丸々借りるということはできません。

アイフルは完済によって解約になるわけではなく、解約手続きをしない限りは契約が残ります。

完済後に解約をしなければ、再申し込みも審査も不要で限度額内での借り入れが可能です。

完済後に追加で再びアイフルから借りる可能性がある場合には、解約はせずに契約を残しておくのも良いでしょう。

解約をしてしまうと、追加で借りる際には再度申し込みをして審査を受けなければならなくなります。

アイフルは利用可能年齢が満20歳から69歳となっています。

契約中に69歳を超えた場合には追加融資が利用できなくなり、そこからは返済だけを進めていくことになります。

契約中に69歳を超える場合に追加でお金が必要になりそうであれば、70歳の誕生日を迎える前に限度額内での借り入れをしておく必要があります。

アイフルの追加融資は以下の方法で利用できます。

• 銀行振り込み
• 提携ATM
• スマホアプリ
• アイフルATM

利用できる時間帯や手数料にも違いがあるので、それぞれの追加融資の方法について詳しく見ていきます。

アイフルの銀行振り込みでの借り入れは、インターネットか電話で手続き可能です。

インターネットでの振り込み手続きなら原則24時間最短10秒での入金が可能で、会員サービスから簡単に手続きができます。

24時間振り込みに対応する金融機関も非常に多く、一例を挙げると以下の通りとなります。

• 三井住友銀行
• 三菱UFJ銀行
• みずほ銀行
• ゆうちょ銀行
• PayPay銀行
• セブン銀行
• 楽天銀行
• イオン銀行

その他にも多くの都市銀行や地方銀行、信用金庫なども24時間振り込みに対応しています。

振り込みでの追加融資は手数料がかかることもありません。

アイフルの振り込みは基本的には24時間いつでも利用ができますが、以下のメンテナンス時間だけは利用ができないので、振り込み利用時には確認をしておいたほうが良いでしょう。

その他、利用する金融機関がメンテナンスを行っている場合もあります。

メンテナンスの多くは夜間や早朝となりますが、利用の際にはアイフルのメンテナンスと合わせて確認をしておきましょう。

アイフルは以下のコンビニや銀行の提携ATMで追加融資ができます。

• セブン銀行ATM
• ローソン銀行ATM
• イーネットATM
• イオン銀行ATM
• 三菱UFJ銀行ATM
• ゆうちょ銀行ATM
• 西日本シティ銀行ATM
• 十八親和銀行ATM
• 福岡銀行ATM
• 熊本銀行ATM

銀行振り込みでは24時間入金に対応をしている三井住友銀行やみずほ銀行では、ATMを使って借りることはできないので注意が必要です。

提携ATMでの借り入れも稼働時間内であればいつでも追加融資が可能ですが、利用にあたっては以下の手数料がかかることになってしまいます。

提携ATM利用手数料は借り入れ金額から差し引かれるわけではなく、次回返済時に清算をすることになります。

アイフルの公式スマホアプリでは、以下の追加融資が利用できるようになっています。

• 提携ATMでアプリで借り入れ
• 指定口座宛の振り込みで借り入れ

セブン銀行ATMかローソン銀行ATMなら、アプリとATMの操作でカードレスでの借り入れが可能です。

カードが手元になくても借りられるため、カードを持ち歩きたくない方でもアプリを使えばすぐに追加融資が利用できます。

銀行振り込みでの追加融資もスマホアプリで手続き可能です。

アプリから振り込み先口座や振り込み金額の入力、確認をするだけで、対応する金融機関宛で原則24時間最短10秒での振り込みとなります。

インターネットでの振り込み同様に、アプリでの振り込み融資でも手数料がかかることはありません。

アイフルの契約ルームなどに併設されているアイフルATMでも追加融資が可能です。

アイフルATMなら手数料がかかることはありませんが、設置場所が契約ルームとなるのがデメリットです。

また、アイフルATMは以下のように設置数が減っていることも欠点です。

コンビニなどの提携ATMでの利用が拡大していることで、アイフルATMは急速に撤去が進んでいます。

契約ルームはあってもATMだけ撤去されていることがあるため、アイフルATMを利用する際にはアイフル公式サイトで最新の営業情報を確認するようにしてください。

アイフルの毎月の返済金額は借り入れ残高によって変わります。

追加融資をして借りる金額を増やすと、翌月の返済金額も変わってくる可能性があります。

アイフルの追加融資を利用する場合には、今の借り入れ金額と合わせて翌月の返済金額がどうなるかは必ず確認をしておいたほうが良いでしょう。

アイフルの借り入れ残高ごとの返済金額は以下の通りです。

元々の借り入れ金額が10万円だった場合に、5万円の追加融資で借り入れ残高が15万円になると、翌月の返済金額は5,000円から9,000円に上がります（サイクル制の場合）。

翌月の返済金額は借り入れをした直後の残高で決まるため、追加融資によって15万円の借り入れとなれば、その時点で翌月の返済金額が10万円超20万円以下の返済金額となります。

アイフルは以下の方法で返済が行えます。

• インターネット
• 口座振替
• 銀行振り込み
• スマホアプリ
• アイフルATM
• 提携ATM

追加融資後でも返済方法に違いはありません。

インターネット返済であれば、以下のシステムメンテナンスの時間帯を除くと24時間365日いつでも手数料無料で返済ができます。

その他の返済方法については以下の通りです。

提携ATM利用時にかかる手数料は、借り入れ時と同様に以下の通りです。

アイフルの返済金額は自由に上乗せできます。

サイクル制の返済で10万円を借りていると返済金額は5,000円となりますが、これを7,000円や1万円で返済をするのは自由です。

追加融資によって借り入れが増えると毎月の返済金額も増えてしまうので、余裕があるときには多めに返済をして、早めに残高が減らせるようにしたほうが良いでしょう。

アイフルの追加融資ができない理由としては、主に以下のようなものが挙げられます。

• アイフルの利用状況
• 他カードやローンの利用状況
• カードの問題
• メンテナンス時間
• 限度額上限

それぞれの詳しい内容について見ていきます。

アイフルの返済期日を過ぎても未入金となっていると、アイフルでは追加融資が一時的に止められてしまいます。

限度額に余裕があったはずでも、返済日を過ぎた時点で追加融資ができなくなるため、まずは返済を行う必要があります。

また、申し込み内容に変更があったにも関わらず、アイフルで手続きを行っていない場合も追加融資ができなくなる原因です。

登録内容の変更はスマホアプリから簡単に変更できるので、例えば住所や電話番号が変わった、勤務先が変わったなどであれば早めに変更をしておくようにしましょう。

アイフル以外のカードやローンの返済が遅れている場合も、アイフルで追加融資ができなくなる原因です。

アイフルでは定期的に利用者の信用情報を確認しているため、返済に遅れているなどのトラブルがあればその時点で追加融資をストップします。

定期審査の影響で、限度額が下がっている状況です。
利用残高が限度額を下回るまではお借入れはできません。ご不便おかけし申し訳ございません。
登録内容（自宅・勤務先）や、年収、他社借入状況等に変更があれば、見直しも可能です。

アプリの限度額が下がったのですが、どうしてですか？｜アイフル

アイフルでの返済に遅れてしまっているときと同じように、他社での返済も遅れを解消してアイフルでもそれが確認できれば追加融資ができるようになることがあります。

ただ、他社での長期間の遅れによって信用情報に「異動」とされる情報が付いてしまうようなことがあると、アイフルでの追加融資はできないままとなることがほとんどです。

ATMでカードを使って借りる際に追加融資ができない理由として、カードが物理的に使えなくなっていることもあります。

カードの破損や汚れ、磁気不良等により、ATMでカードが読み取れずに追加融資ができないパターンです。

カードが使えないだけで限度額自体に問題がなければ、他の方法であれば追加融資が可能です。

他の方法で使うのであればそのままでも利用自体には問題はありませんが、使えないままでは不便なので、契約ルームに行くか会員専用ダイヤルに電話をして再発行の手続きを進めたほうが良いでしょう。

借り入れ方法によってはメンテナンス時間で追加融資ができないことがあります。

例えば振り込みで借りる場合には、以下のメンテナンス時間と振り込み可能時間には注意が必要です。

ATMでの借り入れも、コンビニなどの24時間稼働をしている提携ATMでも、利用するATMによってメンテナンス時間が設けられています。

一部提携ATMを例に挙げると、セブン銀行ATMの場合は以下の時間帯はメンテナンスで利用できません。

• 平日：2:00～3:00
• 土曜：2:00～3:00と23:00～0:00
• 日曜：0:00～7:00
• 祝日：2:00～7:00

夜中の2:00～3:00はどの曜日でも利用できず、土曜から日曜にかけては23:00～朝の7:00と、メンテナンス時間が長くなっています。

また、ローソン銀行ATMでは以下の時間帯が利用できません。

• 月曜：23:00～0:00
• 土曜：23:50～0:00
• 日曜：0:00～7:00
• 祝日：曜日通り

セブン銀行ATMでは利用できない2:00～3:00の時間帯でも利用できますが、土曜の23:50～日曜にかけては朝の7:00までは、セブン銀行と同じくメンテナンスで利用できません。

メンテナンス時間で提携ATMが使えない場合には、振り込みでの追加融資を利用するなどしてください。

限度額の上限まで借りてしまっていると、それ以上に追加でお金を借りることはできません。

ただ、絶対にそれ以上に借りられないわけではなく、限度額の増額をすればアイフルから追加融資を受けることは可能です。

増額申請はアイフルの公式スマホアプリで行えますが、増額のためには審査に通らなければなりません。

増額審査に通れば今は限度額上限まで借りていても追加融資が受けられるので、追加で借りたい場合には増額を考えてみると良いでしょう。

アイフルの追加融資は限度額内で追加で借りるのに対して、増額融資は限度額を引き上げてさらに大きな金額を借りることになります。

それだけではなく、それぞれには以下のような違いもあります。

• 申し込みや審査の有無
• 追加で借りるまでの時間

アイフルの追加融資なら限度額内で借りるだけなので、再申し込みや審査を受ける必要はありません。

しかし、増額融資となると増額のための申し込みや審査を受けることになり、さらには提出書類を用意しなければならないなど大きな違いがあります。

アイフルの増額融資は以下の手順で進めます。

1. スマホアプリで申し込み
2. 増額審査
3. 必要書類の提出
4. 審査結果の連絡
5. 増額融資

スマホアプリから増額申し込みに進み、希望額や家族構成、勤務先などの必要事項を入力すると申請が完了します。

増額審査にあたっては収入証明書類の提出が必要になることがあります。

アイフルでの限度額が50万円を超える場合、または他社との借り入れと合わせて100万円を超える場合には、貸金業法で定めている通り収入証明書類の提出が必須です。

個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、「収入を証明する書類」の提出が必要です。

年収を証明する書類とは【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

アイフルで収入証明書類として認めている書類は以下のいずれかとなり、スマホで撮影してアプリやWeb上で提出可能です。

• 源泉徴収票
• 給与明細書（直近2か月分）
• 確定申告書
• 納税通知書
• 所得証明書
• 年金証明

給与明細書を提出する場合に、賞与がある方は直近1年分の賞与明細書も必要になります。

また、いずれの書類も最新年度のものが有効となるので、増額の際に書類が必要になった際にはよく確認をしておかなければなりません。

審査で無事OKとなれば、増額によって追加融資が可能です。

増額審査は最短でその日のうちに終わりますが、内容によっては時間がかかることもあります。

増額審査では主に以下の点が重視されることになります。

• アイフルの利用内容
• 収入と他社での利用状況

アイフルでの借り入れや返済の履歴は、増額審査では特に重視されます。

これまでにアイフルでの返済に遅れてしまっていたりすると、増額審査に落ちる原因になってしまいます。

今より大きな金額を借りることになるため、収入と他社での利用状況も重要です。

増額融資でも年収の3分の1までの借り入れになる総量規制は超えることはできず、今現在で他社と合わせて年収の3分の1まで借りてしまっていると、アイフルの増額審査にも通らないことになります。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。

お借入れは年収の3分の1まで（総量規制について）【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

ただ、総量規制は住宅ローンやマイカーローン、銀行からの借り入れは含めないため、これらの借り入れがあってもアイフルの増額審査に通ることは可能です。

その他の注意点としては、他社での利用状況も審査で信用情報を通じて確認されることになります。

アイフル以外の借り入れ先で返済に遅れていたりすると、増額審査の結果も厳しいものとなってしまいます。

アイフルの増額審査に通るためには、一定期間にわたるアイフルでの利用実績が求められることが多いです。

目安としては半年以上の利用実績が必要となるので、契約をしてすぐに増額というわけにはいきません。

まとまった金額を借りることになる場合もある増額融資は、審査がどうしても厳しくなってしまうので注意が必要です。

アイフルで追加融資ができず、増額融資の審査も通らなかった場合には、別のカードローンで同額を借りるという対処法があります。

アイフルで追加で借りられなかったからといって、他のカードローンでも借りられないというわけではありません。

• 安定した収入がある
• 借り入れが総量規制の範囲内
• アイフルや他社での返済が正常

この条件を満たす方であれば、アイフルで追加融資ができなくても他のカードローンでの借り入れは可能です。

カードローンは似た条件同士であっても審査基準が異なります。

特に増額審査と新規での審査では大きく異なることもあるため、アイフルの増額融資の審査に通らなかった場合でも、他のカードローンでの審査通過は十分に可能です。

新規申し込み時のものとなりますが、各社の審査通過率（新規成約率）を見ても以下のように違いがあります。

各カードローンは実質年率や限度額に大きな違いはありませんが、審査通過率（新規成約率）には違いがあります。

特にアイフルはプロミスやアコムと比べると審査通過率が低くなるので、追加融資の際の増額審査も通りにくい傾向です。

アイフルでの増額審査に通らず、追加融資ができなかった場合でも諦める必要はありません。

安定した収入を得ていて、借り入れが総量規制の範囲内であれば、他カードローンでの借り入れは可能です。

他のカードローンに申し込みをする際には、以下の点には注意をしておくと良いでしょう。

• ミスなく正しく申し込みをする
• 希望額はなるべく少なく最低限にする
• 何社も同時に申し込みをしない

焦って申し込みをするとミスが起きやすいですが、ミスをしてしまうと審査に余計な時間がかかったり、審査結果に悪影響が出ることがあります。

また、希望額を必要以上に大きくしてしまうのも注意が必要で、なるべくなら必要最低限の少額での申し込みとしておいたほうが良いです。

その他、どうしても借りたいからと何社も一気に申し込みをするのも避けるべきです。

信用情報機関には申し込み履歴が半年間残るようになっており、この履歴が何社も積み重なると、審査では不利になることがあります。

同時に何社も申し込みをしていると、「返済ができないのではないか」と思われてしまい、全ての申し込み先で審査に落ちることになってしまいます。

落ち着いて申し込みをすれば審査に通ることは可能なので、慌てず焦らず、ミスなどもないように必要最低限の金額で申し込みをするようにしてください。

アイフル以外で借りる場合には、返済計画をしっかりと立ててから利用をしたほうが安心です。

借り入れ先が増えるとそれだけ返済の負担も増えてしまうので、各公式サイトで行える返済シミュレーションなども活用しつつ、計画的に利用するようにしてください。

借りた後に返済ができないとなると、信用情報に傷を付けてしまうことにもなります。

信用情報に傷を付けると様々な問題が生じることになってしまうため、必要最低限の金額で無理のない範囲で利用をするようにしましょう。