1枚で完全無欠のクレジットカードは存在しませんが、2~3枚のクレジットカードを持っておくと、互いの欠点を補いあって使いやすくなります。
しかし、「複数枚のクレジットカードを持っていると管理が面倒」「複数枚のクレジットカード、どれを選んでよいかよく分からない」という人も多いでしょう。
そこで、1枚である程度をカバーでき、しかもできるだけ低コストなクレジットカードを、その特徴とともに紹介します。
1枚で完全無欠のクレジットカードは存在しませんが、2~3枚のクレジットカードを持っておくと、互いの欠点を補いあって使いやすくなります。
しかし、「複数枚のクレジットカードを持っていると管理が面倒」「複数枚のクレジットカード、どれを選んでよいかよく分からない」という人も多いでしょう。
そこで、1枚である程度をカバーでき、しかもできるだけ低コストなクレジットカードを、その特徴とともに紹介します。
リクルートカードは年会費が永年無料、ETCカード(新規発行手数料1,100円の場合あり)や家族カードの年会費も無料という、維持コストが0円のクレジットカードです。
その割に、ポイント還元率が1.2%と高還元を誇ります。
完全無欠というわけではありませんが、大体のことはこなせるクレジットカードと言えます。
項目 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申し込み資格 | 本人または配偶者に継続安定収入のある18歳以上 |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
ETCカード | 年会費無料、新規発行手数料1,100円(JCBは無料) |
家族カード | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高200万円 |
リクルートカードを利用して貯まるポイントは「リクルートポイント」で、じゃらんやホットペッパーなど、リクルート内のサービスで1ポイント=1円として利用できます。
また、Pontaポイント・dポイントへの即時交換も可能です。
Pontaポイントはローソンで、dポイントはローソンやファミリーマートで、1ポイント=1円以上の価値があるお試し引換券と交換できるので、費用対効果は高いです。
リクルートカード本体には電子マネーが搭載されていませんが、電子マネーとの相性は抜群です。
楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージでポイントが貯まります(JCBブランドはモバイルSuicaのみ対応)。
しかも、電子マネーへのチャージに対してポイント還元率を減らすクレジットカードが多い中で、リクルートカードはしっかりと1.2%還元です。
ただし、電子マネーへのチャージに月間上限がある点は注意しましょう。
月間上限は3万円ですが、これは電子マネーごとに3万円ではなく、全ての電子マネーの合計で3万円です。
また、nanacoへのクレジットチャージに関しては、2020年3月12日で新規登録を終了したため、これから利用しようとしてもできません。
高還元で有名だったジャックス発行の「REX CARD」が名称変更したのが、「Delight JACCS CARD」です。
ポイント名の変更もありましたが、それ以外は前身のREX CARDのスペックを踏襲しています。
項目 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申し込み資格 | 18歳以上 |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円 |
ショッピング保険 | なし |
Delight JACCS CARDを2,000円利用するごとに、Delight POINTが20ポイント貯まります。
貯まったDelight POINTを「Jデポ」に交換すると、1ポイント=1円相当で、Delight JACCS CARDの利用代金から減算されます。
汎用性の高い現金系の方が、他社ポイント系への交換よりも目減りする傾向がある中で、Delight POINTは目減りすることなくしっかりと実質キャッシュバックしてくれるので、ポイントの使い道に困ることもありません。
Delight JACCS CARDには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯し、旅行代金をカードで支払わなくても保険が付帯します。
海外旅行傷害保険で最も利用頻度が高いのは傷害治療と疾病治療ですが、こちらも最高200円と、年会費無料のクレジットカードの中ではかなりの高額です。
医療費が高額になりがちな海外の医療機関では、とりあえず立て替える医療費だけでもかなりの高額になりますが、Delight JACCS CARDの海外旅行傷害保険は、保険会社が直接医療機関に支払いをする「キャッシュレス診療」を利用できるので安心です。
Delight JACCS CARDは、月間合計利用金額2,000円ごとにポイントが貯まります。
言い換えると、月間合計利用金額1,999円未満の端数に対しては、ポイントが付きません。
あまり頻繁にクレジットカードを使わない方にとっては、少しもったいない気がしてしまうかもしれません。
楽天カードは入会キャンペーンを頻繁に行っており、通常は5,000ポイントのところ8,000ポイントにアップするなど、お得にカードが作れるようになっています。
とはいえ、お得なだけでなく、楽天カード1枚でクレジットカード、タッチ決済、ポイントカード、楽天Edyの4機能が詰まっている大変便利なカードでもあります。
項目 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメックス |
申し込み資格 | 18歳以上 |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ETCカード | 年会費550円 |
家族カード | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:なし |
ショッピング保険 | なし |
クレジット利用だけでなく、タッチ決済でも1%のポイント還元があり、楽天Edyでは0.5%、楽天ポイントカードの提示で0.5%還元など、これ1枚でポイント獲得のチャンスがたくさんあります。
楽天の他のサービスとの相性も抜群で、楽天カードからチャージした楽天キャッシュを支払い元に設定した楽天ペイの利用で、1.5%還元です。
また、楽天サービスの利用状況に応じて楽天市場利用時のポイント還元率が上がる「SPU」(スーパーポイントアッププログラム)においては、楽天カードを使って楽天市場で買物をすると、ポイントが+2倍となります。
楽天カードは、Visa、Mastercard、JCB以外にもアメックスを選択可能ですが、ここまで国際ブランドの選択肢が多いクレジットカードは、他にありません。
また、一例となりますた以下のようにカードデザインが豊富なことでも有名です。
・お買いものパンダ
・東北楽天ゴールデンイーグルス
・ヴィッセル神戸
・FCバルセロナ
・ディズニー
・YOSHIKI
(※現在は取り扱いがないものが含まれている可能性があります。)
さらに、通常の楽天カードとほぼ同スペックで、女性にうれしいサービスがてんこ盛りの「楽天PINKカード」、ANAマイレージクラブの機能も搭載され、コースをポイントかマイルのいずれかから選べる「楽天ANAマイレージクラブカード」もあります。
楽天カードは、新規入会キャンペーンなどで多くの会員を獲得していますが、会員数が多いためか、コンタクトセンターへの電話はつながりにくい傾向にあります。
特に11時~13時の期間帯は非常につながりにくいので、このタイミングでの電話は避けた方がいいでしょう。
相談内容によっては、無料の自動音声ダイヤルやチャットサービス、メールも利用を検討してください。
JCB CARD Wは、本人または配偶者に継続安定収入のある18歳~39歳が申し込み可能です。
ステータスの高いJCB ORIGINAL SERIESでは珍しく、年会費が完全に無料のカードで、本カードだけでなく家族カードやETCカードの年会費もかかりません。
項目 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | JCB |
申し込み資格 | 本人または配偶者に継続安定収入のある18歳~39歳 |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:なし |
ショッピング保険 | 最高100万円(海外のみ) |
JCB CARD Wは、1,000円利用するごとにOki Dokiポイントが2ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=5円相当の価値があるため、ポイント還元率は1%です。
他のJCBカードを見てみると、ゴールドやプラチナといったステータスのさらに高いカードでさえ、年会費は0.5%に過ぎません。
JCBカードを日常使いするなら、JCB CARD Wが最も高還元となります。
JCBの優待店ともいうべき「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」を、JCB CARD Wで利用すると、以下のようにさらに高還元となります。
・Amazon.co.jp:2%
・セブンイレブン:1.5%
・スターバックス(カードへのオンライン入金・オートチャージ):5%
・オリックスレンタカー:3%
・洋服の青山:2.5%
・キッザニア東京:2.5%
特にAmazon.co.jpとJCB CARD Wとの相性はよく、JCB CARD W限定でAmazon.co.jpのキャンペーンを時折実施しています。
また、スターバックスカードへのチャージも、JCB CARD Wの利用がお得です。
JCB CARD Wは、本人または配偶者に継続安定収入のある18歳~39歳が申し込み可能となっているため、40歳になると申し込めません。
ただし、一度カードを作ってしまえば、40歳以降もずっと更新できます。
また、申し込み方法がインターネットのみで、電話や申し込み書では申し込めないカードなので注意が必要です。
エポスゴールドカードはいきなり申し込みをするのではなく、エポスカードを年間50万円以上利用すると届くインビテーションで申し込みを行ったほうが良いです。
理由は後述しますが、インビテーション経由での申し込みであれば年会費は無料で無駄がありません。
年会費無料のゴールドカードというのは珍しく、他にはイオンカードやセブンカードくらいしかなく、大変貴重です。
項目 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | Visa |
申し込み資格 | 20歳以上 |
年会費 | 5,000円(インビテーションで無料) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 海外:最高1,000万円 国内:なし |
ショッピング保険 | なし |
エポスゴールドカードには、選んだ3つのお店の還元率が1.5%になる「選べるポイントアップショップ」という仕組みがあります。
対象のお店は、以下のように多岐に渡り豊富です。
・マルイ
・ドン・キホーテ
・イオン
・マツモトキヨシ
・ローソン
・カインズ
・ヨドバシカメラ
・デニーズ
・スターバックス
・ユニクロ
・洋服の青山
・オートバックス
・Apple Store
・ETC利用
・エネオス
普段はあまりカードで買い物をしないという方でも、NHKやNTT東日本、国民年金保険料、日本生命などの一部の公共料金や通信料金など、公共性の高い料金の支払いでも1.5%還元になるのでお得です。
エポスゴールドカードを持っている方が家族を紹介すると、その家族もエポスゴールドカード(エポスファミリーゴールド)を無料で持つことができます。
通常の家族カードが、本会員と家族会員で1つの利用限度額を共有しているのに対して、エポスファミリーゴールドはカードごとに個別に利用限度額が設定され、利用明細も引き落とし口座も別です。
また、家族合計の年間利用金額に応じて、代表会員にファミリーボーナスポイントをプレゼントします。
エポスゴールドカードを直接申し込むこともできますが、年会費が5,000円かかってしまいます。
年会費をかけてでもエポスゴールドカードが欲しいというのであれば直接申し込みをしても良いですが、無駄に年会費をかける必要もないので、まずはエポスカードを発行してください。
その後、年間50万円を目安に利用すればインビテーションが届くので、そこから申し込みを行えば無駄な年会費を削減することができます。
ここまで、1枚である程度をカバーでき、しかもできるだけ低コストなクレジットカードを5枚紹介してきました。
しかし、「5枚の中から1枚を選べない」という方もいるでしょう。
どのカードも良い点、悪い点があるので当然ではありますが、迷ってしまっている方のために1枚の選び方を軽くまとめておきます。
全方位型でお得を選ぶなら、「リクルートカード」「Delight JACCS CARD」がおすすめです。
特にリクルートカードは、国内外ともに旅行傷害保険が利用付帯しており、ショッピング保険も付帯するなど、補償では他の追随を許しません。
「Delight JACCS CARD」はショッピング保険こそ付帯していませんが、海外旅行傷害保険は自動付帯ですし、これといったデメリットがありません。
一般カードから上位カードへのアップグレードも視野に入れているなら、「JCB CARD W」「楽天カード」を発行するといいでしょう。
JCB CARD Wなら、その上のゴールドやプラチナも狙えますし、楽天カードも「楽天ブラックカード」(プラチナ相当)があります。
エポスゴールドカードにはさらにその上に、実質年会費1万円の「エポスプラチナカード」が控えており、そちらを狙うのもありです。
複数のクレジットカードを持つとより隙がなくなりますが、複数のカードを使っているとポイントが分散されるだけでなく、利用履歴も分散されてしまいます。
また、クレジットカードの入会と解約を繰り返していると、入会キャンペーン目当てと判断され、信用情報に問題が生じて今後のクレジット審査に悪影響を及ぼしかねません。
そうならないためにも、なるべくなら多くのカードを作らず、できれば1枚に絞って集中して使うようにしたほうが良いのです。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。