クレジットカードでよく聞く「リボ払い」ですが、じつはカードローンでもリボ払いが主流の返済方式です。
リボ払いは「悪魔の返済方式」の異名もあり、知らないうちに借金が膨らんでしまうリスクもはらんでいますが、しっかり理解しておけば頼もしい返済方式です。
正しくリボ払いと付き合っていくためにも、この記事ではカードローンのリボ払いについて徹底解説したいと思います。
まずは、カードローンのリボ払いについて説明しましょう。
クレジットカードの返済方式は、1回払い、2回払い、分割払い、ボーナス払い、リボ払いなどたくさんありますが、カードローンの返済方式は基本的にリボ払いのみです。
この中で区別がつきにくいのが「分割払い」と「リボ払い」でしょう。
どちらも利用金額を何回かに分けて返済する点は同じですが、利用金額に伴って変動するもの、変わらないものが異なります。
分割払いの場合、利用時に返済回数を指定するので返済回数は一定、利用金額に応じて毎月の返済額が変動します。
リボ払いの場合、事前に毎月の返済金額が指定されているので毎月の返済額が一定、利用金額に応じて返済回数が変動する返済方式です。
カードローンのリボ払いの多くは、「残高スライドリボルビング払い」を採用しています。
これは、利用残高に応じて毎月の返済額が変動するものです。
例えば、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」のリボ払いは以下のようになっています。
借り入れ残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 6,000円 |
30万円超~40万円以下 | 8,000円 |
40万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超 | 借り入れ残高10万円増ごとに 返済金額が2,000円ずつ追加 |
借り入れ利率が年8.1%超の場合となります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
借り入れ残高が多いほど毎月の返済額が多くなる、カードローンでは一般的となる仕組みです。
カードローンのリボ払いには、以下のようなメリットがあります。
カードローンのリボ払いは、毎月の返済額を比較的低く抑えられる返済方法です。
10万円借りて翌月に一括払いではその月の家計が大変ですが、毎月2,000円の返済であれば家計への影響もさほど大きくありません。
毎月の返済額を低く抑えられるカードローンのリボ払いがあれば、ある程度の金額でお金を借りても安心です。
1万円借りても20万円借りても、毎月の返済額は2,000円程度しか違いがありません。
2,000円程度の違いであれば、家計への負担も最小限で済みます。
いくつかのメリットがあるカードローンのリボ払いには、対して以下のようなデメリットもあります。
カードローンのリボ払い最大のデメリットが、高額になりがちな利息です。
これが、カードローンのリボ払いが「悪魔の返済方式」と呼ばれるゆえんです。
カードローンの利息は、返済期間が長くなればなるほど支払総額が雪だるま式に増えていきます。
リボ払いは毎月の返済額を低く抑えられる分、返済期間はどうしても長くなりがちなため、気が付くと支払総額が多くなってしまいます。
カードローンの利用可能枠は、契約時に設定された限度額から利用残高を差し引いた金額です。
限度額20万円で利用残高が15万円の場合なら利用可能枠は5万円となりますが、リボ払いはなかなか利用残高が減らないため、利用可能枠の空きもなかなかできません。
これでは、使いたいときに使えなくなってしまいます。
クレジットカードの分割払いで買い物をすれば、自分自身で返済回数を指定しているので、返済のめどが付きやすいです。
しかし、カードローンのリボ払いは毎月の返済額が借り入れ先や契約内容によって決められており、返済計画表を見ない限りはいつ完済できるのかが分かりません。
しかも、返済中に新たに借り入れをすれば、完済の見通しはさらに分からなくなります。
では、カードローンのリボ払いを上手に利用するにはどうすればいいのでしょうか。
まず、自らの返済計画をチェックしましょう。
特に、「返済総額」「元金と利息の割合」「総利息額」「返済回数」の確認は欠かせません。
わざわざ問い合わせなくても、借り入れ先の公式サイトから入れる会員専用ページなどでいつでもチェックができます。
繰上返済をすると、カードローンのリボ払いの利息を大幅に削減できます。
毎月の返済とは別の入金となる繰上返済分は全額元金に充てられるので、その分発生する利息も少なくなる仕組みです。
繰上返済を積極的に行えば返済能力が認められ、今後の限度額の増額や金利の引き下げにも繋がりやすくなるメリットもあります。
返済以前に、借り入れも計画的に行うことが重要です。
毎月の返済額が一定だからと言って、安易にカードローンのリボ払いを利用すると大変です。
買い物をしたいが1回では支払えないのであれば、すぐにカードローンでお金を借りるのではなくクレジットカードで手数料のかからない場合が多い2回払いやボーナス1回払いを利用するなどの工夫も必要です。
クレジットカードではまかなえない現金としてお金が必要で困っているのであれば、シミュレーションをしっかりするなどしてから借りるようにしなければなりません。
カードローンのリボ払いは、利用残高に応じて毎月の返済額が変動します。
それゆえ、完済までの道のりが見えにくい、利息が高額になるなどのデメリットが生じます。
ただ、デメリットもしっかりと知った上で利用をすれば、カードローンのリボ払いも便利なものとなります。
くれぐれも借りすぎ、使いすぎには注意をして、リボ払いの返済で苦しまないようにしましょう。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。