カードローンタイム

SMBCモビットは申し込み条件だけ見れば決して厳しいことはありません。

多くの方が申し込めるようになっており、手続きもパソコンやスマホから来店不要でWeb上で行えます。

最低限の申し込み条件を満たしているなら、SMBCモビットは多くの方が審査を受けることができるようになっています。

SMBCモビットの申し込みは以下の条件を満たす方が行えます。

1. 満20歳以上74歳以下
2. 安定した収入がある方
3. 日本国内に在住の方
4. 連絡が取れる方
5. 日本語でのやり取りができる方

SMBCモビットは他社に比べて、年齢の上限が広くなっているのが特徴です。
※ 参考：お申込いただける方｜SMBCモビット

他社カードローンでは65歳や69歳までとなっているところがあるのに対して、SMBCモビットは74歳まで利用可能です。

毎月の給与所得があれば安定した収入となり、申し込みに関しては年収の大小が問われることもありません。

SMBCモビットと他社カードローンの申し込み条件を比べると以下のようになります。

プロミスを除き、SMBCモビットの満20歳からの申し込みは他社と変わりはありません。

上限年齢はプロミスと同じく満74歳以下となっており、他のカードローンと比べても年齢条件が狭くなっているわけではありません。

SMBCモビットの申し込み条件は特に厳しくなく、フォームも分かりやすいことで、申し込み自体はしやすくなっている特徴があります。

ただ、SMBCモビットでは申し込み内容によっては審査に通らないことも多くなります。

申し込みができても審査に通らないと意味がないので、次項のSMBCモビットの審査基準も見ておくようにしてください。

申し込みだけならSMBCモビットの条件は厳しくありませんが、審査は比較的厳しい傾向にあります。

他の大手消費者金融と比べて利用者の傾向が異なるためで、年収や年齢によっては審査に通らないことも多くなります。

申し込みに年収の額は問われませんが、審査通過となると年収がある程度は必要になってしまうこともあるので、よく確認をしておきましょう。

消費者金融は利用者の年収が200万円前後となっていることが多く、最も多い層でも年収300万円台（※）とそこまで高い年収は求められません。
※ 出典：決算補足資料｜SMBCコンシューマーファイナンス株式会社（PDF）

しかし、SMBCモビットの場合には年収500万円以上があると良いと言われるなど、他の消費者金融に比べると比較的高い年収が求められる傾向にあります。

年収に自信がない方はSMBCモビットではなく、プロミスやアイフル、アコムなどの他消費者金融を考えたほうが借り入れができる可能性が高まるかもしれません。

消費者金融の利用者の中心は若い世代で、アイフルが公表しているデータによれば全体の半数近くは20代となっています。
※ 出典：こんなお客様にご利用いただいています｜アイフル

他の消費者金融も同様の傾向にありますが、SMBCモビットに関しては若い世代よりも、ある程度は上の世代が中心になっています。

利用可能年齢の上限が広いことからも、SMBCモビットは40代以上の利用者が多い傾向にあります。

他の消費者金融と比べたときに、審査に通りにくいかと言えばいくらか通りにくい、厳しいと言えます。

ただ、審査が厳しいというよりは顧客層が異なるためで、SMBCモビットはどちらかと言えば銀行カードローンに近い傾向があります。

SMBCモビットの審査を消費者金融ではなく、銀行のカードローンと比べれば特別に厳しいということはありません。

ある程度の水準で安定した収入を得ている方なら、希望通りの審査通過も可能です。

SMBCモビットは審査通過率は公表していないため、他社のように審査通過率を知ることはできません。

ただ、似たような傾向にある他社カードローンを参考にすることはできるため、それを基にしてSMBCモビットと他社カードローンの審査通過率を比較してみます。

審査通過率については、それぞれ出典として記載している各社公式サイトの公表データから引用しています。

まずは、SMBCモビット以外の公表されている審査通過率を見ていきます。

各社では成約率や新規貸付率といった記載になっていますが、ここでは全て審査通過率として記載しています。

もっと高いのがプロミスで、最も低いのがレイクです。

プロミスとレイクでは14％ほども差があり、プロミスのほうが審査に通りやすいイメージがありますが、これは利用者層の違いが関係しています。

この利用者層の違いは、SMBCモビットの審査通過率を推測する上でも重要です。

SMBCモビットの審査通過率は公表されていないので正確な数値は分かりませんが、レイクはSMBCモビットの審査通過率を考える上で参考になります。

レイクは年齢別残高構成比で見ると50代が最も多く、次に多いのは40代、60代と続いており、SMBCモビットの利用者層に一致します。

レイクを参考にしつつ、SMBCモビットは審査が厳しいと言われる分を含めるなら、SMBCモビットの審査通過率は25％前後（※）と考えることができます。
※注 レイクを参考にした当サイトの推測値です。

SMBCモビットはSMBCグループとなり、プロミスのサービスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社と母体は同じです。

同じグループだからと、プロミスとSMBCモビットの審査通過率も同じと書いているところもありますが、傾向からしてもそのようなことはありません。

利用者の傾向が違うことで、審査通過率にもどうしても違いが出てきます。

同じと考えてしまうと思わぬ審査落ちに繋がることになるので、申し込みは慎重に行ったほうが良いでしょう。

審査が厳しい傾向にあるSMBCモビットの審査は、以下に該当してしまうと通るのが難しくなります。

• 収入が多くなく不安定
• 他社の借り入れが多い
• 在籍確認が取りにくい職種や雇用形態

これらの該当するからといって、絶対にSMBCモビットの審査に通らないわけではありません。

状況によっては通りにくくなってしまうので、申し込み前によく確認をしておくと良いでしょう。

学生のアルバイトの方などで、年収100万円前後で今後も収入が継続するか分からない場合には、SMBCモビットでは審査通過が厳しくなる傾向にあります。

また、就職や転職したてなどの方も、今後も収入が安定するかが分からないため、審査に通るのが難しくなることが多いです。

特に若い世代のアルバイトの方などは、収入面でSMBCモビットの審査では不利になりやすいです。

年収の3分の1までの借り入れになる総量規制に達していないとしても、他社での借り入れ件数や総額が多すぎるとSMBCモビットの審査通過は難しくなります。

何件や総額いくらまでといった基準はありませんが、理想は他社借り入れがあっても1件程度であることが望ましいです。

ただ、SMBCモビットは借り換えやおまとめとしても利用ができるため、おまとめ利用などであれば他社借り入れがあっても審査に通ることは可能です。

その場合には今現在の返済が正常に行えている必要があるので、正しく返済ができている方はおまとめ利用を考えてみても良いでしょう。

派遣社員の方は在籍確認が取りにくいことで、SMBCモビットの審査に通るのが難しくなる傾向にあります。

派遣社員の方は派遣先ではなく派遣元や登録元を勤務先として申し込みを行いますが、派遣会社によっては個人情報保護の点で在籍確認には応じないことも少なくありません。

その他、職種によって在籍確認が取りづらい場合や、勤務実態が掴みにくい場合もSMBCモビットの審査では不利になることが多いです。

以下に該当してしまう人は、SMBCモビットの審査に通るのが難しいどころか、現状では審査に通ることができません。

• 収入や借り入れに問題がある人
• 他社の返済に遅れている人
• 信用情報に問題がある人

いずれか一つでも引っかかってしまうと、SMBCモビットの審査に通ることはありません。

無駄な申し込みとしないためにも、各内容についてしっかりと見てから申し込みを考えるようにしてください。

無職や休職中、自身では収入を持たない専業主婦では、SMBCモビットの審査に通りません。

収入があるとしてもそれを証明できない人も、SMBCモビットの審査に通ることはできないと考えておきましょう。

また、年収の3分の1を超えて消費者金融やクレジットカードのキャッシングで借りていると、総量規制によってSMBCモビットの審査に通ることはできなくなってしまいます。

カードローンやクレジットカードの支払日を過ぎて未入金となっている状態では、SMBCモビットの審査に通ることはありません。

申し込み時点での返済遅れは大手のSMBCモビットだけでなく、中小金融であっても審査通過は不可としています。

スマートフォンの本体代金を分割で購入していて、その分を含む毎月の携帯電話料金の支払いが遅れていても、SMBCモビットの審査に通らない理由になります。

スマートフォンの分割は割賦契約となり、クレジットカードでショッピングをしたのと同じような扱いであるため、分割の残高が残っている場合には注意が必要です。

過去に長期の返済遅れをしてしまったり、任意整理や自己破産等の債務整理をしている方は、5年や10年にわたって残る情報があるうちはSMBCモビットの審査に通りません。

例えば、長期の延滞や任意整理を行った場合には「異動」とされる情報が記録されますが、この情報はその債務を完済してから最長5年は残ります。
※ 参考：CICが保有する信用情報｜信用情報とは｜指定信用情報機関のCIC

長期の延滞でなくても、直近で何度も返済に遅れていたりする場合も、審査が厳しくなるSMBCモビットでは審査に通らない理由になります。

毎月の返済状況も信用情報機関には直近2年間分が記録されているので、繰り返し返済に遅れてしまったことがある方は申し込みを控えたほうが良いでしょう。

SMBCモビットの審査は最短15分で結果が分かるので、通るか不安な方も通常はそこまで長い時間を待つ必要はありません。

もし審査に通らなかったとしても、最短15分で結果が分かれば他の借り入れ先を考える時間にも余裕が持てます。

SMBCモビットは簡易審査結果の表示もあり、他社よりも早い段階で借り入れ可能かが確認できるので、審査が不安で早くに結果が知りたい方にも適しています。

SMBCモビット申し込みフォームの入力を進めていくと、本審査の前に簡易審査結果が確認できます。

簡易審査結果がOKであれば本審査に進むことができ、他社のカードローンと比べて少ない入力項目で本審査に進めるかどうかの判断が可能です。

最終的に入力する項目や内容はSMBCモビットも他社カードローンも大きく変わりませんが、まずは少ない入力項目で簡易審査結果が確認できるのはSMBCモビットの良い点です。

また、簡易審査結果はいわゆる借り入れ診断とは異なるため、借りられるかどうかの目安としても有用です。

簡易審査後の本審査は最短15分回答となり、平日だけでなく土日でも対応しています。

大型連休や年末年始などは休業や短縮営業となることがありますが、それ以外は基本的に9時から21時までは審査回答時間となっています。

借り入れも平日だけでなく土日も対応しているので、週末にお金が必要になったときでも安心です。

SMBCモビットの審査時間を長引かせないためには、申し込み時に以下の点に注意をしておきましょう。

1. 正しい内容で申し込みをする
2. 必要書類を準備しておく
3. 必要最低限の金額で申し込みをする

申し込み内容に不備やミスがあると確認のために時間がかかり、審査時間も長くなることがあります。

嘘やごまかしは審査時間がかかるだけでなく、審査落ちの原因にもなるので厳禁です。

必要書類の免許証などの本人確認書類や、収入証明書類も予め準備をしておくと申し込みがスムーズに進められます。

また、申し込みの際に入力する借り入れ希望額は、あまり大きくせずに必要最低限としたほうが良いでしょう。

SMBCモビットは契約後に限度額の増額ができます。

まずは必要最低限の金額で申し込みをして契約をして、足りないと感じれば契約後に増額申請をしたほうが良いのです。