楽天グループには、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードという3種類のクレジットカードが存在します。
名称を見て何となく一般、ゴールド、プレミアムの順に良いカードというのは分かっても、実際には何が違うのかというのは分かりにくいものです。
楽天カードを作りたいとしてもどれにするか迷ってしまうものなので、それぞれの違いを知った上で、自分に合う楽天カードを選ぶようにしてください。
楽天グループには、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードという3種類のクレジットカードが存在します。
名称を見て何となく一般、ゴールド、プレミアムの順に良いカードというのは分かっても、実際には何が違うのかというのは分かりにくいものです。
楽天カードを作りたいとしてもどれにするか迷ってしまうものなので、それぞれの違いを知った上で、自分に合う楽天カードを選ぶようにしてください。
楽天カードで発生する年会費は、本カードの年会費、家族カードの年会費、そしてETCカードの年会費です。
それぞれの年会費は以下の表の通りとなっています。
カード | 一般 | ゴールド | プレミアム |
---|---|---|---|
本カード | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
家族カード | 無料 | 550円 | 550円 |
ETCカード | 550円 | 無料 | 無料 |
楽天カードは非常に低コストで持てるカードで、本カードはもちろん、家族カードも5枚まで年会費がかかりません。
ただし、ETCカードのみ無料ではなく、550円の年会費がかかります。
ETCカードの年会費を無料にするためには、ETCカード申し込み時の楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンド・プラチナのいずれかでなければなりません。
年会費2,200円の楽天ゴールドカードも、ゴールドカードの中では比較的低コストで持てるカードです。
しかも、楽天ゴールドカードの本カードは、20歳以上の継続する安定した収入が求められるのに対して、家族カードは「生計を同一にする配偶者・親・子供(18歳以上)」と、楽天カードの家族カードと条件が変わりません。
家族カードを発行したい人にとっては、有力な選択肢になります。
年会費11,000円の楽天プレミアムカードは、家族カードの発行条件が楽天カードと同一、しかも年会費は550円と非常にお得です。
加えて、この3枚の中で楽天プレミアムカードのみが、付帯カードとして「楽天ビジネスカード」を発行できます。
また、通常は本カード1枚につきETCカードは1枚しか発行できませんが、楽天ビジネスカードは本カード1枚で複数枚のETCカードを発行可能です(2枚目以降は年会費550円がかかります)。
楽天カードは、クレジットカードの中でもバリエーションが豊富なことで知られています。
「バリエーション」というのは、カードデザインはもちろん、同ランクでのカードの機能の違い、そして搭載可能な国際ブランド、といったところです。
楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードでは、以下のように違いがあります。
楽天カードに搭載可能な国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、アメックスの4種類と、クレジットカードの中では最高クラスの豊富さを誇り、利用者は好きなカードを持て、2枚持ちもできます。
また、楽天カードは、以下のように様々なカードデザインが用意されています。
・ノーマル
・お買いものパンダ
・ディズニー
・東北楽天ゴールデンイーグルス
・ヴィッセル神戸
・FCバルセロナ
・YOSHIKI
(現在は取り扱いがないものが含まれている可能性があります)
さらに、楽天カードはANAやアルペン、みちのく銀行と提携したカードも発行しており、楽天PINKカードは特に女性におすすめです。
楽天ゴールドカードにVisa、Mastercard、JCBの3種類で、アメックスを選択することはできません。
また、カードデザインも1種類のみで、機能違いのカードというものも存在しません。
バリエーションには乏しいものの、必要最低限の機能はきっちりと備わっています。
楽天プレミアムカードに搭載可能な国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、アメックスの4種類と、楽天カードと変わりありません。
デザインカードは存在しませんが、楽天プレミアムカードのみ「楽天ビジネスカード」を年会費2,200円で付帯させられます。
楽天ビジネスカードの国際ブランドはVisaのみ、法人口座を設定することで、楽天プレミアムカードをプライベート用、楽天ビジネスカードをビジネス用など、使い分けも可能ですし、万が一のサブカードとしての活用も可能です。
楽天市場には、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というプログラムがあります。
楽天の様々なサービスを利用するとポイントの倍率がアップし、最大15.5倍になるというものです。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の中には、楽天カードが関係する条件もいくつかあります。
楽天カードを楽天市場で利用すると、楽天ポイントが+2倍となります。
+2倍のうち+1倍分は楽天カードの通常利用分で、月間ポイント還元上限はありません(還元ポイントは通常ポイント)。
もう+1倍分は、月間ポイント還元上限が5,000ポイントに設定されており、還元の翌月がポイントの有効期限となります。
SPUにおいて以前は、楽天ゴールドカードは楽天プレミアムと同じ条件だったのですが、改悪によって楽天カードと同じ条件に格下げされました。
楽天カードと同じように、楽天市場での利用で+2倍となるほか、楽天銀行や楽天の保険と絡めても、SPUの対象となります。
それぞれの条件は以下の通りです。
・楽天カードの引き落とし口座に楽天銀行を設定:+1倍
(1回の引き落としにつき上限は15,000ポイント)
・楽天の保険支払いを楽天カードに設定:+1倍
(上限は月5,000ポイント)
楽天プレミアムカードの場合、楽天市場での利用金額を楽天カードまたは楽天ゴールドカードで支払いをすると、+2倍も適用されます。
それに加えて、楽天市場での利用金額を楽天プレミアムカードで支払うと、さらに+2倍されて合計+4倍です。
ただし、還元上限は+3倍分で15,000ポイントとなります。
海外旅行先での病気やけが、トラブルに対して補償をしてくれるのが、海外旅行傷害保険です。
クレジットカードの補償は、死亡・後遺障害以外は複数のクレジットカードの補償を合算できます。
ちなみに、楽天カードは以前キャッシュレス診療(手持ちの現金がなくても、保険会社が現地医療機関にお金を支払ってくれるサービス)に対応していましたが、廃止されてしまいました。
それぞれの補償内容は以下の通りとなります。
補償内容 | 一般 | ゴールド | プレミアム |
---|---|---|---|
死亡・ 後遺障害 |
2,000万円 | 2,000万円 | 5,000万円 |
傷害治療 | 200万円 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療 | 200万円 | 200万円 | 300万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 50万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
楽天カードの海外旅行傷害保険は、全ての補償が利用付帯(当該カードで旅行代金を支払った場合のみ付帯)です。
別のカードの話となりますが、横浜インビテーションカードなど、自動付帯(当該カードで旅行代金を支払わなくても付帯)の年会費無料カードと比べれば、確かに見劣りはします。
しかし、コロナ禍による旅行需要の減少のため、海外旅行傷害保険を改悪するクレカがある中で、利用付帯ながらも補償を維持してくれるのは、平均以上といえるかもしれません。
こと海外旅行傷害保険だけを見ると、楽天カードと楽天ゴールドカードは変わりがありません。
補償金額はもちろん、付帯条件も利用付帯と同一条件です。
海外旅行傷害保険に関してだけを見れば、楽天ゴールドカードは年会費に見合った価値があるとは言えないでしょう。
楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険は、ほとんどの補償項目が全額自動付帯となっています。
ただし、死亡・後遺障害は5,000万円のうち自動付帯分は4,000万円、携行品損害は50万円のうち自動付帯分は20万円のみ、残りの補償は利用付帯です。
年会費1万円程度の他のクレジットカードと比較しても、劣っているわけではありませんが特別に優れているわけでもありません。
海外旅行においてクレジットカードが欠かせないのは、日本よりもクレジットカードを使える場所が多いからだけではありません。
クレジットカードを持っていると、優待や割引を受けることができるからです。
ただしその内容は、以下のようにカードのランクによって異なります。
内容 | 一般 | ゴールド | プレミアム |
---|---|---|---|
空港ラウンジ | × | △ | ○ |
プライオリティ・パス | × | × | ○ |
手荷物宅配 | × | × | ○ |
レンタカー割引 | × | × | ○ |
カードラウンジ | ○ | ○ | ○(専用) |
○:あり、△:一部あり、×:なし
楽天カードで唯一利用できる海外優待関連サービスが、「楽天カード ハワイラウンジ」です。
ワイキキにある「T ギャラリア ハワイ by DFS 」2階のラウンジでは、以下のようなサービスを利用できます。
・カードの紛失・盗難時の相談
・ドリンクサービス
・無料Wi-Fiを利用可能
・傘のレンタル
・キッズスペース
・ベビーカーの貸し出し
緊急時のサポートはもちろん、かゆいところにまで手が届くサービスもあります。
楽天ゴールドカードは、楽天カード ハワイラウンジに加えて、国内主要空港のラウンジ、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国・仁川国際空港のラウンジを利用可能です。
ただし、無制限に無料というわけではなく、年2回までとなっており、3回目以降は1回につき1人あたり1,100円がかかります。
楽天カードと同様に、JCBブランドを持っていれば、海外主要都市にある「JCBラウンジ」も利用可能です。
楽天プレミアムカード最大の特徴は、世界中のラウンジを利用可能な「プライオリティ・パス」でしょう。
通常は年会費429ドル(47,000円相当)もかかるプライオリティ・パスですが、楽天プレミアムカードを持っていれば無料で登録することができます。
家族カードにはプライオリティ・パスの無料発行はなく、同伴者がラウンジを利用するには3,300円がかかりますが、年1回程度の利用であれば、合計支出が14,000円程度にしかならないのでお得かもしれません。
ここまで、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードを、様々な観点から比較しました。
色々な観点から比較しすぎて、かえってどれを選べばいいのか分からない、そんな方もいるのではないでしょうか。
そこで、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードを選ぶポイントを紹介まとめます。
コストを重視するならば、楽天カードがおすすめです。
ETCカードを除けば維持コストが一切かかりませんし、2枚持ちしても年会費がかかりません。
それでいて還元率1%は立派ですし、楽天PINKカードや、アルペンカードなど付帯機能の付いたカードも選択できます。
パフォーマンスを重視するならば、楽天プレミアムカードがいいでしょう。
SPUでは楽天カードと比較して+2倍ポイントがアップします。
そして何より、海外旅行傷害保険やショッピング保険、プライオリティ・パスなど、年会費11,000円のコスト以上のパフォーマンスが大きなメリットです。
楽天市場で楽天カードを利用すると3%、楽天プレミアムカードを利用すると5%が還元されます。
年間どれくらい利用すれば楽天プレミアムカードの年会費をペイした上でお得になるかというと、年間55万円です。
もちろん、楽天市場以外での利用においても、楽天プレミアムカードはお得がいっぱいですので、そこに価値を見いだせれば楽天プレミアムカードにしても良いかもしれません。
色々と違いをあげても、最終的には自分自身がどのように使うかによって選ぶべきカードが変わります。
通常のショッピングや支払いに使うだけなら一般カードで何も不自由はしませんし、海外旅行によく行くという方であればプレミアムカードが優れていることにもなります。
ただ、中間の楽天ゴールドカードは何とも言えない部分もあるので、楽天ゴールドカードを作るかどうかで迷っている方は、迷うぐらいならコストパフォーマンスに優れる一般カードでも良いのではないでしょうか。
※ 在籍確認の電話等で質問や要望がある方は、申込後すぐにコールセンターに電話にて連絡を入れてください。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短3分 | 最短3分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短3分 |
融資時間 | 最短3分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 申込完了後
※ 審査の結果によってはご希望に沿えない場合があります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短15分 | 最短15分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短15分 |
融資時間 | 最短15分 |
収入証明 | - |
※ 10秒簡易審査後、続けて本審査まで進めておくと手続きがスムーズになります。
※ 申し込み内容によっては電話連絡が入ることがあります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短18分 |
融資時間 | 最短18分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 対応コンビニ |
---|---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短20分 | 最短20分 |
7 ELEVEN
LAWSON
Family Mart
MINI STOP
|
実質年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 最大800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
融資時間 | 最短20分 |
収入証明 | 50万円まで不要 |
※ 電話での確認は行わずに書面や申告内容で確認を実施します。