カードローンタイム

闇金融にも様々なものがありますが、中でも特に悪質とされるのが「短期」と呼ばれる闇金融です。

短期の闇金融はその名の通り返済のサイクルが短期間で回ってくるため、一度でも利用をしてしまうと返済が追い付かなくなります。

返済ができなくなれば違法な暴力的な取り立てを行い、無理やりにでも回収をしようとしてくるのが短期の闇金融の手口です。

プロミスやアイフルなどの有名な正規の消費者金融や銀行のカードローンでは、お金を借りた後の返済は月1回となります。

しかし、短期の闇金融は返済のサイクルが1週間や10日となっている場合があり、お金を借りてから間もなく返済をしなければなりません。

給料日前のお金がないときに借りて給料で返せばいいと考えるかもしれませんが、そんなに甘いものではありません。

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1週間や10日借りるだけならいくら闇金融でも利息は大したことない、そう考えているなら危険です。

短期の闇金融は1週間や10日程度でも、借りた金額の倍額程度を返済金額として請求してくることも多くなっています

例えば短期の闇金融で2万円を借りた場合、1週間や10日後には4万円で返済をするなど、とても払えるような内容にはなっていません。

短期の闇金融で少額を借りてしまったとしても、それでも何とか全額の支払いをして完済とすればまだマシです。

しかし、お金がない中で借りて、僅かな期間で完済金を一気に支払うというのはなかなか難しいところがあります。

完済金が払えないとなると、返済日には利息分だけの支払いが求められることになります。

上の例で言えば完済金の4万円から借り入れ金額の2万円を引いた、2万円を利息分として返済日に入金します。

利息分の入金をすればその時点では返済はクリアとなりますが、次の返済は同じく1週間や10日後となり、そこでも完済金が払えなければ利息分だけを再び入金することになってしまうのです。

利息だけを払って返済日を先延ばしにするのは、「ジャンプ」と呼ばれる入金の仕方です。

短期の闇金融は一度でも利用をしてしまうとジャンプで何とかしのぎ、次第にお金が苦しくなってきて他の闇金融に手を出す、ということが必ずと言っていいほど起こります。

少額なら…と思って借りてしまうと自分自身ではどうにもならなくなるので、闇金融は絶対に利用をしないようにしなければなりません。

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2万円の借り入れが、利息だけの支払いで何十万円にも達してしまうというのも短期の闇金融では頻繁に起こり得ることです。

短期の闇金融は分割での返済は認めていないことも多く、利息だけの支払いか全額の支払いかの極端な選択となるため、一度に全額が払えないと利息だけを支払い続けてしまいます。

僅かな期間で利息だけで借りた金額の何十倍も支払うなどは当然ながら違法ですが、闇金融自体が違法な存在なため、お構いなしに請求をしてくるのです。

短期に限らずですが、闇金融は返済がされないとなると途端に態度を変え、厳しく取り立てを行ってきます。

それまではニコニコとしていても、取り立ては昼夜問わず常に繰り返されることになります。

闇金融の金利設定は、はっきり言って返せるものにはなっていません。

特に短期の闇金融は1万円だけでも借りたとしてもまともに返せるものではなく、それは闇金融側も分かっています。

返せもしない金利設定で貸し付けるのは回収に自信があるためで、返済ができなくなればあの手この手でお金をむしり取ろうとしてきます。

闇金融の取り立てにおける代表的な手口は、本人以外の家族や会社への連絡です。

通常、正規の貸金業者で借りている以上は、保証人でもない家族や会社の方などの第三者へは請求は行いません。

しかし、闇金融の場合には誰でも周りの人であれば取り立てを行います。

会社に取り立てをしたところで同僚や上司などが支払うはずもありませんが、それをやめさせるためにどうにかしてお金を集め、返済をさせるというのが闇金融の取り立ての手口、目的です。

家族や会社への取り立てでも返済がされない場合には、隣近所への嫌がらせが行われることもあります。

郵送物や電話等で言いふらしをしたり、出前の注文を勝手に行い、隣近所へ届けるなどです。

これは大げさなことではなく闇金融の取り立てにおける代表的な手口のため、こうなりたくないのであれば、闇金融には接触をしてはいけません。

闇金融は名前をすぐに変えるので業者名を挙げる意味はなく、闇金融の見分け方をもって接触をしないようにするしかありません。

見分け方と言っても難しいものではなく簡単なものとなるので、闇金融の被害にあわないためにもしっかりと知っておくと良いでしょう。

電信柱やガードレールなどに携帯電話の番号とともに「融資OK」などと書かれた張り紙がされているのは、ほぼ間違いなく闇金融となります。

正規の貸金業者は勝手に街中に張り紙をして宣伝はするはずがないので、お金に困ってしまったとしても連絡はしないようにしてください。

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また、極端な低金利や好条件を提示するDMが届いた場合も要注意です。

闇金融は名簿屋などからリストを購入してDMを送り付けてくるので、知らないところからの融資の誘いのDMは危ないと思っておいたほうが良いでしょう。

正規の貸金業者でも一定の利用実績によっては限度額の増額の案内や、完済後に再度の利用をと連絡をしてくる場合があります。

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それとは異なり、一切知らない業者から突然の融資の案内の電話がかかってきた場合には注意が必要です。

闇金融がお金を貸し付ける手口として、DM以外にもリストからの電話営業もよく見られます。

最近では電子メールやSNSのメッセージ機能等を使って、闇金融が営業を仕掛けてくることも多くなっています。

電子メールでは「融資結果のご案内」などと身に覚えのないメールが届くことがあり、うっかりURLを開いてしまうと闇金融のページに繋がってしまいます。

メールだけで審査なしでお金が借りられるわけもないので、怪しい融資の誘いのメールも闇金融と思っておくようにしましょう。

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お金を借りたところが闇金融だった、闇金融と知っていたけどどうしてもお金が足りないから借りてしまったなど、どのような状況においても闇金融は正しく対処をしないと大きなトラブルになります。

闇金融もそれぞれ性質が異なるのでなかなか一筋縄ではいかないものですが、それでも正しい対処法を知っておき、なるべくトラブルにならないようにしなければなりません。

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あまり良い方法ではないのですが、払い切るだけのお金が用意できており、支払ってすべてが終わるならさっさと入金をして手を切るのも一つの方法です。

ただ、悪質な闇金融の場合には払い終えた後もよく分からない理由を付けてお金を請求してくる場合もあり、もしそうなってしまったらもはや自分自身ではどうにもならなくなります。

闇金融に支払えない、支払っても完済を認めてくれないなどの場合には、弁護士や司法書士などに相談をするしかありません。

弁護士や司法書士に相談をするとしても、闇金融問題に強いところを探さないとしっかりとした対応はとってくれないのでその点は注意が必要です。

また、弁護士にしても司法書士にしても、相談は無料であっても依頼をすれば費用はかかってしまうので、借金でお金がないのに弁護士費用、司法書士費用でさらにお金がなくなるということもあります。

闇金融の中には弁護士や司法書士が間に入っても、諦めるまで本人宛に取り立てを繰り返すところもあります。

そうなると専門家としてもお手上げとなってしまうので、そうなる前に、そもそもが闇金融に接触をしないのが一番の対処法とも言えます。

弁護士や司法書士に支払う費用は分割払いもできるとはいってもお金はかかるので、余計なお金を使わないためにも、闇金融の被害にあわないためにも、お金に困ってしまっても闇金融だけは使わないようにしましょう。