カードローンタイム

SMBCモビットの月々の返済額は借り入れ残高によって変動します。

最終借り入れ残高に応じて約定返済額が決められており、返済期日までにその金額を入金することになります。

少しずつの金額で返済ができるようになっているので、計画的に借りれば返済で困ることも少なくなります。

SMBCモビットの月々の返済額は、100万円までを例に挙げると最終借り入れ残高によって以下のように決められています。

上表は大きく区切って返済額を記載していますが、実際にはさらに細かく借り入れ残高ごとの返済額が決められています。

例えば、借り入れ残高が15万円のときには、SMBCモビットの返済額は6,000円となっています。

最終借り入れ残高と見ると何だかややこしく感じるかもしれませんが、返済期日までの間にSMBCモビットで最後に借りたときの残高を指します。

限度額内で5万円を借りた後に返済期日までの間に追加で10万円を借りたとすれば、最終借り入れ残高は5万円＋10万円で15万円です。

5万円の借り入れのままなら月々の返済額は4,000円となりますが、上記の例の場合は最終借り入れ残高が15万円となるため、返済額は8,000円です。

次回の返済額は、会員専用サービスの「Myモビ」や公式スマホアプリから簡単に確認できます。

操作方法が分からない場合などは、コールセンター（0120-24-7217）に電話をして確認をしてみましょう。

Webやアプリでは24時間確認できますが、電話での受付時間は9:00～18:00となっているので注意が必要です。

SMBCモビットの毎月の主な返済方法は以下の通りです。

• インターネット
• 提携ATM
• 口座振替
• 銀行振り込み
• スマホATM取引

この他にMyモビからVポイントを使って返済をする方法もあります。

毎月の返済をVポイントだけで行うのは難しいため、ここでは上に挙げた主な返済方法について詳しく見ていきます。

インターネットバンキングの利用ができる方は、Myモビからインターネット返済サービスが利用できます。

インターネット返済は手数料無料で、メンテナンス時間などを除くと24時間いつでも返済ができるので大変便利です。

また、利用できる金融機関も非常に多いため、手軽に返済をしたい方におすすめとなっています。

コンビニや銀行の提携ATMから、モビットカードを使って返済が行えます。

• セブン銀行ATM
• ローソン銀行ATM
• イーネットATM
• 三井住友銀行ATM
• 三菱UFJ銀行ATM
• ゆうちょ銀行ATM

これらの主要コンビニや銀行のATMは提携ATMとなっているのはもちろんですが、それ以外にも全国各地の地方銀行や信用金庫のATMも対応しているところが多いです。

銀行以外でもプロミスやクレディセゾンのATMを使っても返済が行えますが、提携ATM利用時には三井住友銀行ATMを除き、以下の手数料がかかってしまいます。

身近な場所で返済ができるのは便利ですが、手数料負担は無駄になってしまうので注意が必要です。

対象金融機関の口座があれば、毎月の指定返済日に自動的に返済額が引き落とされる口座振替が利用できます。

口座振替に利用できる口座は複数ありますが、一部の例を挙げると以下のようになります。

• 三井住友銀行
• 三菱UFJ銀行
• みずほ銀行
• ゆうちょ銀行

残高不足に気を付けておけば、返済日の確認をする手間もなく手数料もかからず簡単に返済が行えます。

ただ、口座振替によって返済額が引き落とされる際には、通帳に「SMBCM」の名義が記載されることになってしまうので、名義から借り入れがバレる可能性があります。

SMBCモビットの指定口座宛の振り込みでも返済が行えます。

1. Myモビかアプリにログイン
2. 「その他手続き」を選択
3. 「取引状況照会」を選択
4. 「利用明細」メニューの下部に振り込み先口座が表示

上記手順で確認した口座宛に、最終借り入れ残高に応じた返済額の振り込みを行います。

振り込み先口座の確認と返済額の確認する必要があり、さらに振り込み手数料を負担しなければならないため、手間や負担が大きくなりがちです。

セブン銀行ATMかローソン銀行ATMでは、カード不要でスマホアプリを使ったスマホATM取引での返済も可能です。

スマホアプリでATMの画面上に表示されるQRコードを読み取り、交互に操作をして返済額をATMに入金すれば返済可能となります。

SMBCモビットではWeb完結のカードレスでの契約ができますが、カードレス契約でもスマホATM取引を利用すれば、借り入れも返済も一部提携ATMで利用可能です。

関連ページ

SMBCモビットのWeb完結で電話が来た場合は審査に通らない？

SMBCモビットのWeb完結申し込みは、電話なし郵送物なしで契約ができるので人気が高くなっています。

≫続きを見る

SMBCモビットの毎月の返済日は5日、15日、25日、末日から選択できます。

過ぎてしまうと遅れになってしまいますが、返済期日までに入金をすれば良いため、前倒しで返済を行っても問題ありません。

給料日などのお金が入る日から見て、数日後などの余裕がある日を返済日として設定しておくと良いでしょう。

SMBCモビットでは「ATM返済型」と「口座振替型」の返済型があります。

それぞれで返済額等に違いはありませんが、返済日の扱いはそれぞれ以下のように異なります。

どちらも月1回の返済である点には変わりはありません。

ATM返済型は少しややこしく感じられるかもしれませんが、前回の返済日の翌日から今回の返済日までが当月分の返済期日となるというだけです。

SMBCモビットの初回返済日は、選択した返済日と借り入れを行った日によって同月から翌々月まで変わります。

大まかな目安としては、借り入れ日から返済日まで15日あるかないかで、返済日が同月から翌々月まで変動します。

目安は15日となりますが、自身で判断をするのではなく初回返済日は必ず確認するようにしてください。

翌月だと思っていた返済期日が今月であった場合には、遅れるつもりがないのに返済遅れになってしまい、信用情報にもよくない情報が記録されることになってしまいます。

初回返済日は借り入れ時の利用明細や領収書、会員サービスのMyモビ等から確認ができるので、残高がない状態で借りた後は返済日の確認を忘れないようにしましょう。

SMBCモビットの返済を掴むためにも、借り入れ金額別にシミュレーションをしてみます。

• 10万円借り入れ時
• 30万円借り入れ時
• 50万円借り入れ時

これらの借り入れ金額別の返済を、SMBCモビット公式サイト上にある返済シミュレーションを使うとそれぞれ以下のようになります。
※ 参考：シミュレーション｜SMBCモビット

実質年率18.0％、毎月の返済額を4,000円とした場合は、以下のようなシミュレーション結果となります。

以下の30万円、50万円借り入れ時も同様ですが、シミュレーション結果となるため、実際の返済額とは差が生じることがあります。

また、いずれのシミュレーション結果も途中で追加の借り入れをしていない場合です。

実質年率18.0％、毎月の返済額を11,000円とした場合は、以下のようなシミュレーション結果となります。

実質年率18.0％、毎月の返済額を13,000円とした場合は、以下のようなシミュレーション結果となります。

10万円や30万円借り入れ時よりも返済期間が長くなる分だけ、50万円借り入れ時は最終的な返済総額が大きくなっています。

毎月に少しずつ返済ができるのは利点ですが、返済が長期化すると利息も膨れ上がってしまうので、なるべくなら返済は積極的に進めるようにしたほうが良いでしょう。

SMBCモビットの返済は効率的に進めないと負担が大きくなります。

上の返済シミュレーションの50万円借り入れ時のように、なかなか返済が終わらず最終的な返済総額が膨れ上がってしまいます。

より効率的に返済をして負担を軽くするためにも、SMBCモビットの返済のコツについてまとめました。

SMBCモビットの返済額には、借り入れ残高の一部とそれまでの利息が含まれています。

例えば、10万円を実質年率18.0％で30日間借りている場合にかかる利息は1,479円となりますが、このときに返済額の4,000円を入金すると以下のような内訳となります。

1. 返済額の4,000円を入金
2. 利息分の1,479円が差し引かれる
3. 残額の2,521円が残高の返済額になる

4,000円を入金しても全てが残高への返済になるわけではないので、4,000円ずつの返済では利息で取られる部分が大きくなってしまいます。

これではなかなか返済が進みませんが、仮に返済額を1,000円や2,000円増やすと、増やした分は利息で引かれることはないため、そのまま借り入れ残高への返済に充てられることになります。

SMBCモビットの返済を効率的に進めるなら、毎月とはいかなくてもお金に余裕があるときに、返済額を上乗せして入金をする必要があります。

SMBCモビットの返済額は、借り入れ残高ごとに決められている金額から上乗せは自由に行えます。

上乗せをして返済する場合でも、事前の連絡や手続き、繰り上げ返済手数料といったものは不要です。

今月はお金に余裕があるから多めに返済をして、来月は通常通りの返済といったように、SMBCモビットなら自由度の高い返済ができるようになっています。

50万円を実質年率18.0％で借りている場合に、返済額通りと毎月の返済額を増やした場合のシミュレーション結果は以下の通りです。

いずれも毎月の返済額を増やし、途中で追加の借り入れをしていない前提となります。

毎月のように5,000円や10,000円の返済額を上乗せするのは難しいですが、上乗せすることで返済が進みやすくなるイメージができたのではないでしょうか。

SMBCモビットは借り入れ残高と利息を一括で支払うこともできます。

毎月の返済額を増やす場合とは異なり、一括返済はその時点での利息も全て支払う必要があるため、返済予定日時点での完済金額を確認する必要があります。

一括返済額はパソコン版のMyモビで確認ができるので、スマホで操作をする方はパソコン版のMyモビを開き、一括返済シミュレーションから完済金額を確認してください。

毎月の返済とは異なり、一括返済はでは以下の返済方法が利用可能です。

• インターネット
• 提携ATM
• 銀行振り込み
• スマホATM取引

予定日に一括返済額を入金しますが、返済方法は毎月の返済時と変わりはありません。

ただ、毎月の返済とは異なり一括返済時には端数が出ることになるため、硬貨の入金が行えない提携ATMの場合にはいくつかの注意点があります。

インターネットと銀行振り込み返済であれば1円単位で指定できるため、端数が出る一括返済でも問題なく返済可能です。

スマホATM取引を含む提携ATMで返済を行う際に、利用する提携ATMが硬貨の入金に対応をしていない場合には、以下のいずれかの方法で一括返済を行うことになります。

例えば、一括返済額が123,456円だとすると、（1）の場合は456円を繰り上げて124,000円で入金をすることになります。

（2）の場合には、端数の456円を残して、123,000円の入金をすることになります。

（1）と（2）で多めに返済をしてしまうか、または端数分が不足してしまうことになりますが、それぞれの扱いは次の通りです。

（1）で多めに返済をした場合には、余分に支払っている金額は「預り金」となり、返金をしてもらうことができます。
※ 参考：預かり金とは何ですか？｜SMBCモビット

余分に支払ってる場合にはMyモビのメッセージやお知らせで連絡が届くので、指定口座への振り込みなどで手続き可能です。

（2）の場合には端数が残り続けてしまうので、端数をインターネットや銀行振り込み、対応する提携ATMで入金する必要があります。

1,000円未満の端数は支払日の設定はされないものの、SMBCモビットでは端数に対しても利息がかかることになっています。

端数を残したままでも督促などを受けることはありませんが、契約自体は残り続けてしまうため、解約もできなくなってしまいます。

しっかりと返し終えるためにも、一括返済時には端数の残りなく返済をするようにしてください。

毎月の決められた期日までに返済ができないと、様々なトラブルに発展してしまう可能性があります。

ただ、正しく対処をして正しく返済をすれば、そこまで大きなトラブルにはなりません。

どうしても期日までに返済ができない月が出てくることもあるので、返済ができない場合の対処法についてはしっかりと知っておくと良いでしょう。

期日から少し後なら返済ができる場合には、返済予定日の変更を行えば問題ありません。

Myモビやアプリから返済予定日が引き延ばせるため、返済可能日がそこまで後でなければ、予定日の変更で問題なく延長できます。

返済予定日を変更しておけば、予定日を過ぎない限りはSMBCモビットから催促を受けることもありません。

余計な通知や督促状が届くこともないので、期日の少し後で返済ができるのであれば、予定日の変更を必ず行ってください。

返済額が足りずに今月の期日までに返済ができそうにない場合には、返済額の減額相談をしてみましょう。

コールセンター（0120-24-7217）に電話をかけて相談をすると、例えばその月は利息分だけの支払いでもOKとしてくれることがあります。

利息分を支払うだけでは借り入れ残高の返済は進みませんが、遅れ扱いにはならないので催促を受けることはありません。

今月はどうしてもお金が足りずに困っている方は、コールセンターの営業時間である9:00～18:00の間に連絡をして相談をしてください。

毎月の返済期日がちょうどお金がなくなる日にちに設定されている場合には、お金が手元にある日に毎月の返済日を変更してください。

返済期日の変更はMyモビの「約定支払日変更」から設定可能です。

約定返済日の変更では期日を過ぎる場合の返済予定日の延長はできないので、毎月の返済日を変更したい場合には早めに行っておくようにしましょう。

SMBCモビットの返済額は、他社と比べても少なく抑えられています。

毎月に少しずつの返済で借りられるようになっているため、返済額を重視してカードローンを選びたい方に適しています。

参考までに、有名カードローンと返済額を比較しつつ、返済を重視してカードローンを選ぶ場合の注意点について触れておきます。

SMBCモビットと同じくプロミスやアイフル、アコムも借り入れ残高によって返済金額が変わります。

それぞれの借り入れ残高ごとの返済金額は以下の通りです。

SMBCモビットとプロミスの毎月の返済額に違いはありませんが、10万円未満借り入れ時はアイフルやアコムと比べて少なくなっています。

少ない金額を借りて少しずつの返済を進めたい方には、SMBCモビットは適するカードローンとなっています。

SMBCモビットよりも上限金利が低い三井住友銀行カードローンと返済金額を比較すると、それぞれ以下のようになります。

SMBCモビットの実質年率3.0％～18.0％に対して、三井住友銀行カードローンは金利が年1.5％～14.5％となり、毎月の返済額も借り入れ残高が大きくなると差が広がります。

ただ、10万円までの少額借り入れであれば返済額自体に大きな違いはないので、少ない金額だけ借りる予定の方であれば問題ありません。

カードローンはどうしても借りることばかりを考えてしまいがちですが、返済もしっかりと考えて計画的に借りるようにしてください。

借りた後に返済ができないとならないように、借り入れ残高に対する毎月の返済額を知り、収入や支出から見て無理なく返せるかはしっかりと判断する必要があります。

計画的に使えばSMBCモビットのカードローンは困ったときに頼れるので、借りすぎには注意をしながら、計画的に使うようにしましょう。