カードローンタイム

SMBCモビットの返済は毎月1回、決められた返済期日までに入金を行うことになります。

ボーナス月まで返済を待ってもらうことはできないので、返済日や返済方法、返済金額は借りる前にしっかりと確認しなければなりません。

SMBCモビットの返済の基本や、残高ごとによって変わる返済金額について見ていきます。

SMBCモビットの返済日は5日、15日、25日、末日から選択します。

この中から給料日後などに合わせて返済日を選び、毎月のその日までに返済金額を入金して返済を行うことになります。

返済日は契約後でも変更できます。

25日を選んだけどやっぱり月末が良いという場合には、無理のあるスケジュールで返済を続けるのではなく、返済日を変更して余裕のある返済を心がけてください。

SMBCモビットの返済は以下の方法で行えます。

• インターネット
• 提携ATM
• 口座振替
• 銀行振り込み
• スマホアプリ

インターネットバンキングを使う返済なら、24時間いつでも手数料無料ですぐに返済できます。

提携ATM返済はコンビニや銀行の対応するATMで返済できますが、返済金額が1万円以下で110円の手数料、返済金額が1万円超で220円の手数料がかかるので注意が必要です。

口座振替は事前に口座を登録しておくことで、返済期日に口座から自動的に返済金額が引き落とされます。

もちろん手数料は無料です。

SMBCモビットの返済用口座に直接振り込みで返済を行うことも可能で、端数を含めた全額の返済時に便利ですが振り込み手数料は利用者側が負担しなければなりません。

SMBCモビットの公式スマホアプリを使えば、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMではカードがなくても返済可能です。

手数料はカードを使う場合と同じ金額がかかるので、手数料負担には気を付けておきましょう。

借り入れ残高ごとに決められた返済金額を、毎月1回の返済日に上記のいずれかの返済方法で入金します。

SMBCモビットの毎月の返済金額は最後に借りたときの残高によって変動し、残高に応じた返済金額を最低金額として入金することになります。

5万円を借りて返済日を迎えた場合は、その月の返済金額は2,000円となります。

5万円を借りて追加で5万円を借りて返済日を迎えた場合は、合計で最後に借りた残高が10万円となるため返済金額は4,000円となります。

SMBCモビットにはボーナス払いの契約はありませんが、ボーナス払いの基本について知っておくとSMBCモビットでも似たような使い方ができることが分かります。

そもそもボーナス払いとは何なのか、SMBCモビットの返済とはどう違うのかなど、基本的な部分を知っておくと役立つこともあります。

ボーナス払いにはボーナス月だけに返済する方法とボーナス月に返済金額を増やす方法があるので、それぞれの違いについても見ていきます。

ボーナス月だけに支払うボーナス払いはクレジットカードでよく見られます。

三井住友カードの場合には夏と冬のボーナス払いで以下のような支払い月設定になっています。

1月にカードを使った場合でも、ボーナス払いを利用すれば2月から返済をするわけではありません。

1月利用分は6月～8月までの選択した月に支払うため、ボーナスが入ってからの支払いでカードを使いたいときに役立ちます。

毎月の支払いや返済をしながら、ボーナス月だけは金額を増やす方法もあります。

住宅ローンやマイカーローンなどの大型のローンで多く見られる方法で、イメージとしては以下のような流れで返済をしていきます。

毎月の返済を無理なく行いつつ、ボーナス月にはまとめて多く返済して返済期間を短縮していきます。

住宅ローンなどの大型のローンは毎月の返済だけでは返済期間が長くなりすぎるため、ボーナス払いを併用することもあります。

SMBCモビットにはボーナス払いの設定はありませんが、ボーナス月に返済金額を増やす使い方ならできます。

SMBCモビットの返済金額は自由に増やせるので、ボーナス月に返済金額を増やせばボーナス払いに似たような使い方になります。

詳しくは次項で説明しますが、これをうまく使うことでボーナス払いよりも自由度の高い返済ができるようにもなります。

契約としてはボーナス払いはないSMBCモビットですが、返済の仕方を工夫すればボーナス払いのように使うことができます。

ここで重要になるのが返済金額の増額です。

ボーナス月や他のお金がある月の返済金額を増やすことで、ボーナス払いのように使うことができるようになるのです。

最終借り入れ残高が30万円の場合のSMBCモビットの返済金額は11,000円ですが、この金額以上なら15,000円でも20,000円でも返済可能です。

返済金額を増やすときには事前の連絡や手続きは不要で、増やした金額を入金すれば自動的に増額返済として処理されます。

返済金額を増やす場合にはインターネット返済や提携ATMでの返済、銀行振り込みでの返済が便利です。

繰り上げ返済手数料はかからなくても通常の返済と同じ手数料はかかるので、余計な手数料をかけずに返済するならインターネット返済を利用してください。

あまりおすすめはできませんが、SMBCモビットの返済をボーナス月だけ行うような方法もあります。

この方法を使うためには以下の条件を全て満たす必要があります。

• 実際に借りる金額より限度額が大きい
• ボーナス月まで追加で借りない
• 当初の計画以上にお金を使わない

具体的な方法としては、ボーナス月までの毎月の返済金額をSMBCモビットの借り入れでカバーして、ボーナス月に一括で返済して返し切るという流れです。

例えば20万円を借りてボーナス月まで3か月間ほど返済を待ってもらって一括で返したい場合なら、SMBCモビットで25万円以上の限度額で契約できれば似たような使い方ができることになります。

1. SMBCモビットで20万円を借りる
2. 毎月の返済金額の8,000円は返済日前にSMBCモビットで借りる
3. 翌月以降も同じことを繰り返す
4. ボーナス月に残高と利息を一括で返済する

4月に20万円を借りて7月に一括で返したい場合であれば、5月からの返済スタートなら5月の返済期日までに追加で8,000円を借りて返済、6月も期日前に借りて返済、7月に一括で返済ということになります。

SMBCモビットは限度額内であれば繰り返し何度でも借りられるので、この方法であればボーナス月まで自分のお金を出さずに延ばすこともできます。

上記のボーナス月までの返済をSMBCモビットの借り入れでカバーする方法は、実際には少しリスクがあります。

何らかの事情によって追加でSMBCモビットから借りられなくなると、ボーナス月の前から自分のお金で返済しなければならなくなります。

また、返済用に残しておいた限度額も、枠があるからとついつい借りてしまうと結局は毎月の返済は自分のお金から出さなければいけなくなります。

ボーナス月まで残高が減らず利息も多くかかってしまうということもあるので、こういった使い方は実際にはあまりおすすめできません。

ボーナス払いは返済期間を短縮できるメリットがありますが、良い点ばかりではなくデメリットもあります。

メリットで最も大きいのは、ボーナス月以外の返済に余裕が持てるという点です。

そのメリットがある反面で、ボーナス払いには様々なデメリットや注意点があります。

SMBCモビットにはボーナス払いはないのでデメリットは気にする内容ではありませんが、他のローンでボーナス払いを使うことを考えている場合には注意が必要です。

ボーナス払いのデメリットは、ボーナスが予定通り出なかった場合に返済計画が崩れてしまう点です。

将来のことは誰にも分からないので、不況やコロナのようなことが起こるとボーナスがカットされる、支給されないなどが起こることがあります。

ボーナスが出ないとボーナス月に一括で支払うことも、ボーナス払いで増えている返済金額も支払うことができなくなるかもしれません。

払えないままだとカードの強制解約や物件の差し押さえなどになることもあるので、ボーナス払いで契約する際にはよく考える必要があります。

ボーナスが出ないと支払いや返済ができないという契約は危険です。

多額のボーナス払いを駆使しないと返済期間が長くなりすぎてしまい、審査が下りないというローンを組もうとしているのであれば、その契約自体を一度見直すべきかもしれません。

また、ボーナスがカットされそうと感じたり、ボーナスが減りそうな場合には、早めにカード会社やローン会社、銀行等の借り入れ先に連絡して返済方法を変更してもらうようにしましょう。

クレジットカードの場合は期日の数週間前に支払い内容が確定してしまうことがあるので、早めに連絡して対処する必要があります。

ボーナス払いで契約ができないSMBCモビットなら、ボーナス払いのデメリットを気にする必要はありません。

ボーナス月やその他のお金がある月には自由に多めに返済できることで、ボーナス払いのメリットだけを生かすことも可能です。

ボーナス払いがないと返済が長期化してしまうのではないかと感じるかもしれませんが、返済の進め方次第で返済期間を短くすることもできます。

返済の自由度が高いSMBCモビットなら、ボーナス払いの契約はなくても効率的に返済できるようになっているのです。