カードローンの
取引後残高の意味と主な確認方法
HOME » カードローンコラム » カードローンの取引後残高の意味と主な確認方法

少し分かりにくいカードローンの取引後残高

最近のカードローンは分かりやすくなっているものの、金融用語として分かりにくい言葉があるのも事実です。

「取引後残高」という言葉もその一つで、カードローンでは頻繁に登場します。

何となくは意味が分かっていても、いまいち理解しきれず気になっている方もいるかもしれません。

カードローンでお金を借りるなら知っておきたい言葉でもあるので、取引後残高については何となくでも意味を理解しておくと良いでしょう。

最短3分融資
アプリや振込で24時間借入
公式サイトで申し込み
最短18分融資
借入可能か1秒で診断可能
公式サイトで申し込み
最短15分融資
勤務先への電話連絡は原則不要
公式サイトで申し込み

カードローンの取引後残高とは

カードローンの取引後残高とは、カードローンで借りた金額から返済金額を差し引いた金額のことです。

例えば、カードローンで40万円借りていて10万円返済したら、取引後残高は30万円となります。

カードローンだけでなく、クレジットカードのキャッシングも取引後残高に含まれる(クレカのショッピングは含まれない)ので、高額融資を受ける予定のある方は取引後残高をしっかりと把握しておく必要があります。

取引後残高は借りられる金額ではない

残高と聞くと、預金残高をイメージしがちです。

預金残高は言わば出金可能残高となるため、カードローンの取引後残高も借り入れ可能残高と感じてしまいますが、そうではありません。

取引後残高は借り入れの残高となるため、借り入れ可能額ではないのです。

利用明細を見て、取引後残高があるならまだ借りられると思い、いざATMで借りようとしたら借りられなかったということがないようにしましょう。

借りている残高が取引後残高

カードローンにおける取引後残高は借りている残高という扱いです。

借り入れ残高といったほうが分かりやすく、取引残高があるということは借り入れ残高がまだ残されているということになります。

預金においては残高があるほうが喜ばしいですが、カードローンにおいては残高=借金であるため、あまり喜ばしいものではありません。

取引後残高はしっかり確認 借り入れ残高となる取引後残高は、返済をしっかりと進めるためにも必ず確認するようにしましょう。

カードローンの取引後残高を確認する方法

カードローンの取引後残高を確認する方法、最も手っ取り早いのはATMを利用した際の利用明細書を見ることです。

利用明細には様々な情報が集約されており、契約内容の確認においても役立つものとなります。

例えば、アコムの利用明細書には、以下のような項目が記載されています。

アコムの利用明細書で見る取引後残高

  1. 取引内容:借り入れや返済などの内容
  2. 取引金額:今回の取引で支払った金額
  3. 元金:今回の取引で支払った金額のうち、元金の金額
  4. 利息:今回の取引で支払った金額のうち、利息の金額
  5. 遅延損害金:今回の取引で支払った金額のうち、遅延損害金の金額
  6. その他充当:今回の取引で支払った金額のうち、③④⑤以外の金額(ATM手数料など)
  7. 残高:現在の借り入れ残高(利息を含まず)
  8. 利用可能額:現在借り入れ可能な金額
  9. 次回返済日:次回の返済期日
  10. 次回返済額:次回の最少返済金額
  11. 最新貸付日:直近の借り入れ日
  12. 最新貸付後残高:直近の借り入れ後の残高

※ 参考:ATMご利用明細書の見方|アコム

この中で取引後残高に相当するのが⑦⑫で、利息を含まない残高が⑦、利息を含む残高が⑫です。

また、ATMの利用明細だけでなく、会員サイトやコールセンターからも確認ができます。

取引後残高は「利息を含んだ金額」で確認したい

取引後残高には利息を含むか含まないかがありますが、利用者としては「利息を含んだ金額」で見るのがいいでしょう。

というのも、カードローンの利息は結構な金額となり、利息抜きで考えると後から多額の出費が発生するためです。

アコムを例に挙げるなら、上限金利は実質年率18.0%となるため、どうしても利息はかさんでしまうのです。

利息抜きで考えてしまうと、思った以上に残高があるなどで、計画通りの返済が進まなくなる可能性があります。

借り入れ時と返済時で明細の内容は異なる

ここで触れている利用明細の内容は、アコムATMを利用して返済を行った際のものです。

提携ATMを利用した場合には明細の内容が異なる、または明細自体が発行されないことがあります。

カードローンは借り入れ時と返済時で発行される利用明細の内容が異なるため、借り入れ時に発行される利用明細では上記内容の通りにはなりません

また、会員サイト上から確認をするWeb明細においても同様で、借り入れを行ったのか、返済を行ったのかので明細の見方が変わります。

取引後残高が1,000円未満の場合は利息が発生しない

カードローンはお金を借りれば利息がかかり、返済時に借りた日数分に応じた利息も支払わなければなりません。

住宅ローンマイカーローンと比べると金利が高くなるカードローンでは、利息の負担もどうしても大きくなります。

アコムでかかる利息の例 アコムの上限金利である実質年率18.0%で10万円を30日間借りると、1,479円の利息が発生します。

しかし、いくら高い利率であるとしても、カードローンでは取引後残高が1,000円未満の場合においては、利息が発生しない仕組みとなっています。

1,000円未満の取引後残高は「無利息残高」扱い

取引後残高が1,000円未満の場合に利息が発生しないのは、返済ができない状況が考えられるためです。

カードローンの返済はコンビニなどの提携ATMで行う方も多いですが、ATMによっては硬貨に対応をしておらず、1,000円未満の残高の返済ができないことがあります。

ATMではお釣りが返ってくることはないので、1,000円未満の残高は返したくても返せない状況になってしまいます。

そうなると、端数までぴったりで返済をすることができず、その残高に対して延々と利息が発生するのでは、利用者にとって著しく不利な状況になります。

それを避けるために設けられているのが、「無利息残高」です。

無利息残高は返済日も関係ない

無利息残高に対しては利息が発生しないだけでなく、返済期限も設けられていません

しかし、お金を借りている状態には違いはなく、しっかりと借り入れ件数としてしっかりカウントされてしまい、その状態では解約もできません。

信用情報にも残る 無利息残高は利息も返済日もない特殊な残高となりますが、借り入れ残高であることには変わりはなく、信用情報機関にもしっかりと記録が残っている状態です。

借金として残ってしまうのは今後のカードやローン審査を考えるとあまり良くはないので、返済期限がなく利息もかからないとはいっても、無利息残高もしっかりと払いきるようにしてください。

借り入れ先によって異なる無利息残高の返済方法

無利息残高をどう返済するかは借り入れ先によって異なりますが、主に次のような方法があります。

  • 借り入れ先指定の銀行口座に振り込み
  • 店舗があれば来店をして直接返済
  • インターネットバンキングで返済
  • 紙幣で完済して余った分は次回借り入れ時に相殺

いくつかの方法で無利息残高を払えますが、振り込みは手数料がかかり、来店をしての返済も手間がかかります。

また、紙幣で完済をして次回借り入れ時の相殺も、完済予定であれば使うことはできません。

その点で最も便利なのがインターネットバンキングでの返済で、手数料無料で端数分の返済が24時間行えるので、余った金額を返済するのに最適です。

メンテナンスによって一部利用できない時間帯があります。

いずれにしても、無利息残高の完済の場合には問い合わせて確認をしておくのが確実です。

使う予定がある場合には 完済をして解約をせずまた使う予定があるなら、紙幣で返済をして次回借り入れ時に相殺が手軽です。

取引後残高をしっかり確認して正しくカードローンを使う

カードローンはお金を借りたらそれで終わりではなく、その後の返済も行わなければなりません。

当然ですが、返済もしっかりと行ってこそのカードローンです。

一括で完済ができれば別ですが、そうではない場合には取引後残高が目に入ることになり、扱いを知っておかないと後で困ることもあります。

特に気を付けるべきなのは、上でも触れている1,000円未満の取引後残高です。

信用情報には残高が残り続けてしまう

1,000円未満の取引後残高、つまり無利息残高がある場合には、返済期限もないので借り入れ先から催促や督促を受けることはありません

払いきったと思っていても、じつは1,000円未満で取引後残高が残っているという場合には、連絡がないためにどうしても気付きにくいのです。

催促や確認のための連絡が入れば気が付けますが、無利息残高はそのままになるケースもあり、残ったままとなってしまう方も少なくありません。

そのまま放置をしてしまっても、いわゆる「ブラック」とされる状態になるわけでもなく、信用情報には契約の情報が残るだけです。

大きな問題はありませんが、契約自体は残っている、つまり借金をしているのと同じ扱いとなるのは少し厄介なこともあるので、しっかりと払い終えるようにしましょう。

残高を残している意味はない 無利息残高は残していても利息がかかるわけでも、延滞扱いになるわけでもありませんが、だからといって残したままにしていても何も良いことはありません。

契約があるだけで借金と同じ扱いになる

ローンやカードの審査では、今現在の借り入れがなくても、契約があるだけで借金があるのと同じ扱いとなります。

例えば、限度額50万円の契約で無利息残高がある場合には、実際に50万円を借りていない状況でも信用情報においては50万円の借り入れがあるのと同じ扱いです。

1,000円未満の取引後残高があることで解約ができておらず、契約が残っていれば、後から受ける審査ではまだ借金があるのと同じという不利な状態になってしまいます。

特に住宅ローンなどの大型のローン審査を受ける場合には、カードローン契約はマイナスになりがちなので注意が必要です。

残高があるだけで不利になる可能性 住宅ローンの審査時にカードローンの契約があると、完済はもちろんですが、合わせて完済証明書などを提出しなければならないこともあります。

分からないことは問い合わせるのが一番

取引後残高に関してだけでなく、カードローン利用において分からないこと、気になることがあれば、コールセンターに問い合わせるなどが一番です。

分からないまま利用をしてしまうと思わぬトラブルになることもあるので、分からないからすぐに問い合わせて確認をするようにしましょう。

しっかりと理解をして使えばカードローンはより便利なものともなるのです。

この記事を書いた人
株式会社ユービックウェブ金融編集部
株式会社ユービックウェブ
金融編集部

2013年頃から様々なカードローン情報サイトを運営。総量規制前の高金利時代に複数カードローンの利用、返済滞納経験あり。借りていた経験から利用者側に立った情報が伝えられるように心がけています。

人気のおすすめのカードローン

借りるならこの3社から
バレずに借りられるおすすめカードローン
メールアドレスとWeb明細の利用登録で30日間無利息で借りられる!
50万円までの借り入れなら原則収入証明書不要で手続き可能です。
  • 契約後は平日も土日も24時間最短10秒で当日中の振り込み融資も可能!
  • Web完結の契約とスマホアプリの利用でカードを使わずにコンビニATMで借りられる!
  • 在籍確認の電話連絡が不安な方も可能な限り配慮をしてくれる!
実質年率限度額審査時間融資時間対応コンビニ
4.5%~17.8%1~500万円最短3分最短3分
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
利用者急増中!!
申込完了から借入まで最短3分
スマホアプリや振込で24時間借りられる
実質年率 4.5%~17.8%
限度額 1~500万円
審査時間 最短3分
融資時間 最短3分
プロミスのおすすめポイント
  • プロミスでの借入が初めてなら最大30日間無利息
  • 近くの提携コンビニATMですぐに借りられる
  • 20代の利用者が多く若い世代に特におすすめ
最短で
に借入可能
最短18分で平日も土日も来店不要で借りられる!
勤務先への電話連絡が原則不要でバレずに借りられます。
  • 新規契約なら契約翌日から最大30日間無利息で借りられる!
  • カードレスの選択で郵送物なしのWeb完結による契約が可能!
  • 融資が可能か1秒診断で申し込み前に目安が確認できる!
実質年率限度額審査時間融資時間提携ATM
3.0%~18.0%1~800万円最短18分最短18分
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP

※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあり、申し込み時間等によっては翌営業日以降の取り扱いとなることがあります。

借入可能か申込前に1秒で診断可能!
職場への電話連絡が原則不要で借りられる
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 最大800万円
審査時間 最短18分
融資時間 最短18分
アイフルのおすすめポイント
  • 郵送物なしでスマホで契約まで完結可能
  • 初めての方は契約翌日から最大30日間無利息
  • 30代から40代で急ぎで借りたい方におすすめ
最短で
に借入可能
カードなしで契約すればWeb契約後の郵送物なしで借りられる!
契約後は対応金融機関宛で24時間の振り込み融資も可能です。
  • 消費者金融の早さと銀行に近い信頼性を兼ね備えた大人のカードローン
  • カードローンの中では厳しい審査基準で40代前後で収入が安定している方におすすめ!
  • 若い年代の方では審査通過が難しいために他カードローンの検討を!
実質年率限度額審査時間融資時間対応コンビニ
3.0%~18.0%1~800万円最短15分最短15分
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP

※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。

勤務先への電話連絡は原則不要
借り換えやおまとめでも借りられる
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 1~800万円
審査時間 最短15分
融資時間 最短15分
SMBCモビットのおすすめポイント
  • 借入も返済もスマホでいつでも利用可能
  • 借入金をPayPayマネーに直接チャージできる
  • 40代以上でカードローンが初めての方に人気
最短で
に借入可能
公式サイトはこちら

※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。

※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。

カードローンを検索する
  • 審査時間
  • 借入時間
  • 借入希望額
追加条件を開く
重視する条件を選択
※ 未選択でも検索できます
利用中のカードローンを選択
※ 選択したカードローンを検索結果から除外できます
利 用 方 法
使えるコンビニ
この条件で検索する
ページのトップへ