アコムで借りた後は、毎月の返済金額通りに返済を進めていけば契約上の問題はありません。
しかし、より効率的に返済を進める方法を知っておくと、最終的な返済総額には大きな差が出ることになります。
なるべく利息を抑えて借りたい場合には知っておく必要があります。
返済を効率的に進めると他にもメリットが出てくることもあるのです。
返済を効率的に進めるためには、毎月の返済金額に少しでも上乗せして返済することです。
毎月に上乗せができなくても、お金に余裕があるときだけ上乗せをしても効果的に返済が進められます。
返済金額の上乗せは自由
アコムでは返済金額を上乗せするのは自由となっており、事前の連絡や手続きだけでなく、繰り上げ返済手数料も不要となっています。
1,000円や2,000円を上乗せするだけでも大きく変わってくるので、お金が余りそうな月や余った翌月には、多めに返済すると良いでしょう。
アコムで30万円を実質年率18.0%で借りていて、毎月の返済を指定日とすると月々11,000円の返済になります。
毎月の返済を金額通り11,000円ずつとした場合、4,000円上乗せして15,000円で返済した場合、9,000円上乗せして20,000円で返済をした場合の返済計画はそれぞれ次のようになっています。
11,000円から20,000円に返済金額を増やすとおよそ1.8倍ほどになりますが、利息総額は半分以下になります。
アコムの利息は借り入れ残高によって返済のたびに計算されるため、多めに返済をすればそれだけ残高が減り、利息も減っていくようになるためです。
返済を進めていけばいくほど利息は減っていくことになります。
また、1,000円だけ返済金額を増やした場合は返済回数が32回、返済総額が378,817円、利息総額が78,817円となっています。
少しでも返済金額を上乗せしておくことで、より負担を軽くした返済が可能となるのです。
返済金額を上乗せするメリットは、返済回数や返済総額が抑えられるだけではありません。
余裕のある返済を続けてると、アコムでの増額ができる可能性が上がることがあります。
増額の案内が来ることも
返済に余裕がある顧客はアコムも限度額を出しやすくなる傾向にあるため、増額案内の連絡が届くことがあります。
限度額の増額ができればより大きな金額が借りられるわけではなく、実質年率が下げられるチャンスです。
ただ、増額には審査が必要となるため、収入や利用状況等によっては増額ができないこともあります。