以前にアイフルで借りていたけど今は解約をしているという人が、再びアイフルで借りるとなると再契約が必要になります。
再契約となるので再度申し込みも必要になり、アイフルでの審査も再度受けなければなりません。
状況によっては以前は利用ができていても今は不可となることもあるため、アイフルでの再契約を考えている場合には基本的な条件について知っておくと良いでしょう。
以前にアイフルで借りていたけど今は解約をしているという人が、再びアイフルで借りるとなると再契約が必要になります。
再契約となるので再度申し込みも必要になり、アイフルでの審査も再度受けなければなりません。
状況によっては以前は利用ができていても今は不可となることもあるため、アイフルでの再契約を考えている場合には基本的な条件について知っておくと良いでしょう。
以前にアイフルを利用していて再契約する場合でも、アイフルでは申し込みフォームからの手続きとなります。
アイフル公式サイトには「再度ご利用のお客様」のページがあり、「以前利用していたが解約した方」に対する案内も記載されていますが、新規申し込みフォームから手続きを進めるように書かれているだけです。
再契約であっても申し込みフォームが変わるわけではありません。
以前に利用をしていたならそのまま簡単な申し込みで借りられると考えてしまいがちですが、一度解約をしているとそうもいきません。
アイフルでの再契約となると初めて前回の利用時と同じようにフォームから申し込みを行い、審査を受け、契約を進める必要があります。
ここで問題になるのが、以前にアイフルで契約ができていたとしても、再契約の審査に落ちてしまう可能性があるという点です。
以前にアイフルを利用していたときは借り入れ状況に問題がなかったとしても、今は他社での借り入れが多い場合などは注意が必要です。
特に年収の3分の1までの借り入れに制限される総量規制は、超えてしまうとアイフルで再契約ができなくなってしまいます。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
総量規制について|日本貸金業協会
年収300万円の場合であれば、他社での借り入れが合計で100万円まで達していると総量規制に引っかかります。
ただし総量規制には銀行からの借り入れは含めないので、住宅ローンやマイカーローンなどは対象外となっています。
アイフルの審査基準は常に一定ではありません。
審査通過率となる新規成約率も変動しており、数年間分で見てみると以下のように変動しています。
対象期間 | 新規成約率 |
---|---|
2018年3月期 | 45.6% |
2019年3月期 | 45.3% |
2020年3月期 | 43.7% |
2021年3月期 | 40.1% |
2022年3月期 | 32.9% |
2023年3月期 | 31.9% |
※ 出典:アイフル月次データ
2018年と2023年を比べると、新規成約率は13.7%も低下しています。
アイフルで契約していたのが数年前という場合には、現在の審査基準では再契約できない可能性もあります。
以前に契約していたのが何十年も前の貸金業法が改正される前などの場合には、この差はさらに大きくなることになります。
例えば、今から20年以上前の2000年3月期の無担保ローン成約率は、今では考えられない75.6%(※)という非常に高い数字になっています。
※ 出典:アイフル月次データ
アイフルの利用履歴は信用情報機関や自社で記録されています。
アイフルはJICCとCICに加盟しており、過去の契約状況が一定期間にわたって記録されていることで、良好な履歴があれば有利になる可能性があります。
これは他社カードローンの履歴でも同じであるため、正しく利用している履歴があればアイフルで再契約できる可能性も高まります。
以前にアイフルで利用していたときに、しっかりと期日を守って返済をして解約をしているなら、それがマイナスになる可能性は低いです。
正常な利用履歴がマイナスになる理由がなく、信用情報に他社でのトラブルもないのであれば、現状次第で問題なく再契約できるようになります。
正常な利用履歴があるなら、それは再契約時の審査ではプラスになる可能性があると言えます。
信用情報機関は、それぞれで保有する情報の種類や期限が決められています。
例えばJICCであれば、申し込み者本人を特定するための氏名や生年月日、住所、電話番号、他は契約内容や返済、取引情報など様々です。
登録する信用情報には、氏名、生年月日等の本人を特定するための情報、ローンやクレジット等の契約内容、返済・支払状況、取引事実に関する情報があります。
信用情報の内容と登録期間|JICC
また、登録情報には、一定の登録期間を定めています。
決められた情報以外は保有をしていませんが、アイフル独自に保有をする顧客情報はこれに限りません。
何らかのアイフル独自の顧客情報を保有している場合があるので、それが再契約時には有利に作用することもあります。
信用情報機関とは異なり、アイフル独自で持つ情報は特に保有期限が決められているわけではありません。
信用情報機関では契約に関する情報は5年以内と決められているものの、アイフルではその期間を超えて顧客の情報を保有している可能性があります。
古い情報で信用情報には履歴がなくなっているとしても、アイフルの社内で情報が残っていれば再契約では考慮されることもあります。
以前にアイフルで契約できていても、再契約をしようとしたときに審査に落ちてしまうこともあります。
審査に落ちてしまったとしてもアイフルが理由を教えてくれることはありませんが、以下のような理由によって再契約審査に落ちてしまうことが考えられます。
それぞれの詳しい内容については次の通りです。
以前にアイフルを利用していたときに返済などでトラブルを起こしてしまい、強制的に解約になっていると再契約は難しくなることが多いです。
アイフルでは会員規約で強制解約などの情報も記録すると書かれており、この情報があると再契約のハードルが高くなってしまいます。
第2条 個人情報の利用目的について
アイフルカード会員規約|アイフル
③支払開始後の利用残高、月々の返済状況、債権回収、債務整理、保証履行、強制解約、破産申立、債権譲渡等の情報等、当事者との取引に関する情報。
強制解約になる理由は様々ですが、長期間にわたって返済に遅れてしまったり、契約内容に嘘が合ったりした場合に該当することがあります。
以前の契約時と比べて収入が減っている、不安定になっているなどの場合も、再契約の審査に落ちてしまう原因になりかねません。
収入が減っているだけならそれに応じた限度額で審査に通ることがありますが、収入が不安定になってしまっていると難しくなります。
転職をするなどして現在の勤務先での勤続年数が極端に短い場合も注意が必要です。
今月に転職したばかりなどの場合には、再契約の審査で不利になってしまうことがあります。
以前にアイフルで契約していたとしても、またアイフルで再契約するかそれとも他社で新規で借りるかは迷うところかもしれません。
アイフルの再契約でも申し込みが必要になるため、他社での新規借り入れでも手続きは大して変わりありません。
それなら他社の条件も見た上で比較して検討すべきで、アイフルで再契約するか他社で新規で借りるかは、それぞれの特徴を知った上で考えてみると良いでしょう。
アイフルと他社カードローンを比較して、どこで借りるのが希望内容に一致するかを見てみましょう。
とにかく早くに借りたい場合には、特に気にしておきたいのが審査時間や融資時間です。
カードローン | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|
アイフル | 最短20分 | 最短20分 |
プロミス | 最短3分 | 最短3分 |
アコム | 最短20分 | 最短20分 |
SMBCモビット | 10秒簡易審査 | 最短即日 |
※ 申し込み時間や審査結果によってはご希望に添えない場合があります。
審査時間や融資時間が早いカードローンをピックアップしています。
そこまで大きく変わるわけではありませんが、少しでも早くに借りたい場合にはプロミスが希望内容に一致することになります。
アイフルの再契約でも他社での新規借り入れでも、借りられるならどこでもいいからと何社も申し込みはしないようにしてください。
申し込みの履歴は半年間にわたって信用情報機関に記録されるため、何社も同時に申し込みをすると履歴が一気に積み重なります。
同時に何社も申し込みをしていると、「返済のことを考えていない」「返す気がない」と捉えられかねません。
審査結果にも悪影響を与えてしまう可能性があるので、アイフルの再契約か他社での借り入れか迷ったとしても、何社も一気に申し込みをするのは避けたほうが良いでしょう。
アイフルで再契約しようと申し込みをしたものの、審査に落ちてしまったという場合であれば他社申し込みは問題ありません。
その場合も申し込み先はなるべく1社に絞るようにしてください。
アイフルで再契約の審査に落ちてしまったとしても、そこから他社で新規で借りることは可能です。
アイフルの審査と他社での審査基準は異なるため、安定した収入があり、借り入れ状況等にも問題がなければ他社で審査に通ることもあります。
以前にアイフルを利用していたのが10年以上前という場合には、今現在のアイフルの利用条件とは大きく異なることになります。
審査や借り入れまでにかかる時間、実質年率や限度額も大きく異なるため、最新の利用条件はアイフル公式サイトでしっかりと確認するようにしてください。
審査の手続きも以前とは変わっている部分があるので、現在のアイフルの基本について知っておきましょう。
現在のアイフルの審査時間は最短20分です。
手続きに問題がなければ審査から契約までもすぐに終わるようになっているため、申し込み完了から借り入れまでも最短20分ほどで完結できます。
以前のように契約機に行く必要もなく、全ての手続きがWeb上で完結可能です。
貸金業法が改正されてグレーゾーン金利がなくなる前までは、アイフルは上限で29.0%ほどの実質年率で貸付を行っていました。
現在はグレーゾーン金利がなくなったことで実質年率3.0%~18.0%となっており、上限でも18.0%での契約となっています。
限度額が100万円以上の場合は金利の上限が下がり、実質年率15.0%までとなります。
これは法律で決められている金利となるため、アイフルでの限度額が大きくなると以前よりも低い金利で借りられることがあります。
利用者の皆さまの金利負担の軽減を図るため、法律が改正され2010年6月に上限金利が引き下げられました。お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%となっています。
上限金利について|日本貸金業協会
再契約する場合に在籍確認が気になる人もいるかもしれません。
在籍確認とは申し込み時に入力した勤務先に本当に勤めているか確認する審査で、以前は勤務先に直接電話をかけて確認を行っていました。
現在のアイフルでは、このような電話による手続きは行われないことが多くなっています。
勤務先の確認は申し込み内容や提出書類等で行うことが多く、原則として勤務先には直接電話をかけず、電話をかける場合でも本人の同意を得てからとしています。
アイフル公式発表のデータによれば、99%以上の利用者で電話による確認を実施していないとされています。
電話による確認は原則実施されなくなっていますが、勤務先の確認自体が行われないわけではないので、嘘をついて審査に通るわけではありません。
再契約をする前にアイフルの借り入れや返済の方法についても知っておきましょう。
契約後の利用はとにかく便利で、近くのコンビニなどでも素早く利用できます。
銀行振り込みも時間を気にせず利用できるため、以前の契約が何十年も前だった人にとっては少し驚くかもしれません。
アイフルは以下の方法で借り入れできます。
銀行振り込みはインターネットや電話(0120-109-437)で手続きできます。
インターネットでの振り込みなら対応する金融機関宛で原則24時間振り込み可能です。
コンビニや銀行の提携ATMでも借り入れ可能です。
以下の提携ATMが利用可能ですが、どの提携ATMでも利用時には1万円以下の借り入れで110円の手数料、1万円超の利用で220円の手数料がかかってしまいます。
アイフルの公式スマホアプリを使えば、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMならアイフルのカードがなくても利用可能です。
アイフルの返済は前回返済日から35日後が期日になる35日ごとか、毎月指定日の返済期日となる指定日返済が選択できます。
どちらの場合も返済方法は変わらず、以下の方法によって返済を行います。
インターネットバンキングを使うインターネット返済は、手数料無料で原則24時間返済可能です。
口座振替による返済も手数料無料ですが、事前に口座登録をしなければなりません。
銀行振り込みによる返済は、アイフルの返済用口座に直接振り込みを行います。
返済用口座は利用者ごとに異なるため、会員サービスやスマホアプリ等で必ず確認をしてください。
提携ATMは借り入れ時と同じくコンビニや銀行のATMが利用できます。
借り入れ方法であげた提携ATMと同じですが、福岡銀行ATMと熊本銀行ATMだけは借り入れのみの利用となってしまうため、返済時には利用できません。
スマホアプリも借り入れ時と同じです。
セブン銀行ATMとローソン銀行ATMならアイフルの公式スマホアプリがあれば、カードがなくてもATMで返済可能です。
1万円以下の返済で110円の手数料、1万円超の返済で220円の手数料がかかる点も違いはありません。
最後に、再契約後のアイフルを計画的に使うために返済金額をしっかりと知っておきましょう。
アイフルの返済金額は返済日や借り入れ直後残高によって以下のように変動します。
借り入れ残高 | 返済金額 | |
---|---|---|
約定日制 | 35日ごと | |
10万円 | 4,000円 | 5,000円 |
20万円 | 8,000円 | 9,000円 |
30万円 | 11,000円 | 13,000円 |
40万円 | 11,000円 | 13,000円 |
50万円 | 13,000円 | 15,000円 |
60万円 | 16,000円 | 18,000円 |
70万円 | 18,000円 | 21,000円 |
80万円 | 21,000円 | 24,000円 |
90万円 | 23,000円 | 27,000円 |
100万円 | 26,000円 | 30,000円 |
※ 100万円超借り入れ時の返済金額はアイフル公式サイトでご確認ください。
最後に借りたときの残高によって返済金額が決まります。
30万円を借りれば約定日制なら毎月の返済金額は11,000円となり、そのまま返済を進めて残高が8万円まで減ったとしても、その間に借り入れがなければ返済金額は11,000円のままです。
30万円から残高が8万円まで減った場合には、1万円少額を借りてそのまますぐに返せば借り入れ直後残高が9万円になるため、翌月以降の返済金額が4,000円(約定日制)となります。
4,000円の返済金額は最低金額のため、余裕があれば5,000円でもそれ以上でも返済できるので、返済に余裕を持ちたい場合には借り入れ直後残高を調整すると良いでしょう。
アイフルの返済は月々少しずつで進められますが、計画的に使わないと完済までに何年もかかってしまうことがあります。
返済が長期化すればそれだけ利息負担も増えてしまうので、なるべく早くに返し終えられるように計画的に利用するようにしてください。
2013年頃から様々なカードローン情報サイトを運営。総量規制前の高金利時代に複数カードローンの利用、返済滞納経験あり。借りていた経験から利用者側に立った情報が伝えられるように心がけています。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。